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生協の食材宅配【生活クラブ】
国産、無添加、減農薬、
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豊かな未来のために 産地とつくる「共同開発米」




日本で稲作が始まったのは縄文時代とも言われ、米は大昔から貴重な食糧でした。現在でも国内で自給できている唯一の食べものです。生活クラブでは、米を大切な食材と考えて提携生産者と一緒に「共同開発米」をつくり食べ続けています。年に一度の新米が届くこの時期、米や田んぼについて考えてみませんか。

手間ひまかけて届けられる今年だけのおいしさ

米は日本人の食生活に欠かせない主食です。つくるためには八十八の手間がかかるとも言われています。生産者は、春の訪れとともに田んぼを耕したり苗を育てたり、準備を始めます。育てた苗を植えたあとには暑い中での草取りや水の管理に追われ、秋になる頃ようやく収穫をむかえます。
こうして私たちの手元に届く新米は、今年だけの味わいです。しかし、主食用の米の需要が年々減ってしまっているため、生産者も栽培面積も減り続けています。この状況がすすめば米の自給ができなくなる可能性もあります。
 
資料:農林水産省「米穀の需給及び価格の安定に関する基本指針」より作成

生産者と一緒につくり食べ続ける「共同開発米」

生活クラブでは、持続可能な生産と消費をめざして提携生産者と一緒に「共同開発米」を取り組んでいます。品種や農法、食べ方まで細かく話しあって決めている米です。「安心して食べたい」という組合員と、環境を守りながら米をつくり続けたい生産者の思いから、地域の慣行栽培と比べて農薬の成分回数※1を減らしています。価格についても、両者で協議して決めているのが大きな特徴です。さらに自然災害など万が一の事態に備え、米の価格の一部を基金として積み立てるという取組みも実践※2。「共同開発米」を食べることで、次の年への生産をつないできました。
※1  農薬に含まれる有効成分ごとの総使用回数をカウントします。
※2「庄内遊YOU米」を購入すると、玄米価格の1%(組合員と生産者で0.5%ずつ)の金額が基金に積み立てられます。

共同開発米をつくり、食べ続けられるよう組合員と生産者は協議を重ねています。

米や生命をはぐくみ地域の環境を守る田んぼ


生き物の生息状況は環境に左右されるため、自然の豊かさを把握する目安にもなります。

「共同開発米」の利用を通じて、田んぼを守ることもめざしています。田んぼは多様な生き物の拠り所であり、気温の上昇を防ぐなど環境保全の面でもさまざまな働きがあります。生活クラブの提携産地の一部では、環境に配慮した新しい農法にもチャレンジしています。さらに子どもも一緒に田んぼ周辺にどんな生き物が生息しているか調査し、食以外の大切さも伝えていくなど、地域の資源として田んぼを守る活動も行なわれています。虫の声が響くなかでたわわに実った稲穂が風に揺れる風景を思い浮かべながら、今年の新米を味わってみませんか?

共同開発米の9ヶ月─産地から組合員に米が届くまで




種の準備
たくさんの種から丈夫に育ちそうなものを選別。薬剤を使わず、お湯で種を消毒します。


苗を育てる
種を水に浸けて芽が出たら、田んぼに植えられる大きさに成長するまで温室で育てます。
 


田植え
まんべんなく陽の光と風があたるよう、田植え機を使って苗を田んぼに植えていきます。


稲を育てる
植えた苗が育ちやすいよう、成長の度合いを見ながら雑草や水の管理を徹底します。


組合員と生産者の交流
組合員が産地を視察したり生産者が組合員の元を訪れたり、さまざまな交流会を実施。
 


稲刈り
実った米粒の重みで稲穂がかたむく頃に収穫。機械で刈り取りから脱穀まで行ないます。
乾燥・出荷
もみを乾燥させて取り除き、選別したものを精米して袋詰め。組合員のもとへ。
【庄内豪雨復興支援カンパと支援活動】

2024年7月25日に山形県庄内地域で豪雨災害が発生しました。庄内遊YOU米の産地である山形県遊佐町も被害を受け、水田に流入した流木などの撤去や手刈りでの収穫作業の支援をのべ100名を超える組合員と職員が行なっています。この状況を受け、生活クラブでは被災者を支援するカンパを呼びかけます。カンパ金は緊急支援物資の提供や被災した提携生産者への見舞金などに充てられます。

11月1回注文時まで申込み可能

※共同購入代金と一緒に引落します。集金月は、配達明細表でご確認ください(「庄内豪雨復興支援カンパ」と記載)。
※カンパ金は非課税・割戻し対象外(班配送では還元対象外)です。
※生活クラブ全体でまとめて寄付しますので、各組合員に対しては、税制上の優遇措置の適用対象外です。
※カンパ実績の報告は、生活クラブ連合会公式WEBサイトで行なう予定です。
※関西地方の生活クラブではカンパ申込期間は終了しています(10月3回注文)。
国内自給力アップと環境保全をすすめます
「共同開発米」をつくり食べ続けていけるように、国内自給力アップをめざしています。4つの提携産地を中心に、環境保全をはじめとする食を超えたチャレンジも続けます。

★生活クラブ食べるカタログ 2024年10月5回(44週)より転載しました。
 
【2024年10月14日掲載】

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