みんなの居場所えんがわ ひこうせんクラブ(長野)
【連載】つながりづくり助成
地域のつながりや支え合いをつくるための「つながりづくり助成」。
各地で元気に展開している団体の活動をレポートします。
人と人とのつながりを感じられるような居場所・・・みんなの居場所「えんがわ」(ひこうせんクラブ)
長野県諏訪郡のJR信濃境駅前にみんなの居場所「えんがわ」(ひこうせんクラブ)はあります。
この地域は高齢化が進み地域で唯一の食料品販売店である農協も閉店してしまい、日常の買い物に困るだけでなく、地域のコミュニティの場も失われてしまいました。子どもからお年寄りまで地域の方々が気軽に立ち寄り、誰かとおしゃべりし、人と人とのつながりを感じられるような居場所を作ることを目指して、寂しくなってしまった信濃境駅前が少しでも明るくなるように、境地区が活気ある地域になってほしいという願いから、ひこうせんクラブは発足されました。カフェ&スペースひこうせんを活動拠点として、地域コミュニティとしての活動をひろげています。
現在カフェ&スペースひこうせんを拠点にNPO法人「こどもの未来をかんがえる会」(以下こどもの未来をかんがえる会)では、3.11の東日本大震災以降、子ども達の居場所が必要では?と考えるようになりました。イベントを計画するも、単発企画では継続的な関わり・支援ができないことを実感していました。こどもからお年寄りまで地域の人々がつながりを感じられるような居場所づくりを目指し、拠点(カフェ&スペースひこうせん)を持ち、地域の居場所になっていきたいと活動が始まりました。
開催日には看板を出しています。

かわいらしいデザインの看板
また小さなリーフレット(下記)も作成して、『カフェ&スペースひこうせん』に来た人にお渡ししています。

ミニサイズの手にとりやすいサイズのリーフレット

取材当日はパンの販売開始と同時に人がたくさん!!!
生活クラブの配達がある荷受けの水曜日にボランティアスタッフがいる時間帯に支部として何かできないだろうか?地域の方が交流できる場をつくれないか?と考え、こどもの未来をかんがえる会と一緒に荷受け場所を「えんがわ」として、100円の参加費でカフェ&スペースひこうせんを解放しています。消費材のお茶とお菓子を用意して地域の方が気軽に立ち寄り、ゆっくり過ごしたり、おしゃべりしたり、電車の待ち時間に本を読んだりできる地域の居場所になっています。
生活クラブの班長会もカフェ&スペースひこうせんで開催。生活クラブの組合員が講師になってコネコネマイせっけんをこどもたちとイベントで作るなど、「えんがわ」に限らない新たな交流も始まっています。また、イベントのお知らせや活動の様子は生活クラブ長野富士見支部でも発信しています。
取材当日はパンの販売日でした。町内のいくつかのパン屋さんから取り寄せたパンを軒下で販売していました。「自分の目でみて直に選べることがうれしい」と参加者の声。土砂降りの雨にも関わらず、パンは13時すぎには完売していました。
※パン代金のお会計は建物『カフェ&スペースひこうせん』の中、奥の所まで来てもらって会計を行っていました。これも中に入ってもらう、この場所を知ってもらう工夫でした。
生活クラブの班長会もカフェ&スペースひこうせんで開催。生活クラブの組合員が講師になってコネコネマイせっけんをこどもたちとイベントで作るなど、「えんがわ」に限らない新たな交流も始まっています。また、イベントのお知らせや活動の様子は生活クラブ長野富士見支部でも発信しています。
取材当日はパンの販売日でした。町内のいくつかのパン屋さんから取り寄せたパンを軒下で販売していました。「自分の目でみて直に選べることがうれしい」と参加者の声。土砂降りの雨にも関わらず、パンは13時すぎには完売していました。
※パン代金のお会計は建物『カフェ&スペースひこうせん』の中、奥の所まで来てもらって会計を行っていました。これも中に入ってもらう、この場所を知ってもらう工夫でした。

オープンと同時に人が集まります

残りも少なくなってきました

カフェ&スペースひこうせんの中にはキッチンカウンターもあります
いろいろなつながりの中から【地域】を知って【人】も知る
ひこうせんクラブの深町理恵代表にお話しを伺いました。

ひこうせんクラブ 深町理恵 代表
「ボランティア活動なので融通が利きます。地域のことに詳しい組合員が、ネットワークを活かして地域の中で移住者も地元の人もうまく混ざり合っていきます。つなぐ役割が必要でそのクッション役をメンバーが担っています」
「社協の人がメンバーにいるのですが、お年寄りとお話をする中で、地域のニーズを拾ってきてくれます。そのお話からイベントとして、10月か11月にお惣菜の販売、近所の方で『しめ縄飾り』を作れる方もいらっしゃるのでお正月に向けて企画を出来たらと考えています」
「いろいろなつながりの中から人的資源があることがわかりました。地域の中で人を知るといろいろなことが出来ると思います」
と今後の地域とのつながりや企画予定、今後の展望について詳しく、明るく語っていただきました。
※『カフェ&スペースひこうせん』は信濃境駅に近く、駅を利用する人が待ち時間に立ち寄ったり、障がい者の方の作業場所が近くにありそのお散歩コースでよってくれたり、地域の手話サークルの人が来たり、時には高校生が宿題だけやって帰ることもあるそうです。生活クラブのコミュニティ班の荷受け(午後1時くらい)場所として水曜日使わせて頂いていて、その日の午後1時から『えんがわ』として開催しています。100円の参加費で生活クラブのお菓子とお茶をいただきながら、おしゃべりできる場所です。場所を開ける、居場所をつくる、これからますますこの場所を知ってもらってひろげていきたいとお話をうかがいました。

毎週水曜日に生活クラブの配達もあります

綺麗に整理整頓されています

手作りのミニガイドつき消費材も店内にはあります
つながりづくり助成の助成金は?
助成金では、カラープリンターの購入をし、外部で印刷していたチラシを自分たちで印刷できるようになり、
有効に活用できています。地域の方々にも回覧板で企画をお知らせしています。また、イベントの開催費用やボランティアスタッフの活動費にも活用。今後も集まった地域の方の要望を聞いて次にどんなイベントを企画していくのかを検討しているそうです。
有効に活用できています。地域の方々にも回覧板で企画をお知らせしています。また、イベントの開催費用やボランティアスタッフの活動費にも活用。今後も集まった地域の方の要望を聞いて次にどんなイベントを企画していくのかを検討しているそうです。

大活躍!のカラープリンター
今後のみんなの居場所「えんがわ」(ひこうせんクラブ)
『選んで買う(購入する)楽しみ』は実は大変ありがたいことであることを実感しました。
週末に家族に買い物に連れていってくれたり、社協で買い物の補助やシャトルバスを出していて買い物ができるけれど、シャトルバスが出てもバスの出る場所に行くことができないことも課題だとお聞きました。
そんな中で『えんがわ』でイベントとして行っているパンの販売は、地域の人にとって楽しみの一つだと感じました。雨の中を歩いて買いに来てくれていました。気軽に来られて、おしゃべりが出来て、いろんな世代の人がいて、いろんな人が集う、良い【居場所】に今後もなっていくことを願っています。
週末に家族に買い物に連れていってくれたり、社協で買い物の補助やシャトルバスを出していて買い物ができるけれど、シャトルバスが出てもバスの出る場所に行くことができないことも課題だとお聞きました。
そんな中で『えんがわ』でイベントとして行っているパンの販売は、地域の人にとって楽しみの一つだと感じました。雨の中を歩いて買いに来てくれていました。気軽に来られて、おしゃべりが出来て、いろんな世代の人がいて、いろんな人が集う、良い【居場所】に今後もなっていくことを願っています。

みんなが集う居場所「えんがわ」
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