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核燃料再処理計画にストップを 「阻止ネット」がシンポジウムを開催

青森から参加した山田清彦さんのお話しを聞く

生活クラブ生協連合会は、阻止ネット(*)に参加し、六ヶ所再処理工場の稼働を止めるための活動を全国の団体と協力してすすめています。9月16日(水)、衆議院第一議員会館大会議室で、シンポジウム「2030年 六ヶ所再処理工場のゆくえ 私たちの原子力政策」を開催し、生活クラブ生協から50名が参加、全体で160名が集まりました。
(*)「六ヶ所再処理工場」に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク  (生活クラブ連合会のサイト外に移ります)

再処理は将来破たんするしかない

まず、原子力資料情報室共同代表の伴英幸さんが、「六ヶ所再処理工場の本格稼働を目指す規制委員会と原燃―問題点を突く―」をテーマに講演しました。現在、六ヶ所再処理工場については、福島の原発事故後に作られた新基準にもとづく安全性審査が続けられています。伴さんは、断層や火山だけでなく、財政面の危険性も指摘し、「どう対応しても、再処理は将来破たんするしかない」と、再処理工場は今すぐ止めるべきと訴えました。

再処理と闘う青森のひとびと

続いて、六ヶ所再処理工場の地元・青森から駆けつけた、核燃サイクル阻止1万人訴訟原告団事務局長の山田清彦さんから、下北半島の開発計画に翻弄されてきた青森のひとびとの暮らしについて聞きました。青森のひとびとは、大地震や大津波の危険性にさらされながら生活しています。山田さんは、全国の電気の利用者が電気料金の一部として再処理費用を負担することでかろうじて生き延びている再処理計画の実態に触れ、「計画を全面撤回させるまで、青森の私たちは闘い続ける決意です。首都圏のみなさんから支援をいただきたい」と会場に呼びかけました。
シンポジウムには、4月に実施された六ケ所ツアーの参加者たちも集まり、ツアーで見聞きしたことを会場と共有しました。
阻止ネットでは、4月のツアーとこのシンポジウムを受けて、六ヶ所再処理工場の稼働を阻止するための政府への働きかけを強めていく予定です。

(2015年11月4日掲載)

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