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生協の食材宅配【生活クラブ】
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輸入飼料が高騰してるって聞くけど畜産用の飼料って、国産にできないの?




ニュースなどでも最近よく見る、輸入飼料の高騰。日本では、牛や豚にあたえる飼料の多くを輸入しています。生活クラブでは、飼料の国産化をめざしてさまざまな取組みをすすめています。その理由を一緒に考えてみましょう。

お肉を生産し続けるために欠かせない「飼料」

豚・鶏・牛を育てるには多くの飼料が必要ですが、日本の飼料自給率はたった25%しかありません。飼料となる穀物などの多くは、海外から輸入されたものです。海外で生産される飼料用のトウモロコシや大豆はほとんどが遺伝子組み換え作物。さらに、収穫後に散布される農薬の問題なども指摘されています。国内で安定してお肉を生産し続けるためには、実は飼料の確保が重要なポイントです。

※ TDN(可消化養分総量:飼料中に含まれる家畜によって消化吸収される養分量の合計)換算(令和3年度 農林水産省「食糧需給表(食料自給率の推移)」より作成)

生活クラブでは国産の飼料をあたえています

生活クラブでは、国内自給力アップと持続的なお肉の生産をめざし、豚・鶏・牛の飼料に国産原料を使用しています。飼料の国産化に向けた先駆的な取組みが、飼料用米プロジェクトです。
1996年から、提携生産者の(株)平田牧場やJA庄内みどり・遊佐町共同開発米部会とともにすすめてきました。豚に飼料用米をあたえることで、輸入100%だった飼料の一部を国産化、国内自給力アップのモデルケースになっています。輸入せざるを得ない分は、遺伝子組み換えの混入を防ぐため分別され、収穫後に農薬散布されていないトウモロコシや大豆かすを確保しています。
■生活クラブの畜産飼料自給率の推移

※生活クラブの提携生産者のデータ
※自給率は重量ベース


地域の休耕田の活用にもつながる飼料用米の栽培

お肉を食べ続けるためには飼料の国産比率アップが必要です


海外の飼料を取り巻く状況は、今後も不安定と予測されます。毎日食べるお肉を安定して生産し続けるためには、できる限り国内で飼料を賄うことが欠かせません。生活クラブでは飼料用米だけでなく、国産のトウモロコシを飼料に使い、国産比率アップに向けて提携生産者と取り組んでいます。国産の飼料を食べて育った豚・鶏・牛のお肉を食べることは、こうしたチャレンジを続けるためにも欠かせない大きな力です
<国産のトウモロコシを使用する生産者>
・北海道チクレン農業協同組合連合会(肉牛)
・(農)会田共同養鶏組合(採卵鶏)
・(株)美濃愛農産直(採卵鶏)
・栃木県開拓農業協同組合
( 日本の米育ち三元豚、栃木開拓牛、ほうきね牛)

食料生産の基盤ともなる飼料の国内自給を追求します
生活クラブでは提携生産者と協力し、飼料の国内自給力の向上をめざしています。
飼料を国内で賄うことは、畜産と農産の生産者間での連携や資源の循環を生みだし、日本の農業そのものを守ることにつながります。

 

★生活クラブ食べるカタログ 2023年2月2回(06週)より転載しました。
 
【2023年1月23日掲載】

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