「生活クラブでんき」に、スイッチしませんか?
生活クラブは、原発や化石燃料に頼らない、サステイナブルな未来をつくるために、再生可能エネルギーを電源にする「生活クラブでんき」の共同購入を2016年にスタート。そして、この4月に再生可能エネルギーの電気をもっとわかりやすく、親しみやすくするために、新たにブランディングしました。私たちのより良い暮らしのために選ぶ電気を、「生活クラブでんき」にしませんか?
今、新規契約するとグッズがもらえます!
「生活クラブでんき」の方針に沿って、環境によい品を選定しグッズをつくりました。新規加入でこれらのグッズがもらえるキャンペーン実施中です( 9月3日まで)。(キャンペーン内容は地域によって異なります。詳細は、各地域の生活クラブ生協へお問合せください。)
みんなの想いが集まり、ブランドをリニューアルしました!
自分たちがつくる“素敵なでんき” を伝えるために。
生活クラブ組合員にも「生活クラブでんき」をもっと知ってもらうこと、それがずっと課題でした。難しく考えがちな再生可能エネルギーをもっとわかりやすく親しみをもって伝えるために、全国の単協から募ったメンバーとともにリブランディングのプロジェクトを立ちあげました。食に関しては知識や愛情をもっている組合員は多いけれど、電気は別。だからこそ、自分たちの意見がしっかり反映された、愛着のあるブランドという“所有感” をまずはメンバーが持ち、それを外に伝えることを大切にしてすすめました。脱原発や気候危機など差し迫った問題はあります。ブランドを新しくすることで、まずは「生活クラブでんきは素敵だよ!」と自信を持って伝えてほしい。自分が使って誇らしく思えるものを、人に薦めて、使う人が増えて、広げていけたらと思っています。
(生活クラブエネルギー事業連合 鈴木 伸予)
ロゴを制作した山形県のデザインチーム「アカオニ」とは?
生活クラブが、再生可能エネルギーの電気を消費材開発する過程で出会った「アカオニ」。これまで「やまがた自然エネルギーネットワーク」のWeb制作など、再生可能エネルギーへの理解とつながりがあるデザイナーであることから今回のデザインを担当してもらいました。
プロジェクト・メンバーの声
ブランドづくりを経て、今プロジェクト・メンバーの声 思うこと、そしてこれからの「生活クラブでんき」について聞きました!
なぜ、生活クラブが「でんき」に取り組んだか?
生活クラブ生協の歩みのなかで、1986年のチョルノービリ原発事故は大きなきっかけになりました。それは8,000キロも離れたソ連(当時)の原発事故により私たちの消費材である国内のお茶から自主基準を上回る放射能が検出され、供給を停止するという悲しい出来事があったからです。それを契機に原子力発電に頼らない暮らしをめざすこと、環境に負荷をかけない共同購入のしくみや省エネの取組みを積極的にすすめてきたこと、そして太陽光の普及や創エネの取組みへ広がり、首都圏4単協による生活クラブ風車「夢風」の建設・稼働につながりました。そして3.11 です。これまで各単協の取組みを総合化し、改めて食とエネルギーは私たちが生きていく上で不可欠なものであり、今まで旧電力会社に独占されていた「エネルギーを市民の手に取り戻す」運動と事業を新しく始めようと意思決定しました。そのための手段として全単協出資による組合員の電力小売会社として生活クラブエナジーを設立し、「生活クラブでんき」の取組みをスタートしました。「生活クラブでんき」を使う人を広げていくことと、必要な再生可能エネルギーの発電所の建設や提携と同時に、私たちは自治しています。コンセントの向こう側の地域社会とつながっていきます。
( 生活クラブエナジー 代表取締役半澤 彰浩)
( 生活クラブエナジー 代表取締役半澤 彰浩)
生活クラブでは組合員と生産者が協力して、互いに求める食などをつくってきた
自ら必要なものをつくる活動はエネルギーに広がり発電所まで建設(山形県の「庄内・遊佐太陽光発電所」)
生活クラブ風車「夢風」(秋田県)5 周年イベントで集まった組合員とにかほ市の皆さん
【2023年5月29日掲載】