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*数値は『Think&Actデータブック2019』制作時点のものです。2020年度以降の情報は『2030行動宣言レポート』のページをごらんください。
Think&Act 05 有害物質ゼロをめざします。
健康や環境をおびやかす有害物質の使用・放出を減らします。
有害物質ゼロへ向けて、継続的に活動していきます。
【無添加包材】食品の包材も化学物質の無添加を追求
生活クラブでは添加物を可能なかぎり排除した食品包装用の「無添加追求フィルム」を開発し、その使用をすすめてきました。また家庭で使用するラップフィルムも無添加のものを開発・使用し、包装材から食品へ化学物質が移行汚染するのを防いでいます。包装用の無添加追求フィルムの使用量は、2018年度は年間で約79トン、家庭用の無添加ポリエチレンラップの利用量は約54トン、合計133トンでした。
・添加物を可能な限り排除したプラスチック・フィルムの使用量
2018年度実績
無添加追求フィルム
一般的な食品包装用フィルムには、酸化防止剤、滑剤、着色剤、防曇剤など、様々な添加物が使用され、条件によっては食品に移行汚染してしまう危険性があります。しかし具体的にどの添加物が使われているかについては、ほとんど情報開示されていないのが実態です。
そこで生活クラブでは「限りなく無添加を追求した包装用フィルム」を開発し、切り替えをすすめてきました。その開発は、単層フィルムの米袋から始まり、その後、食品が触れるラミネートフィルムの最内層にも使えるようになりました。現在では157品目の包材に使用されています。
(2019年3月末現在)
一般的な食品包装用フィルムには、酸化防止剤、滑剤、着色剤、防曇剤など、様々な添加物が使用され、条件によっては食品に移行汚染してしまう危険性があります。しかし具体的にどの添加物が使われているかについては、ほとんど情報開示されていないのが実態です。
そこで生活クラブでは「限りなく無添加を追求した包装用フィルム」を開発し、切り替えをすすめてきました。その開発は、単層フィルムの米袋から始まり、その後、食品が触れるラミネートフィルムの最内層にも使えるようになりました。現在では157品目の包材に使用されています。
(2019年3月末現在)
【せっけん】合成界面活性剤の排出を87トン削減
生活クラブでは、合成界面活性剤でつくられる合成洗剤を使用しないでせっけんを使う運動をすすめています。組合員が家庭内で1年間に使ったせっけんの量から推定すると、一般的な合成洗剤を使っていたら排出されていたはずの合成界面活性剤を約87トン削減できたことになります。
※下記を参照
※下記を参照
・合成界面活性剤の年間削減量(洗濯用と台所用洗剤)
2018年度実績
家庭から排出される有害化学物質の6割以上が合成洗剤の成分!
これは、家庭から排出される有害化学物質の排出推定量を調べた環境省のデータです。それによると、1位がAE、2位は防虫剤成分のジクロロベンゼン、3位がLAS、4位がAESでした。1位、3位、4位、6位はいずれも合成洗剤成分。なんと、家庭から排出される有害化学物質の64%が合成洗剤の成分というのが実態です。
・家庭から排出されるPRTR法※第1種指定化学物質の割合
2017年度実績(2019年9月27日公表)4万6千トン/年
【グラフ内の正式名称】
AE(ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル)
LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩)
AES(ポリ(オキシエチレン)=ドデシルエーテル硫酸エステルナトリウム)
※PRTR法:1999年に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善に関する法律」。有害で環境を汚染している化学物質462種を第1種指定し、企業にその扱いを管理し、排出した量を毎年届出することを原則義務付けています。
*環境省HP/PRTRインフォメーション広場「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック~平成29年度集計結果から~について」から作成
これは、家庭から排出される有害化学物質の排出推定量を調べた環境省のデータです。それによると、1位がAE、2位は防虫剤成分のジクロロベンゼン、3位がLAS、4位がAESでした。1位、3位、4位、6位はいずれも合成洗剤成分。なんと、家庭から排出される有害化学物質の64%が合成洗剤の成分というのが実態です。
・家庭から排出されるPRTR法※第1種指定化学物質の割合
2017年度実績(2019年9月27日公表)4万6千トン/年
【グラフ内の正式名称】
AE(ポリ(オキシエチレン)=アルキルエーテル)
LAS(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩)
AES(ポリ(オキシエチレン)=ドデシルエーテル硫酸エステルナトリウム)
※PRTR法:1999年に公布された「特定化学物質の環境への排出量の把握等および管理の改善に関する法律」。有害で環境を汚染している化学物質462種を第1種指定し、企業にその扱いを管理し、排出した量を毎年届出することを原則義務付けています。
*環境省HP/PRTRインフォメーション広場「PRTRデータを読み解くための市民ガイドブック~平成29年度集計結果から~について」から作成
(『Think&Act データブック2019』より転載 2020年1月)
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