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みんなが自然に集まる場所 あおもり子ども劇場(子りん*みんなの広場)(青森)

【連載】つながりづくり助成


地域のつながりや支え合いをつくるための「つながりづくり助成」。
各地で元気に展開している団体の活動をレポートします。
 

青森駅からバスで10分ほどの場所にあおもり子ども劇場(子りん*みんなの広場)はあります。
あおもり子ども劇場は会員制の任意団体として活動していますが、「子りん*みんなの広場」は会員に限らず地域の居場所として子どもから大人まで誰でも自由に集える場所として活動しています。


子りん*みんなの広場

子りん*みんなの広場 開設のきっかけ

代表の宍倉千鶴子さんは、立ち上げのきっかけとして、55年続いてきたこども劇場に関わってきた方たちの力を借りて(現在の活動場所に拠点を移してから20年くらい)、地域への恩返しの意味を込めて会員だけでなく地域に還元する形で何かできないか、子育て中のお母さん、若者の居場所や子どもから年配者の自由な居場所があればいいなとの思い、それが【つながりづくり助成】で実現できるかもしれないと生活クラブ組合員からの情報と青森単協の協力もあり、【子りん*みんなの広場】を開設しました(組合員でもある大家さんも破格の家賃で場所を貸してくれ、協力を得られました)。
メンバーも協力的なので今後も無理しないで、できる範囲で運営していこうと思っているとお話されていました。

前列一番左 あおもり子ども劇場(子りん*みんなの広場)宍倉千鶴子 代表、その他生活クラブ青森理事会と取材メンバー

取材時は、2家族が来所されていて、消費材のホットケーキミックスで子どもたちがホットケーキを焼いていました。

「食べるものがそこにあって皆で食べると仲良くなる」と宍倉さん。
「地域の人と相談しながら若い人たちに役割を持ってもらっています。参加した人が生き生きしてくれる場所になればいい。一番は自分が無理のないように、関わった人が発信することをサポートすること。いろいろな形で循環しながら無理せず長く続けていきたい。」との言葉が印象的でした。
ホットケーキを焼く様子
ホットケーキと塗っておいしいマーガリン
毎月第2土曜・日曜の開催で、3~4家族が参加。若い人も来やすいようにと、地域で声をかけているそう。取材で訪れた日も若い女性が参加していて「スタッフに声をかけられて初めて参加しました」と小さい子どもたちと楽しそうにパズルをしていました。一緒に遊んでいたお子さんのお母さんは「お姉さんと遊んでもらって、子どもも嬉しそう。私も子どもの面倒を見てもらえてホッとできます。」と、どちらにとっても居場所になっていると実感しました。
 

どうやって人が集まっているの?

「子りん*みんなの広場」では独自の広報や生活クラブでも広報、あとは直接の口こみ、LINEやインスタやSNSなど様々な方法で人が集まっています。宍倉さんは運営している自分たちが、大変になったり辛くなったり、活動が楽しくないな。とならない様にコアメンバーと話をしてスタッフである自分自身も楽しんで活動をしている、顔なじみが増えていけば良いなと思っているとお話されていました。

居場所としては、参加費は親のみ200円程度で子どもは何人でも無料。
12時からの開始なので、軽食(当日は、おさかなソーセージと、ホットケーキを焼いて提供)を出して、みんなで食べて、いい匂いと美味しい消費材でのおやつに自然と笑顔になり、より居心地が良くなっているのではないかと思って開催しているとのことです。

また他の居場所との開催日も相談して重なら無い様にしており、月に一回(第二の土日) 20代の若者たちの参加の呼びかけとして何か作るお手伝い等役割をつくって参加をしてもらう様にしているそうです。
※子ども劇場の年会費1人千円で、 3人目の子からは無料。
 
シャボン玉で遊ぶ大人と子ども

つながりづくり助成金(2025年度)は何に使われたの?

部屋をきれいに整えるための活用が出来た事により、地域の方々にも開放できる場所となりました。
これまでの活動への参加協力への恩返しになる居場所が出来ました。
具体的には「子りん*みんなの広場」を運営していくための準備で大量の不用品の片付け、トイレやカーテンレールなどの修理、障子や襖、冬に大活躍の暖房機購入、照明設備設置など準備を整えることができました。

不良品の片づけ

今後のあおもり子ども劇場(子りん*みんなの広場)

「若い人たちが来やすい環境を作っていきたい。スタッフがあれやりたい、これやりたいと発信してくれたらうれしい。ここにいても良いんだよという場所にしたい、誰でもふらっと来れるような居心地の良い場所にしたい、また、ここにきている子どもたちが大きくなって今度は担い手になってきている(循環ができ始めている)。
中学生、高校生、大学生もいて小さいころきていた子が戻って運営の手伝いをしてくれている。参加者の気持ちがわかるから、その立場にたって考えられるから来やすいのではないかと思う。お客さんでなく、各自で考えて声をだしてみんなで今後も運営していく」と宍倉さんはお話されていました。
参加している人から何かやりたい事を発信してもらって、自分たちがサポートしていく役割になっていくと良いなと思っているが、まだそこまでは中々難しく出来ていないそうです。

現在、あおもり子ども劇場は、130人位の会員(無料のお膝会員を含む)ですが、目標は150人と今後もあおもり子ども劇場(子りん*みんなの広場)は地域に必要とされる、さまざまな人達が集まる居心地の良い場所になっていきそうです。

畑
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