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生協の食材宅配【生活クラブ】
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愛され続けて25年 名づけて10年 国産鶏種「丹精國鶏(たんせいくにどり)」のおいしい軌跡

サステイナブルな未来を一緒に考える
 
愛され続けて25年 名づけて10年 国産鶏種「丹精國鶏(たんせいくにどり)」のおいしい軌跡

2001年、生活クラブは提携生産者とともに国産鶏種「はりま」の供給を開始しました。
その鶏に、「丹精國鶏」と名づけて今年で10周年。
この節目に、「丹精國鶏」の生産者たちに想いを語ってもらいます。

Special Interview
日本中の誰もが名を知る「安心・安全」な鶏肉をめざして
~ 生産者が語る、ひたむきな努力と信じる想いの25年 ~

群馬農協チキンフーズ(株)  井田 大作さん × (株)秋川牧園  佐藤 尚志さん

現在、日本で食べられている鶏肉の多くは、親や祖父母にあたる鶏種を海外から輸入し、国内で交配・飼育し出荷されます。
一方で「丹精國鶏」は、原々種鶏(曾祖父母)までさかのぼり、国内で種の維持と育種改良をする“国産鶏種”です。

それぞれの「はりま」への挑戦

佐藤尚志さん(以下、佐藤):生活クラブから「はりま」取組みの話を受けた当初、創業者の秋川実(みのる)はすぐに快諾できなかったと言います。養鶏組合の運営をしていた頃は国産鶏種一筋だったものの、1960年代初頭に鶏のひなの輸入が自由化され、日本で外国鶏種が急速に普及したので、やむなく外国鶏種に切り替えて秋川牧園を設立した経緯があります。それでも、生活クラブと出会って議論を交わすなかで、再び国産鶏種への挑戦がはじまりました。

井田大作さん(以下、井田):私のところは生活クラブの理念に合致したのが大きかったようです。「安心・安全」、そして「一羽買い」と「無投薬飼育」。それらを求められていましたが、もともと同じ理念を持っており、技術も確立していたので、国産鶏種への挑戦にためらいはなかったです。

丹精込めて「日本の鶏」へ

佐藤:外国鶏種とくらべると、国産鶏種は飼育に時間がかかりますし、暑さや病気に弱いため、生産コストにどうしても差がでてしまいます。そうなると消費材の価格も上がってしまう…。取組み開始当初は価格面での葛藤もあったと思います。それでも飼育の改善を積み重ねて、できる限り価格差がつかないようにしてきました。そうした苦労を乗り越えてきた創業者の秋川も今年で94歳になります。

井田:あと20年は頑張ってと伝えてください(笑)。生産効率では、成長スピードや大量生産を求め改良を重ねる海外企業にどうしても及ばない点もあります。けれども私たちが大切にしているのは、なににもかえがたい国産鶏種。同じ種を受け継ぎながら改良を重ね、日本の環境に適した鶏へと育ててきました。ひなから出荷できるまでに成長する鶏の割合は、いまや約98%まで向上しています。極端な話、丹精國鶏が世界中で食べられるようになれば、海外のように育種改良は一気にすすむと思いますね。

世界に羽ばたけ!丹精國鶏

佐藤:「丹精國鶏」という名前もすっかり浸透しましたね。これも組合員のみなさんが食べて支えてくれたおかげです。国産鶏種の鶏の肉を食べることは、日本の「種の自給」に貢献すること。そんなすばらしい取組みに誇りをもってほしいです。これからも日本中に丹精國鶏が広がるよう、ともに前進しましょう!

井田:組合員のチカラなくして丹精國鶏は成り立ちません。食べるチカラが増えれば生産も広がり、さらなる改良にもつながります。生活クラブの牛・豚などの重ねてきた歴史とくらべれば、丹精國鶏は小さな「ひよこ」みたいなもの。だからこそ、みんなで羽ばたかせていきたいです。

温度管理も水やりもていねいに
 
飼料にお米を与えて自給力UP
●1995年…独立行政法人「家畜改良センター兵庫牧場」が開発した国産鶏種「はりま」の育種実験へ生活クラブが参加
●2001年…群馬農協チキンフーズ(株)で「はりま」の取組み開始
●2004年…(株)秋川牧園で国産鶏種「はりま」の取組み開始
●2008年…生活クラブのお店「デポー」で「はりま」取組
み開始
●2016年…「丹精國鶏」と命名
●2022年…丹精國鶏年間200万羽の生産と消費達成
●2026年…ブランド名「丹精國鶏」と命名して10年
生産者と鶏イラスト

長年愛される、手塩にかけて育てた「丹精國鶏」

 1  ストレス知らずでのびのび育つ
太陽の光や風が入る鶏舎で55日以上かけて飼育。飼料には、国産の飼料用米をブレンドしてあたえています。
 
 2  無投薬飼育で元気に育つ
丹精國鶏は鶏舎の環境に配慮して育てているため、病気になりにくく無投薬飼育が実現できています。
※ 飼料添加物による抗菌性物質は使用せず、ワクチネーションプログラムによる疾病予防を実施

 
国内で種から自給できる国産鶏種の維持・拡大をめざします
国内で食べられている鶏肉の大半は、外国からひなを輸入して国内で育てています。肉用の鶏を種から自給できるよう、提携生産者とともに国産鶏種の持続可能な生産と消費をすすめています

★生活クラブ食べるカタログ 2026年9月4回(38週)より転載しました。
 
【2026年9月7日掲載】
ニュース記事、読みもの記事は、掲載時点の情報に基づいて制作しています。掲載後の状況の変化により、記事内で紹介している内容が現在の状況と異なる場合があります。掲載から時間が経った記事をお読みになる際は、あらかじめご留意ください。
 

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