本文へジャンプする。
本ウェブサイトを利用するには、JavaScriptおよびスタイルシートを有効にする必要があります。
生協の食材宅配【生活クラブ】
国産、無添加、減農薬、
こだわりの安心食材を宅配します。
ここからサイト内共通メニューです。
トップ活動・とりくみ食の安全へのとりくみ生活クラブの放射能対策 〉 放射能検査の対策方針

放射能検査の対策方針

「放射能が健康へ与える影響にしきい値(※)はない」という考え方に基づき、自主基準値を設定しています。
また、徹底した放射能検査を行い、検査結果をすべてWEBで公開しています。
(※)しきい値:それ以下であれば、人体に影響はないとされる値のこと。生活クラブでは、放射能の影響に安全なレベルはないと考えています。


 

厳しい自主基準で放射能検査をしています

 対象品目  乳児用食品・飲料水・牛乳・米・鶏卵・肉(鶏・豚・牛)・乳製品・魚介類・加工食品・青果物

生活クラブは、「放射能が健康にあたえる影響に、しきい値はない」という考えのもと、自主基準値を設定しています。自主基準値を超えた品目は、供給を中止します。1986年のチョルノービリ原子力発電所事故をきっかけに、他団体と共同で放射能検査機を設置し自主基準値を設定。東京電力福島第一原子力発電所の事故にあたり自前の検査機を導入し、数度にわたる改定を経て2016年より現在の自主基準値を適用しています。原発事故から13年経った今でも年間約8,000件の検査を行なっています。
※それ以下であれば、人体に影響はないとされる値のこと。生活クラブでは、放射能の影響に安全なレベルはないと考えています。
 
■2023年度の検出結果
 

これからも放射能検査を続けていきます

国の放射能基準を超える食品は野生のきのこや山菜などに限定されるようになり(※)、世間では放射能リスクへの関心も薄れてきているようです。しかし生活クラブでは、これからも放射能検査活動を続け、徹底した情報公開と検査結果をもとにした残留放射能の低減対策を進めます。

(※)農林水産省食品中の放射性物質の検査結果(年度別、品目等別、都県別の解析結果)令和元年度/平成31年度公表

独自の厳しい基準による放射能検査を実施

「食べ物から内部被ばくのリスクを少なくすべきである」という考え方に基づいて、生活クラブは放射能の独自の自主基準を設定しています。
国と生活クラブの基準値の比較表
※セシウム134と137合計値、単位:Bq/kg
(1)飲料水には、国の基準と同じ「緑茶」だけでなく、「麦茶」や「山草茶」などの茶類を含みます。
(2)「生椎茸」を除く「きのこ類」を含みます。
(3)検出下限値とは放射能検査の精度をあらわすもので、この値が低くなければ、検査結果に信頼性があるとは言えません。また、検出下限値を目標としている理由は、測定する消費材の比重などにより、検出下限にバラつきが生じるためです。
(4)セシウム134と137合計値、単位:Bq/kg
 

国の基準よりもはるかに厳しい自主基準
国の基準値は食品からの「内部被ばく」だけを想定して設定されています。
しかし、実際には「外部被ばく」があることを考慮し、生活クラブは国の基準より低くすべきと考えました。
主食の米をはじめ、牛乳や鶏卵、肉類など、とくに食べる回数や量が多い食品は基準を低くするべきと考えた数値です。
生活クラブの基準値と国の基準値との比較
※2016年4月改定 ※単位:Bq/kg
青果物・魚介類・加工食品・生椎茸の区分にある食品については、検出値が10Bq/kg以下となることを推奨目標としています。可能な限り、値を下げるために生産者は日々、低減対策を進めています。

 
子育てを応援する品目を揃えた「すくすくカタログ」。赤ちゃんが口にする乳児用の食品は、直近1年以内の検査で不検出(検出下限値セシウム合計1Bq/kg)を確認したものだけを掲載しています。
 

私たちが放射能検査を担当しています

放射能検査の測定は、組合員で構成されているワーカーズが担当しています。
消費する側の組合員が検査に参加しているのも、生活クラブならでの特徴です。
特定非営利活動法人たすけあいワーカーズ「この指とまれ」
井瀧 佐智子さん

私たちは、戸田デリバリーセンターで、青果物の放射能検査を担当しています。測定には、生産者が毎週届けてくれるサンプルが必要です。生産者と一緒に安全を支えることに責任とやりがいを感じています。
 
ワーカーズ・コレクティブ「SOU 労働者協同組合」
伊丹 幸子さん

もともと生活クラブ埼玉から大宮センターの配送業務を請け負っており、今は青果物以外の食品の放射能測定業務も行なっています。検査を続けることで、「分かって食べる」大切さを改めて実感しています。


基準値の信頼性を示す「検出下限値」を公開
「検出下限値」とは、放射能検査の精度をあらわすもので、この検出下限値が低くなければ、いくら基準値が低くても検査結果に信頼性があるとは言えません。
厚生労働省からは「一般食品の測定下限値は基準値の4分の1とする」ことが示されており、生活クラブでは他の食品にもこれを適用しています。
なぜ「検出下限値」を公開するの?
検査器の放射性物質検出能力の「検査下限値」以下が「不検出」となります。つまり、必ずしも「不検出=0(ゼロ)」ではないため「不検出」の根拠となる「検出下限値」の公開は重要です。検査器によって下限値が大きく異るため、どのような検査器を使っているかが重要です。
 

高精度な検出器を導入しています
「シンチレーションカウンター」と呼ばれる放射能測定器5台と、より精度の高い検査ができる「ゲルマニウム半導体検査器」1台で検査しています。「シンチレーションカウンター」では検出下限目標10Bq/kgの生椎茸と6Bq/kgの品目、「ゲルマニウム半導体検査器」では主に検出下限目標1Bq/kgと2.5Bq/kgの品目を検査しています。また、「シンチレーションカウンター」で放射能を検出したときには、必要によって「ゲルマニウム半導体検査器」で再検査を行ないます。

詳しくはこちら
 

放射能検査結果の徹底した情報公開
組合員の一人ひとりが実態を把握し、 消費材の利用を計画したり工夫できるように放射能検査の結果は、検出下限値を含めて公開しています。
データベース検索で詳しく閲覧することができます。

放射能検査結果データベース検索


 生活クラブ組合員VOICE 

「生活クラブの新しい自主基準に満足していますか?」

生活クラブの放射能検査対策の歩み

東京電力福島第一原発の事故以来、「食べ物からの内部被ばくのリスク」を少なくする取り組みを大切にしています。







食の安全を、次の世代につないでいくこと。
その強い意思をもって、我々は検査体制を磨いてきました。

 
★『生活クラブOPINION 』 2024年6月4回(26週) 掲載記事を一部転載しました。
【2024年6月更新】

 

生活クラブをはじめませんか?

42万人が選ぶ安心食材の宅配生協です

生活クラブ連合会のSNS公式アカウント
本文ここまで。
ここから共通フッターメニューです。
共通フッターメニューここまで。