生活クラブは映画『無知の知』に協賛しています。
2011年3月11日大地震が発生し、日本に消えることのない様々な傷跡を残しました。とりわけ、人災と定義づけられた福島第一原発事故は未だに収拾されず10万人以上の住人が避難生活を強いられたままです。現在も放射性物質が垂れ流し状態の中、政府は収束宣言をし、原発再稼働の動きが活発化しています。日本国民の大半は原発に疑問を持ちつつも、反対か推進か判断をしかねている人々が6割を占めるといわれています。
そんな多くの日本人のひとりである石田監督が、これまで原発問題から目を背けてきた自戒の念を抱えながら、原発是非を問う旅にでます。
なぜ必要なのか?なぜ必要無いのか?という素朴な疑問を市井の人々から原子力の専門家や政治家にぶつけることで、誰がどうやって責任を持つべきなのか?自分自身に責任は無かったのか?と問いかけます。
また、これまで原発推進してきた元首相のお歴々に福島事故後、今何を思うのかとインタビューする箇所は大きな見所のひとつとなっており、日本の未来像、しいては原発をめぐる世界のあり方を示唆するドキュメンタリー映画となっています。
生活クラブ連合会は、この映画を応援・協賛することにしました。
映画予告編
- 監 督:石田朝也
- プロデューサー:大塚馨
- 製 作:©「無知の知」製作委員会2014
- 企画・製作:株式会社大風
- 配給:アルゴピクチャーズ
- 特別協賛:パルシステム生活協同組合連合会
- 協賛:協賛:生活クラブ事業連合生活協同組合連合会・生活クラブ生活協同組合 静岡・株式会社大地を守る会・グリーンコープ・東都生活協同組合
- デジタル/カラー/モノラル/107分作品
2014年秋公開!
ポレポレ東中野 他全国独立単館系劇場にて。
*詳しくは「無知の知」公式ホームページから
【2014年9月10掲載】