本文へジャンプする。
本ウェブサイトを利用するには、JavaScriptおよびスタイルシートを有効にする必要があります。
生協の食材宅配【生活クラブ】
国産、無添加、減農薬、
こだわりの安心食材を宅配します。
ここからサイト内共通メニューです。

生活クラブのえびってなにが違うの?




生活クラブでは、インドネシアとベトナムで養殖されたブラックタイガーを共同購入しています。この2つの産地とは、話し合いや交流によって消費材の改善ができる“顔の見える関係”を築いています。産地とのつながりを大切にしながら、自然の力をいかした「粗放養殖」のえびを取り組んでいる理由について、一緒に考えてみませんか。

環境にも人にもやさしいえび養殖を求めて

1961年のえびの輸入自由化以降、日本ではアジアの国々からえびを大量に輸入してきました。それらの国々では、乱獲によりえびが減少すると、代わりに効率を優先した集約型養殖が拡大。コンクリートの養殖池を造成するためマングローブ林を伐採し、過密養殖による病気を防ぐため抗生物質を使用するなど、環境やえびの安全性の問題も明らかになりました。加えて、不安定な収入による労働の搾取も指摘されていました。これらの問題を解決するために、環境にも人にもやさしい養殖方法で育てられたえびを取り組むことにしました。
 

自然の力をいかした粗放養殖で育ったえび


生活クラブのえびは、環境にやさしい粗放養殖で育てられています。この養殖方法は、広い池で自然発生するプランクトンなどをえさにして健康に育てるなど、自然の力をいかしているのが特徴。稚えびを池に放ったあとは抗生物質を使用しません。加工・出荷に際しても保水剤や酸化防止剤などの食品添加物は不使用です。
また、提携生産者や現地法人との話し合いを通してえびを利用し続けることで、労働者の収入も安定化。現在は、インドネシア産の「エコシュリンプ」とベトナム産の「ファーマーズシュリンプ」を共同購入しています。
収穫したえびを持つ生産者

産地の課題と向き合いともに持続可能な生産へ

生活クラブでは、保管設備を必要とするベトナムの生産者にふた付の保冷容器を贈呈するなど、産地の課題に寄り添ってきました。一方で、近年、地球過熱化による海面上昇や急速な都市化などによる環境の悪化が問題に。えびの産地は海に近いため、大雨などによって河川の氾濫がたびたび起こり、池の修繕に追われることもあります。このような事態に対処するため、インドネシアの産地では、生産者たちが自発的にえびの生育環境や生活環境の向上に取り組む動きが始まっています。マングローブの植樹や家庭ゴミ回収プロジェクトはその良い例です。生活クラブのえびを食べ続けることが、遠く離れた産地の課題解決を支えることにもつながっています。

インドネシアでの活動


マングローブの植樹
海面上昇により、汽水域(河口付近の真水と海水がまじり合う場所)にある養殖池の堤防が崩れるのを防ぐため、また、落ち葉によってえびのえさとなるプランクトンが発生しやすくなることからマングローブを植樹しています。
 

家庭ゴミ回収プロジェクト
家庭ゴミが川に捨てられ地域の環境が汚染されるのを防ぐため、現地で活動する生産者たちがゴミの回収を行なっています。
海外の生産者とのつながりを大切にしながら持続可能な地域づくりをともにすすめていきます
日本でまかなえない食べ物は輸入していますが、海外産品であっても自主基準に沿い、確認を行なっています。海を越えて顔の見える関係を築き、組合員と生産者が互いに豊かになる提携をめざしています。

 

★生活クラブ食べるカタログ 2023年5月5回(22週)より転載しました。
 
【2023年5月15日掲載】

生活クラブをはじめませんか?

42万人が選ぶ安心食材の宅配生協です

生活クラブ連合会のSNS公式アカウント
本文ここまで。
ここから共通フッターメニューです。
共通フッターメニューここまで。