地域での放射能測定活動が行われています。
生活クラブ連合会では2011年3月12日の東京電力福島第一原子力発電事故後に、脱原発について運動をすすめるための会議を設置しました。組合員が集まって、各地域の脱原発についての活動を共有しています。地域ではそれぞれ個性豊かに放射能測定の活動をおこなっています。測定は厳密に行うことも必要ですが、「いつも計測している」ことがもっと大切と考えます。万が一、不測の事態が起きた時には、日頃の測定値と比較することができるからです。
今回は2013年度の測定活動を紹介します。
*環境放射線測定活動ガイドはこちら(PDF)
生活クラブ東京 【あきるの市、協同村で定期測定】
あきるの市にある協同村で定期測定を実施しています。結果については、ホームページで公開しています。
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生活クラブ大阪 【2か所の定点活動で原発を監視】
13年度10月より、2ヶ所で測定を始めました。水平が保たれるよう、机の上に置いて毎日測定しました。定点観測を行うことは、普段の身の回りの線量を知るだけでなく、原発に異常がないかどうかの監視にもつながります。国の線量測定値をだけを頼りに判断するのではなく、自分たちの手でそれを知ることが重要であると考えます。また、この活動を通じ、福島第一原発事故を常に忘れないという思いを持ち、測定活動を行っています。
守口市(4回測定/月) | 2013年11月~2014年1月 0.05μ㏜ |
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豊能町(23回測定/月) | 2013年11月 0.07μ㏜ |
2013年12月 0.074μ㏜ |
2014年1月 0.068μ㏜ |
京都エルコープ 【毎月定期的測定活動を実施】
京都エルコープでは、2013年5月から毎月、定点で屋外・室内、地上1mと5cmの地点で空間線量の測定をしています。各支部1カ所以上、計約58ヶ所の定点で測定しています。
また、2ヶ月に一度、放射線測定活動報告会を実施し、測定活動を行っている組合員が集まり、講演会・学習会および測定活動報告を行っています。
生活クラブ都市生活【測定メイトが活躍】
10支部と3センター、測定メイト29名で測定しています。測定記録はすべて理事会で保管しています。
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