設立して今年で20年になります。1995年に「阪神淡路大震災」があり、地域で支え合う大切さを知り、1997年に地域の人たちに呼び掛けて設立しました。「ささやかでもあなたのあたたかな手になりたい」との思いで自分たちのできることから始めました。
2000年には当時法人格がなく介護保険事業に参入できなかったのでエスコープ大阪が介護保険事業を行い、はんどメンバーも現場を担いました。
はんどの独自の事業としては、介護保険ではできない部分の生活支援、子育て支援などあらゆる世代のニーズに応える訪問支援事業を行ってきました。
2013年にNPO法人格を取得し、翌年、若い世代がワーカーズ・コレクティブに関心を持つ事業として「はんどカフェ」をオープンする事になりました。朝日新聞の地方版から取材があり記事が掲載されると、思っている以上に反響が多く、NPO法人が運営するカフェへの関心の高さを実感しました。現在「はんどカフェ」に来られるお客様は色々なところでつながり、情報交換の場、障がいがあっても行ける場所ということが地域で拡がってきています。これからは憩いの場としてまた新たなことに挑戦できる場にしていきたいと思っています。
2015年には念願だった介護保険事業への参入を実現する事ができました。
最初の1年は一人ケアマネとして居宅介護支援事業を開始しましたが、翌年にはエスコープ大阪で介護保険事業を行っていたサポートセンター金剛とデイサービスよりあい金剛の事業がエスコープ大阪より移管されることになりました。
「ケアはんどサポートセンター金剛」と「ケアはんどデイサービスよりあい金剛」として今までのサービスと変わりなく、「自分が利用することを念頭においたサービスを提供します」をモットーにがんばっています。