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2030行動宣言 重要目標10

森林や木材にかかわる各地の行政、生産者、関係業者、組合員が集まり、話しあいました

林業残渣チップを使った有機いちごの栽培試験を実施

組合員が実際に山の中を歩き林業について学んだ視察ツアー
2030行動宣言 重要目標10
他団体や行政と連携し、新たな環境保全活動に取り組みます。

他団体や行政とのパートナーシップを構築し、海洋プラスチック汚染対策やローカルSDGs*の取組みを推進します。

取組方針
1.海洋プラスチック汚染対策としてプラスチックの使用を減らす活動に取り組み
2.関連する協同組合や他団体、行政などと連携して生態系保全活動に参加
森と暮らしをつなぐ対話の場
「生活クラブ森林フォーラム」開催
日本の国土の6割は森林であり、生活クラブの提携産地の地域の持続性を考える上で、森林の保全や林業の抱える問題への取組みは大きな課題です。そこで、日本の森林・林業の課題や先進事例を生活クラブ提携産地の関係者と組合員で学びネットワークづくりを行う機会として、「生活クラブ森林フォーラム」を2024年3月に実施。総勢241名の参加者が森林について学び、考えました。

森林や木材にかかわる各地の行政、生産者、関係業者、組合員が集まり、話しあいました
地域の人々と生産者とすすめる持続可能な社会づくり
紀伊半島地域での林業との連携
生活クラブの提携産地の一つである紀伊半島は、日本でも有数の森林・林業地域。ローカルSDGs推進の大きな柱として、提携生産者とともに地域の林業関係者との連携をすすめています。まずは現状を知ることの大切さから、提携産地への援農・農業体験を行う「夢都里路(ゆとりろ)くらぶ」や各地の組合員活動を通じて森林を体験し林業の現状を知るための視察ツアーを実施し、奈良県吉野地域へ多くの組合員が訪れています。
適切な森林資源の活用が森林の保全につながる観点から、生活クラブ関連施設や地域の生活クラブの住宅事業等への吉野材の活用も推進。また、生活クラブの青果生産者との地域内農林連携の取組みとして、土の上に林業残渣のチップと菌をまくことで化学肥料を使わず有機的な栽培を可能とする、新たな農法の試験にも取り組んでいます。
これらの取組みを通じて、森林と山の問題を産地とともに考える関係性を構築しています
適切な森林資源の活用が森林の保全につながる観点から、生活クラブ関連施設や地域の生活クラブの住宅事業等への吉野材の活用も推進。また、生活クラブの青果生産者との地域内農林連携の取組みとして、土の上に林業残渣のチップと菌をまくことで化学肥料を使わず有機的な栽培を可能とする、新たな農法の試験にも取り組んでいます。
これらの取組みを通じて、森林と山の問題を産地とともに考える関係性を構築しています

林業残渣チップを使った有機いちごの栽培試験を実施

組合員が実際に山の中を歩き林業について学んだ視察ツアー
森を活かす、地域をつなぐものづくり
生活クラブと提携生産者の酒井産業株式会社(長野県塩尻市)は、国産木材を活用した生活用品づくりを通じて、森林資源の循環利用と地域文化の継承に取り組んでいます。ひのき箸や木製食器は、手仕事と機械化を融合させた技術で生産されています。木育や漆の植林、地域との協働による環境保全にも力を入れています。
生活クラブと提携生産者の酒井産業株式会社(長野県塩尻市)は、国産木材を活用した生活用品づくりを通じて、森林資源の循環利用と地域文化の継承に取り組んでいます。ひのき箸や木製食器は、手仕事と機械化を融合させた技術で生産されています。木育や漆の植林、地域との協働による環境保全にも力を入れています。

酒井産業(株)や生活クラブにゆかりのある人たちが福島県いわき市の里山で行なう漆の植林活動に、組合員も参加しました

*ローカルSDGs
それぞれの地域が持つ再生可能なさまざまな資源(自然、物質、人材、資金等)を循環させて有効に利用し、地域と地域が補完しあうことで、お互いの活力を最大に生かし、サステイナブルな自立・分散型の社会を形成するという構想。
それぞれの地域が持つ再生可能なさまざまな資源(自然、物質、人材、資金等)を循環させて有効に利用し、地域と地域が補完しあうことで、お互いの活力を最大に生かし、サステイナブルな自立・分散型の社会を形成するという構想。
★『生活クラブ2030行動宣言 サステナビリティレポート・2024年度実績』より転載(2025年9月)
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