日本でわずか2%の国産鶏種 輸入に頼らず食べ続けられる「丹精國鶏」

生活クラブの「丹精國鶏」は、国産鶏種「はりま」の肉です。提携生産者の(株)秋川牧園や全農チキンフーズ(株)などと協力し、国内自給力アップに加えて「種」の自給もめざしています。どんな鶏肉なのかを知って食べることが希少な国産鶏種を守り、未来へつなぐ力になります。
日本国内で「種」を開発・改良
スーパーなどで見かける国産鶏肉の大半が、外国で開発された鶏種から生産されています。一方、生活クラブの「丹精國鶏」は、日本で育種改良された国産鶏種。飼育農場と育種改良を担う機関が連携することで国内での生産に適した改良が続けられています。
「国産鶏肉」と「国産鶏種」のちがい
「国産鶏肉」と「国産鶏種」のちがい

のびのびと健康に育てる
「丹精國鶏」は自然に近い環境が保てる開放型鶏舎の中で、一般的な肉用鶏よりも広いスペースで育てられています。飼料は、遺伝子組み換えの混入を防ぐために分別したトウモロコシや国産の飼料用米など。抗菌性物質は使わないことを基本にしています。

みんなで食べる
生活クラブでは「丹精國鶏」の安定した生産を続けるために必要な利用として、年間200万羽の目標を立てています。利用が増えることで手に入りやすい価格になるなど、消費者側にもメリットがあります。

国産鶏種を未来へつなぐために、食卓に取り入れよう
しっかり体を動かして育つことでうまれる弾力のある食感と、コク深い味わいが特徴です。精肉のほか、手軽な惣菜や加工品も揃えています。

★生活クラブ食べるカタログ 2025年5月4回(21週)より転載しました。
【2025年5月12日掲載】