【イベント案内】危機に瀕する民主主義を教育がどう救えるか ライト・ライブリフッド・アジア会議
4月25日 10:30から オンライン開催
世界各地で独裁主義的傾向が強まり、民主主義の制度や価値が揺らいでいます。民主主義は制度のみで維持されるものではなく、主体的に考え、行動し、連帯する市民の存在によって支えられます。その意味で、市民の力を育む「教育」の役割はきわめて重要です。
本企画では、学校教育にとどまらず、地域における学び、協同組合活動、市民運動、オルタナティブ教育などを広義の教育実践として捉え、日本およびアジアにおける具体的事例をもとに、民主主義の再生と強化に向けた道筋を議論します。
日時:2026年4月25日(土)10時30分~13時30分
オンライン開催
★申し込みは以下から
https://forms.gle/g9jjmfEECEDJ8PjX6
主催:生活クラブ連合会
*プログラム
10:30 主催者開会挨拶 山本江理 生活クラブ連合会常務理事
10:35 アンワ・ファザールさん基調講演「民主主義の危機の時代に私たち一人一人ができること」
10:50 ライトライブリフッド・カレッジの紹介:デイブ・ショー(カリフォルニア大学サンタクルーズ校)
11:00 「龍谷大学の学生気候会議」斎藤文彦(龍谷大学国際学部グローバルスタディーズ学科教授)
「ベトナム Vcil Comminity のオルタナティブ教育」 Vu Truong(ヴ・トゥロング)さん
11:20 休憩
11:30 「生活クラブ埼玉の大人の学校のめざすこと」 吉田文枝代表
「コミュニティカフェ 木・々の学習支援」 鈴木美紀
「タイのマインドフル・マーケット」ハンス・ファン・ウィレンスワード/ワラパ・ファン・ウィレンスワード
12:00 休憩
12:10 「学生たちと考える社会的連帯経済」 伊丹謙太郎法政大学連帯社会インスティテュート(協同組合プログラム) 大学院公共政策研究科 教授
12:20 パネルディスカッション:ファシリテーター 伊丹謙太郎教授
*スピーカー紹介
アンワ・ファザール(Anwar Fazal, マレーシア)
IOCU(国際消費者機構、現 コンシューマーインターナショナル)元会長。マレーシア消費者協会(FOMCA)やペナン消費者協会(CAP)などの設立に関わり、アジアの消費者運動を牽引してきた。市民社会の発展と持続可能で公正な社会づくりへの貢献が評価され、1982年にライトライブリフッド賞を受賞。
デイブ・ショー(Dave Shaw, アメリカ)
カリフォルニア大学サンタクルーズ校ライトライブリフッド・センターのコーディネーターであり、ライトライブリフッド・カレッジのグローバル事務局メンバー、環境学の博士課程学生。2013年設立の同センターは、「もう一つのノーベル賞」として知られるライトライブリフッド賞を授与する財団と連携し、大学間の国際ネットワークを運営。
伊丹 謙太郎
法政大学 連帯社会インスティテュート(協同組合プログラム)/大学院公共政策研究科 教授。協同組合や社会的経済、公共政策を専門とし、市民社会と協同のあり方を研究。理論と実践を架橋しながら、持続可能で包摂的な社会づくりに向けた教育・研究に取り組んでいる。
斎藤 文彦
龍谷大学 国際学部グローバルスタディーズ学科 教授。開発研究、国際協力、社会的連帯経済を専門とし、アジア・アフリカ地域でのフィールドワークを重ねてきた。地域社会のガバナンス、市民参加、公共政策の実践をテーマに、国際的視野から研究と教育に取り組んでいる。
Vu Truong(ヴ・トゥロング)
ベトナムのVCIL Communityの リーダー。エコバーシティの実践をはじめ、オルタナティブ教育の推進に取り組む。さらに、旅行と学びを組み合わせたラーニング・ジャーニー型プログラムを展開し、体験を通じて持続可能な暮らしや地域コミュニティのあり方を学ぶ機会を創出している。近年は共同購入グループを立ち上げ、市民主体の連帯型経済の実践にも力を注いでいる。5月には生活クラブの視察のため来日予定。
鈴木 美紀
コミュニティー・レストラン 木・々(もくもく) 主宰。地域に開かれた居場所づくりに取り組むなかで、「宿題ルーム」を立ち上げ、子どもたちへの学習支援を継続している。学校や家庭とは異なる安心できる空間で、一人ひとりに寄り添いながら学びを支える活動を行っている。
吉田 文枝
大人の学校代表。生活クラブ埼玉で長年にわたり活動を担い、理事長を務めた。現在は「大人の学校」を中心に、組合員や地域市民がともに学び合う場づくりを進めている。「大人の学校」は、暮らしや協同組合、社会課題について主体的に学び、語り合い、実践へとつなげることを目的とした学習プログラムである。
Hans van Willenswaard(ハンス・ファン・ウィレンスワード)
Wallapa van Willenswaard(ワラパ・ファン・ウィレンスワード)
Innovation Network International 共同創設者。持続可能な社会と市民主体のイノベーションをテーマに、国際的なネットワークづくりを進めている。「マインドフル・マーケット」の提唱と実践を通じて、生産者と消費者を結ぶ倫理的で協働的な市場モデルの構築に取り組むとともに、チュラロンコン大学を拠点にRight Livelihood College の活動にも参画。2014年に開催された第1回「マインドフル・マーケット」では、生活クラブ連合会も招聘され、講演した。
【2026年4月7日掲載】