国会が全会一致で採択 「容り法見直し」の請願署名(生協流通新聞)
2011年10月20日:生協流通新聞
昨年10月から、税金でリサイクルを進める容リ法の見直しや発生抑制と再使用を促進するための仕組みづくりを求め、賛同する全国市民や団体の「容器包装の3Rを進める全国ネットワーク」とともに国会請願署名運動に取り組んできた、生協などが参加してRびんの普及を図る「びん使用ネットワーク」。
8月末で終了した第177回通常国会に提出された署名は衆議院と参議院を合わせて90件、39万4165筆にのぼり、会期最終日の31日に衆・参それぞれの環境委員会において全会一致で採択された。
超党派で紹介議員を獲得した今回の請願は、衆議院環境委員会に付与された15種・150件の請願のうち、唯一採択され、衆議院では10年ぶりの請願採択。今秋にも関係省庁による論点整理が始まり、2012年には審議会が立ち上がる見通し。