参議院選挙に向けて各政党と参院選候補予定者に政策提案を届け、公開質問への回答をいただきました。
生活クラブは5月から6月にかけて、各政党と参院選の候補予定者に対して、「私たちは求めます 食の安全・安心と自給力向上の実現、そして脱原発を。」という政策提案と公開質問書を届け、6つの政党と25人の候補予定者から回答をいただきました。
●政策提案と公開質問の内容
生活クラブが各政党と参院選の候補予定者に届けた政策提案と公開質問の内容は、次のとおりです。TPP、食品表示制度、脱原発という3つのテーマについてそれぞれ質問を設け、賛成・反対・態度保留・その他の4択で回答を求めました。いずれも、生活クラブが日頃から力を入れて取り組んでいるテーマであり、日本の将来を左右する重要な課題と考えます。
【政策提案の概要】
私たちは求めます
食の安全・安心と自給力向上の実現、そして脱原発を。
(1)食の安全・安心と自給力向上の実現を求めます。
①TPP交渉への参加表明の撤回を求めます。
②加工食品の原料原産地表示義務、ならびに遺伝子組み換え食品の表示義務の拡大を求めます。
(2)脱原発政策
①福島の事故に学び、脱原発社会に向けて、原子力発電所の廃炉、六ヶ所再処理工場の稼働中止を求めます。
②自然エネルギーの導入促進、消費者が電力会社を選べる制度にするため、発送電の分離および関係法制度の整備を求めます。
●政党からの回答
参議院選挙に候補者を立てる予定の11の政党に対して政策提案をお届けし、6つの政党から回答をいただきました。
●候補予定者からの回答
生活クラブがある21都道府県のうち、9都府県の25人の候補予定者から回答をいただきました。
【2013年7月3日掲載】