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福祉のしくみづくりが始まっています! ~住み慣れた地域の暮らしをサポートするために~

生活クラブの活動を母体とする各地の社会福祉法人などで構成される「生活クラブ安心システム連合」は、初めての研究交流集会を3月14日に横浜市内で開催しました。地域でのさまざまな福祉事業に取り組む関係者ら約200人が集まり、多彩な実践例が報告されました。

第1回生活クラブ安心システム連合研究交流集会

小川泰子さん「誰もが参加できる地域福祉のしくみをつくっていきたい」と、小川泰子理事長が開会の挨拶をしました。

秋山正子さん基調講演では、秋山正子さん(白十字訪問看護ステーション代表)から「住み慣れた地域で暮らし続けるために~訪問看護と暮らしの保健室の取組みから~」と題して東京・市ヶ谷での訪問看護の活動が紹介されました。

続いて、各会員団体から地域づくりの実践報告がされました。一人では外出しづらくなった方への買い物バスの運行や、地域の高齢者が集い健康体操やおしゃべりができるサロンの開催、地域の人と一緒に行なった徘徊模擬訓練や防災訓練の様子や、生活クラブ関連団体が行政や他団体と連携するネットワークづくりなどが紹介されました。
各団体が自分たちの地域に目を向け、必要とされていることを模索している姿が多くみられました。

池田徹さん<実践報告を行なった団体>
生活クラブ東京/社会福祉法人悠遊(東京)/生活クラブ神奈川/社会福祉法人いきいき福祉会(神奈川)/生活クラブ千葉/社会福祉法人生活クラブ風の村(千葉)/生活クラブやまがた/特定非営利活動法人結いのき(山形)

最後に、「その地域にある資源をつないで多様な活動を展開していきたい」と池田徹事務局長が閉会の挨拶をしました。

ケアの標準化と質の向上をめざして

生活クラブ安心システム連合は、介護にあたる時に重視すべき10個のポイントを「10の基本ケア」として提唱しています。集会では、それぞれの介護現場でこの考え方を定着させるためにすすめてきた、共通教材の製作や合同研修の様子が報告されました。
視覚的に介護動作を見られたらよいのではないか、という提案から、共通教材としてテキスト以外に動画を作成したところとても好評だったとの報告や、グループワーク研修で「10の基本ケア」を1項目ずつ取り上げ、そのケアがなぜ必要なのかを、5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、どうして、どのように)に分解したところ、多角的な理解につながったとの報告がありました。

生活クラブ安心システム連合の活動はまだ始まったばかり。今後さらに活動を積み重ねながら、地域を元気にしていきます。

生活クラブ安心システム連合

生活クラブは地域福祉にかかわるさまざまなニーズに応え、実現するために、各地でワーカーズ・コレクティブや社会福祉法人を立ち上げてきました。
2015年には生活クラブを母体とする3つの社会福祉法人、悠遊(東京)、いきいき福祉会(神奈川)、生活クラブ風の村(千葉)が中心となって、新たに「生活クラブ安心システム連合」を立ち上げました。あらゆる人が住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けられるように、という想いのもと、事業所利用者の在宅生活を最期まで支えきり(安心ケアシステム)、さらには近隣住民の地域生活も責任を持って支援する(安心支援システム)という「生活クラブ安心システム」を掲げ、実践に向けて動き出しています。

生活クラブ安心システム連合のページができました!
「生活クラブ安心システム」の詳しい内容はこちらをご覧ください。
https://seikatsuclub.coop/activity/care/anshin.html
 
「生活クラブ安心システム」の基本姿勢に共感しともに活動する会員団体は、2016年4月時点で12団体に増えました。会員団体は、3つの社会福祉法人と生活クラブ共済連、生活クラブ東京、生活クラブ神奈川、生活クラブ千葉、生活クラブ長野、生活クラブやまがた、生活クラブ茨城、そして生活クラブ提携生産者の株式会社百笑一輝(無茶々園)、王隠堂農園です。

(2016年4月25日掲載)

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