生活クラブはなぜ電気を共同購入するの?


生活クラブでは、使う電気を減らすとともに原子力発電(以下、原発)や化石燃料に頼らない社会をめざしています。そのため、再生可能エネルギーを中心とした「生活クラブでんき」の共同購入を2016年に開始しました。生活クラブが電気を共同購入するわけを一緒に考えてみませんか。
「生活クラブでんき」って?

生活クラブでは、国内で生産できる再生可能エネルギー(太陽光、小水力、風力、バイオマス)を中心とする電気を共同購入しています。全国に71ヶ所ある発電所からお届けしています。組合員が参加して建設したり、なじみのある消費材の産地にあったりして、生産者が明らか。つくった電気は、各地の生活クラブや提携生産者が出資して立ち上げた「株式会社 生活クラブエナジー」を通じて、組合員の家庭や消費材をつくる工場などで利用されています。
現在、再生可能エネルギーの発電所から92.3%の電気を届けていて、2030年までに再生可能エネルギーを100%にすることをめざしています。
<生活クラブでんきの2023年度の実績>
■調達電源比率(2023年度)


※ 上記数値は、生活クラブ事業所および関連施設(高圧)と生活クラブ組合員(低圧)への供給実績に基づき算出しています。最新の調達電源比率は生活クラブエナジーの公式サイトで確認できます。
※ 生活クラブエナジーがこの電気を調達する費用の一部は、生活クラブエナジー以外の利用者を含め、電気をご利用の皆様から負担された再生可能エネルギーに関する賦課金によって賄われており、この電気のCO2 排出量については、火力発電なども含めた全国平均のCO2 排出量を持った電気として扱われます。
※ その他には、旧一般電気事業者からインバランス(補給)供給を受けた電気と他社から調達している電気の一部で発電所が特定できないものについては「その他」の取扱いとしています。なお、「その他」に入る電気には、火力、水力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギーなどが含まれます。2020 年度のCO2 排出係数(調整後排出係数)は0.395です。(単位:kg- CO2/ kWh)
再生可能エネルギー中心の電気って何がいいの?

組合員が中心となって建設した生活クラブ風車「夢風」(秋田県にかほ市)
「生活クラブでんき」の年間のCO₂排出量は0.48t-CO₂、大手電力会社Tでは1.79t-CO₂※です。再生可能エネルギーの普及によってCO₂が削減できれば、地球過熱化による気候危機問題を解決に導くことができます。
生活クラブでは1986年の「チョルノービリ原発事故」をきっかけに、脱原発運動が起こり、エネルギー問題への取組みが始まりました。2001年には日本で初めて生活クラブ北海道が中心になり、市民風車を建設。2012年には首都圏の4つの生活クラブで生活クラブ風車「夢風(ゆめかぜ)」を建設しました。東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生を契機に、自分たちの使う電気は企業や国まかせにせずに、自分たちでつくろうという動きが広がっていきました。
※算出条件
電力使用量を3,911 kWh( 環境省『家庭部門のCO₂ 排出実態統計調査 令和5年度( 速報値)』より、世帯あたり年間平均使用量) とし、各事業者の基礎排出係数( 令和4年度実績) で算出した場合
「生活クラブでんき」の年間のCO₂排出量は0.48t-CO₂、大手電力会社Tでは1.79t-CO₂※です。再生可能エネルギーの普及によってCO₂が削減できれば、地球過熱化による気候危機問題を解決に導くことができます。
生活クラブでは1986年の「チョルノービリ原発事故」をきっかけに、脱原発運動が起こり、エネルギー問題への取組みが始まりました。2001年には日本で初めて生活クラブ北海道が中心になり、市民風車を建設。2012年には首都圏の4つの生活クラブで生活クラブ風車「夢風(ゆめかぜ)」を建設しました。東京電力福島第一原子力発電所の事故の発生を契機に、自分たちの使う電気は企業や国まかせにせずに、自分たちでつくろうという動きが広がっていきました。
※算出条件
電力使用量を3,911 kWh( 環境省『家庭部門のCO₂ 排出実態統計調査 令和5年度( 速報値)』より、世帯あたり年間平均使用量) とし、各事業者の基礎排出係数( 令和4年度実績) で算出した場合

「生活クラブでんき」の利用が提携産地を活性化!

高たんぱく飼料用米の圃場。遊YOU米の生産者、遊佐町共同開発米部会が栽培実験に協力
生活クラブは、米や豚肉、農産物などの消費材の産地である山形県・庄内地域と、半世紀もの長きにわたり提携をつづけ信頼関係を築いてきました。今では食だけでなく、環境保護など社会的課題の解決に向けてともに取り組んでいます。
庄内の生産者などと出資して建設した「庄内・遊佐太陽光発電所」もそのひとつです。つくった電気の一部を「生活クラブでんき」として組合員の元へ届けるとともに、売電益の一部で基金を造成。無農薬米の栽培を中心とした環境保全型農業の促進や、自給力アップに向けた高たんぱく飼料用米の栽培などの新しい挑戦を後押しし、庄内地域の活性化にも役立てています。
生活クラブは、米や豚肉、農産物などの消費材の産地である山形県・庄内地域と、半世紀もの長きにわたり提携をつづけ信頼関係を築いてきました。今では食だけでなく、環境保護など社会的課題の解決に向けてともに取り組んでいます。
庄内の生産者などと出資して建設した「庄内・遊佐太陽光発電所」もそのひとつです。つくった電気の一部を「生活クラブでんき」として組合員の元へ届けるとともに、売電益の一部で基金を造成。無農薬米の栽培を中心とした環境保全型農業の促進や、自給力アップに向けた高たんぱく飼料用米の栽培などの新しい挑戦を後押しし、庄内地域の活性化にも役立てています。
生活クラブでんきのQ&A
Q. 電力会社の切替えに費用はかかりますか?
A. 切替えに費用は掛かりません。途中解約する場合の違約金なども発生しません。
Q. 切替えの手続きは難しくないですか?
A. 生活クラブエナジーのWEB サイトから申し込むか、必要な書類を提出するだけでOK。わからないことがあれば、カスタマーセンターに問いあわせてください。
Q. 電気は今までと同じように届きますか?
A. 電力会社を変更しても、電気は同じ送電線を通って送られてきます。電気の品質(停電のリスク等)は変わりません。
A. 切替えに費用は掛かりません。途中解約する場合の違約金なども発生しません。
Q. 切替えの手続きは難しくないですか?
A. 生活クラブエナジーのWEB サイトから申し込むか、必要な書類を提出するだけでOK。わからないことがあれば、カスタマーセンターに問いあわせてください。
Q. 電気は今までと同じように届きますか?
A. 電力会社を変更しても、電気は同じ送電線を通って送られてきます。電気の品質(停電のリスク等)は変わりません。
「生活クラブでんき」は暮らしにあわせた契約プランが選べます
契約プランは2種類。オプションで再エネ100%プランを組みあわせられます。

お申込みは、Webまたはご契約申込書のどちらからでも可能です。それぞれのプランの料金など、詳細については、Webで紹介しています。
※スタンダードプランをご利用中でプラン切替えをご希望の方は、Webのお問合せフォームまたは、カスタマーセンターへお問合せください。
※スタンダードプランをご利用中でプラン切替えをご希望の方は、Webのお問合せフォームまたは、カスタマーセンターへお問合せください。
▲生活クラブエナジーサイト

原発のない社会をめざし、再生可能エネルギーの生産と普及に取り組みます
再生可能エネルギーによる電力をつくり、連帯と共同購入によって選択する人や事業者を増やし、原子力発電所を必要としない社会をつくります
再生可能エネルギーによる電力をつくり、連帯と共同購入によって選択する人や事業者を増やし、原子力発電所を必要としない社会をつくります

★生活クラブ食べるカタログ 2025年4月5回(17週)より転載しました。
【2025年4月14日掲載】