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TPP反対をアピール

4月25日の昼と夜に東京・日比谷で行われたTPPに反対する集会。国内自給力の向上をめざす生活クラブも参加しました。(2012年5月21日掲載)

同日の昼に行われたTPP反対を表明する国民集会で、集会アピールを読みあげる生活クラブ連合消費副委員長の一政伸子さん 4月25日、STOP TPP!! 1万人キャンドル集会実行委員会など3団体が主催する「STOP TPP!! 1万人キャンドル集会」が行われました。会場の日比谷の野外音楽堂には5000人もの市民が集まり、時より強くなる雨の中、市民団体や消費者団体、生協、NGO、労働組合、農民組合、農協などが立場や専門分野を超えて「STOP TPP!」をアピール。ミュージシャンによるトークセッションや医療者、農業者、漁業者、労働者、消費者などから熱いメッセージが寄せられました。
 生活クラブの会員である遺伝子組み換え食品いらないキャンペーンの西分千秋さんは「TPPは米国の基準を押しつけることによって食品の安全を守ろうとする権利を奪う。アメリカはBSE問題が収束していないなかで、月齢20ヵ月の輸出規制の緩和をしようとしている。安全性に疑問のある添加物や遺伝子組み換え作物についての知る権利、選ぶ権利が奪われる」と、モンサントなど一部の多国籍企業による支配から、日本のTPP参加に反対を訴えました。
 また、生活クラブ東京の関連団体であるNPO法人アビリティクラブたすけあい副理事長の花山由美子さんは「保険業法の改定によって少額短期保険とされたが、私たちがやっているのは市民による相互扶助としての共済。たすけあいの仕組みを作りながら地域で豊かに暮らすために共済を根付かせていくためにも共済のたましいは売らず、TPPと戦っていきたい」と、TPPによって地域のたすけあいの仕組みが阻害されることへの懸念を表明しました。
 集会アピールが満場の拍手により採択された後、思い思いのキャンドルを手に銀座の街をパレードして、沿道の人々にTPP反対を訴えました。

STOP TPP!! 1万人キャンドル集会アピール

 TPP(環太平洋連携協定)交渉では、例外なき関税撤廃と非関税障壁・規制制度についてのルール作りが行われており、このままでは私たちの食料の9割近くを輸入に頼ることになります。さらに、医療・医薬品・知的財産権・食品の安全基準・公共調達・郵貯・簡保・共済など、私たちのいのちと生活に大きな影響を及ぼす事が明らかになっており、TPPに対する懸念は、日増しに大きくなっています。
 しかし、「情報収集と開示を行い、十分な国民的な議論を経たうえでTPPの結論を得ていく」と国民に約束したことを果たさないままに、野田総理は正式な交渉参加表明を行う危険性が高まっています。
 本日、私たちはさまざまな分野から、「TPP参加に反対」または「重大な懸念」をもち集まりました。そして、ここに改めて「STOP TPP!!」の思いを確認しました。
私たちは、みなさんに呼びかけます。すべての人たちのいのちとくらしを守るために、「STOP TPP!!」の声を政府に、そして国内外に届けるため、ともに行動しましょう。

2012年4月25日
「STOP TPP!! 1万人キャンドル集会」 参加者一同

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