せっけんができる現場を訪問しました

生活クラブでは、「疑わしきは使わず」という予防原則に基づき、有害化学物質の使用と環境への放出を減らすため、1973年より「せっけん」の利用をすすめてきました。
環境問題や香害問題を背景に、せっけんを使うことが有害化学物質削減対策になることをあらためて確認し、消費材の利用をさらに広げるため、生活クラブの組合員と事務局スタッフ20人で「ヱスケー石鹼株式会社」の工場(埼玉県川口市)を訪問しました。
ヱスケー石鹼は【環境・安心・安全】をテーマとし、よりよい製品を世に送り出し、地球環境の保全と社会貢献をめざす生産者です。

まずはじめは工場見学です。液体せっけん・粒状せっけん・固型せっけん・ハミガキの製造ラインを工場内に入って直接見ることができました。
生活クラブ消費材のせっけんは、脂肪酸とアルカリを反応させる「中和法」という方法で製造されます。工場では多くの人が工程に関わり、丁寧につくられている様子に驚きの声が上がりました。

キッチン用液体せっけんの充填ラインを見学
工場見学の後は学習会です。ヱスケー石鹼と生活クラブ提携の歴史にはじまり、合成界面活性剤とせっけんの違いについて理解を深めました。また、食器洗いや衣類の洗濯など、日々の暮らしのさまざまな場面で、じょうずに汚れを落とすせっけんの使い方を学ぶことができました。
工場見学の後は学習会です。ヱスケー石鹼と生活クラブ提携の歴史にはじまり、合成界面活性剤とせっけんの違いについて理解を深めました。また、食器洗いや衣類の洗濯など、日々の暮らしのさまざまな場面で、じょうずに汚れを落とすせっけんの使い方を学ぶことができました。

「せっけん」と呼べるものは、粒状せっけんや固型せっけんに使われる「脂肪酸ナトリウム」と、液体せっけんに使われる「脂肪酸カリウム」(台所用・洗濯用・シャンプーなど)の2種類だけです。
せっけんには、すすいだ後は皮膚へ洗浄成分が残りにくく、人体への影響が少ないという特長があります。また、排水後は環境に無害なせっけんカスになり、魚などのエサとなります。さらに微生物によって水と二酸化炭素にすばやく分解されます。
参加した組合員からは、次のような声が寄せられました。
「なぜ生活クラブがせっけんを大切にしているのかを、環境や暮らしとのつながりも含めて組合員に伝えていきたいです。まずは自分自身が継続して利用し、身近な人へも利用を呼びかけます。班会や活動の中でも、見学で感じたことを共有し、せっけん利用のきっかけづくりに活かします」
実際に工場内を見学して生産者から直接お話を聞き、消費材が丁寧に作られていく過程や厳格な衛生管理を見学できて、消費材への信頼がいっそう高まりました。
健康や環境への影響が懸念される化学物質の使用や放出を減らすためにも、みんなでせっけんの利用をすすめましょう。
【2026年6月19日掲載】