5万人集会 大江健三郎氏ら脱原発訴え(生協流通新聞)
2011年10月05日:生協流通新聞
生協ら「阻止ネット」も参加
「脱原発へ国民運動の大きなうねりを!」-。
作家の大江健三郎氏や澤地久枝氏、経済評論家の内橋克人氏などが呼びかけ人となって発足した「さようなら原発1000万人アクション」。その署名運動と併行して“脱原発”を求める『さようなら原発5万人集会』とパレードが9月19日、東京・新宿区の明治公園で行われた。集会には主催者発表で約6万人が集結。大江氏や澤地氏・内橋氏のほか、作家の落合恵子氏、俳優の山本太郎氏、ハイロアクション福島原発の武藤類子氏らが発言。大江氏は 「原子力のエネルギーは必ず荒廃と犠牲を伴う」、落合氏は「夜に子どもが起きて『原発が怖い』などと叫ぶ世の中にしないために」などと訴えた。「1000万人署名」は来年3月、政府と国会に提出。集会には生活クラブなどの生協や取引生産者で構成する 『“六ヶ所再処理工場”に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク(略称・阻止ネット)』も合流し、参加した生協関係者らは新宿駅近くまでのコースを、「さようなら原発」「子どもたちを守ろう」などとアピールしながらパレードした。