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「放牧牛」ってどんな牛のお肉なの?




生活クラブの牛肉は、主に乳用種のオス牛を利用していますが、一部で北海道産の肉専用種の肉を「放牧牛」として取り組んでいます。どんな種類でどう育てられているのでしょうか。今回は、生活クラブの放牧牛について一緒に見ていきましょう。

広大な草地で健康に育てられた希少性の高い国産牛

生活クラブは、土地や地域の資源を有効に活用しながら、周辺環境にあわせて育てられる肉専用種の肉を、「放牧牛」として取り扱っています。牛を放し飼いにする放牧には、牛を健康に育てられるというよい点があります。

提携生産者の北海道チクレン農業協同組合連合会では、「アンガス種」のほかに日本固有種の保存を目的として「日本短角種」を選び、自然交配で生まれてくるオスとメスを肥育しています。

子牛の肥育期間はおよそ24ヶ月。夏場は広大な牧草地を区切って放牧し、冬場は積雪や凍結などで厳しい寒さになるため牛舎で舎飼いしています。飼育頭数は、北海道チクレン全体の牛のわずか2%という希少な国産牛です。


イギリス・スコットランド東部の在来種を改良した小型の肉牛として誕生し、米国を中心に世界で広範囲に生息。肉質はやわらかでジューシー。この牛の普及により牛肉料理が煮込み主体からステーキのような火で焼く料理に変わったといわれる。
 

東北地方北部で飼われていた南部牛に、ショートホーン種を交配して改良がすすめられた品種。被毛色は濃褐色。体格がよく、寒さに強く放牧にも適している。粗飼料を好み精肉としては赤身が中心。

牧草はオール北海道産でえさの国内自給力アップに貢献


えさには、母乳とサイレージ、乾草、自然に育った自家産の牧草もあたえています。牛の産地である北海道の雄武町とえりも町には広大な原野や草地があり、そこで牧草を育てサイレージや乾草にして1年間利用するなど、土地を有効に活用。これらの粗飼料でまかなえない分は、遺伝子組み換えの混入を防ぐため分別したトウモロコシが主原料の、配合飼料をあたえています。また、放牧時の牛の排泄物は土に還り牧草に栄養をあたえてくれるので、資源を循環させた飼育が可能です。
※牧草やトウモロコシなどの飼料原料を、サイロなどで発酵させたもの。
牛は広大な草地で自由に動きまわり、自然に生えた草などを食べて健康に育ちます。

赤身肉のおいしさを堪能できる放牧牛をもっと食卓に!

生活クラブの放牧牛は、乳用種と同様、産地や生産者、精肉加工までを北海道チクレングループが一貫管理しているため、組合員の手元に届くまでのすべての工程がわかる牛肉です。飼育頭数が限られているので、安定供給できるよう冷凍保存し、各部位の数量を確保しています。
注文の際に「アンガス種」と「日本短角種」のどちらかを選ぶことはできませんが、いずれも赤身の旨みが強く味わい深い肉で、組合員に根強い人気があります。
「切り落とし」や「ひき肉」などのほかステーキ肉などもあり、今週は寒い季節にもぴったりな、「すき焼き・しゃぶしゃぶ用」と「焼肉用(カタ・バラ)」を注文できます。この機会にぜひお試しください。



食料生産の基盤ともなる飼料の国内自給を追求します
生活クラブでは提携生産者と協力し、飼料の国内自給力の向上をめざしています。飼料を国内で賄うことは、畜産と農業の生産者間での連携や資源の循環を生み出し、日本の農業そのものを守ることにつながります。

★生活クラブ食べるカタログ 2025年2月4回(08週)より転載しました。
 
【2025年2月10日掲載】

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