栽培する人と育て方がわかる 森のコーヒー


森のような農園で無農薬、無化学肥料で栽培※される「森のコーヒー」。
産地のブラジルでは気候危機の影響で干ばつが発生し、指定農園の生産量が減ってしまいました。そこで2026年3月から指定農園を新たに2ヶ所増やして、これからも安定的にお届けすることをめざします。
※ 栽培期間中、化学的に合成された肥料や農薬を使わず、有機肥料や天然由来の農薬のみ使用した栽培
森で育つコーヒー
コーヒーの木は日陰を好みます。森のコーヒーをつくる指定農園では高い木を植えて、コーヒーの木に直射日光が当たらないようにしています。また農園に牛や豚を放して雑草を食べさせたり、多種多様な木を植えて落ち葉を天然の肥料にするなどの工夫をしています。
コーヒーの木は切らずに伸ばすなど 自然の森のような状態に農園を保ち、害虫が天敵にコントロールされる環境をつくることで無農薬、無化学肥料でのコーヒー栽培を実現しています。
コーヒーの木は切らずに伸ばすなど 自然の森のような状態に農園を保ち、害虫が天敵にコントロールされる環境をつくることで無農薬、無化学肥料でのコーヒー栽培を実現しています。

生産者も栽培方法も明らか

森のコーヒーを扱い始めたのは1994年頃。生活クラブが提携生産者の日東珈琲(株)に「海外でも作る人や栽培方法がわかるコーヒーを取り組みたい」と依頼したことがきっかけでした。以来約30年にわたり組合員に飲み続けられ、「苦味が少なく香り豊か」とクチコミでも評価の高いコーヒーです。しかし、産地のブラジルでは気候危機の影響で干ばつが発生し、指定農園の生産量が減少 しました。そこで日東珈琲と連携し、作る人がわかり森のような環境で栽培する2ヶ所を指定農園に加えてお届け することにしました。
サントアントニオ農園 これまでも、これからも
ジョン・ネットさんは農園の6代目で、当初は農薬を使用していました。しかし、害虫も死ぬが益虫も死に、翌年また害虫が発生して農薬を使うくり返しに疑問を感じました。そこで コーヒーの原産地エチオピアの森に注目し、自然の循環機能を生かして病害虫を防ぐ栽培にたどりつきました。

ジョン・ネットさん

コーヒーチェリーと呼ばれる、収穫されたコーヒーの実
新たに加わる2つの農園
ファッティマ農園 干ばつ対策を実施
ユーカリなどの高木を植え、コーヒーの木に直接日光が当たらないようにしています。家畜を飼い、その排せつ物をもとにした肥料づくりに力を入れるとともに、排せつ物から生まれるバイオガスを利用した発電を行なっています。また農園に水を引く灌がい設備をつくり干ばつ対策をしています。
ユーカリなどの高木を植え、コーヒーの木に直接日光が当たらないようにしています。家畜を飼い、その排せつ物をもとにした肥料づくりに力を入れるとともに、排せつ物から生まれるバイオガスを利用した発電を行なっています。また農園に水を引く灌がい設備をつくり干ばつ対策をしています。

リカルド・アギアールさん

農園内で飼育している豚
ドゥトラ農園 太陽光発電で電気を自給
コーヒー栽培に適した山岳地帯にあり、アボカドやユーカリ、アフリカンマホガニー、バナナなど、さまざまな木を5000本以上植えて、そのもとでコーヒー栽培をしています。太陽光発電の設備をもうけて農園で使用するすべての電気をまかなっています。
コーヒー栽培に適した山岳地帯にあり、アボカドやユーカリ、アフリカンマホガニー、バナナなど、さまざまな木を5000本以上植えて、そのもとでコーヒー栽培をしています。太陽光発電の設備をもうけて農園で使用するすべての電気をまかなっています。

ワルテル・ドゥトラさん

農園の太陽光発電設備

*「コーヒー粉 森のコーヒー」は、予約登録することができます。
海外の生産者とのつながりを大切にしながら持続可能な地域づくりをともにすすめていきます
日本でまかなえない食べ物は輸入していますが、海外産品であっても自主基準に沿って確認を行っています。海を越えて顔の見える関係を築き、組合員と生産者が互いに豊かになる提携をめざしています。
日本でまかなえない食べ物は輸入していますが、海外産品であっても自主基準に沿って確認を行っています。海を越えて顔の見える関係を築き、組合員と生産者が互いに豊かになる提携をめざしています。

★生活クラブ食べるカタログ 2026年4月4回(16週)より転載しました。
【2026年4月6日掲載】

