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2030行動宣言 重要目標10
他団体や行政と連携し、新たな環境保全活動に取り組みます。

2030行動宣言 重要目標10 他団体や行政と連携し、新たな環境保全活動に取り組みます。
 
他団体や行政とのパートナーシップを構築し、海洋プラスチック汚染対策やローカルSDGsの取組みを推進します。

取組方針

1.海洋プラスチック汚染対策としてプラスチックの使用を減らす活動に取り組み

2.関連する協同組合や他団体、行政などと連携して生態系保全活動に参加

みんなの力をあわせて海や森林などの環境を守る

提携産地とともにつくるローカルSDGs
生活クラブの主要な提携産地である庄内・遊佐、栃木、長野、紀伊半島で、ローカルSDGsの取組みを通じ、協同組合や行政、他セクター間との連携をすすめていきます。たとえば庄内では、酒田市、庄内みどり農業協同組合、生活協同組合庄内親生会*と、2021年12月に「包括連携に関する協定」を締結。協定には、環境保全に関する項目もあります。酒田市など庄内地域の自治体と一緒に、「食(Food)」、「エネルギー(Energy)」、「福祉(Care)」を可能な限り庄内地域で自給し、連携しながら持続可能な社会づくりをめざす「庄内FEC自給ネットワーク構想」を推進しています。
*生活協同組合庄内親生会は、生活クラブ庄内生活協同組合に名称変更しました(2024年7月)

 

グッドライフアワードは、環境省が提唱する地域循環共生圏の理念を具現化する取組を表彰しその活動を応援するためのプロジェクトです。2022年度の第10回の環境大臣賞において、生活クラブと山形県庄内地域のローカルSDGsプロジェクトが優秀賞を受賞しました。
産地への移住と地域との交流をかなえる拠点「TOCHi TO」始動
庄内地域ではさらにローカルSDGsをすすめ、山形県酒田市と連携して、2023年6月に「TOCHiTO(とちと)」をオープンしました。生活クラブ組合員を中心とした移住者の居住拠点であるとともに、地域の交流やまちづくりの拠点ともなる複合施設です。敷地内には、移住者の居住棟、交流棟や憩いの広場のほか、地元企業や居住者が利用できるシェアオフィスやコワーキングスペースも併設。移住した人たちはすでに現地で働いたりボランティアに参加したりするなど、さまざまな活動に取り組み、地域になじんでいます。

 
左が交流棟「COTO」、右が居住棟「TOCO」

団体の枠を超え海洋プラスチック汚染対策をすすめる

他団体と協力してクリーンアップ活動を推進
生活クラブは、2030年に向けて他団体や行政と連携しながら、新たな環境保全活動に取り組みます。環境問題などの大規模な課題を、他団体や行政などの組織の垣根を越えて、おおぜいの人と協力することで解決をめざしています。海洋プラスチック・マイクロプラスチックの流出を水際で防ぐため、他団体と一緒に行なう「クリーンアップ活動」もそのひとつです。
※海洋プラスチック…何らかの要因で河川などを通じ海へ流れ出たプラスチックマイクロプラスチック…プラスチックが海をただよううちに砕け、5ミリ以下に破片化したもの

兵庫県西宮市の甲子園浜海浜公園で行なわれたクリーンアップ作戦
ローカルSDGs
それぞれの地域が持つ再生可能なさまざまな資源(自然、物質、人材、資金等)を循環させて有効に利用し、地域と地域が補完しあうことで、お互いの活力を最大に生かし、サステイナブルな自立・分散型の社会を形成するという構想。
★『生活クラブ2030行動宣言 サステナビリティレポート・2023年度実績』より転載(2025年2月)
 


 

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