生活クラブ都市生活(兵庫県)の「ビオサポーター」おすすめ 普段づかいの牛肉レシピ
「ビオサポ」とは、生命を意味する「BIO」と「美を」を掛け、生命力にあふれた健康な食生活をサポートしていく、という生活クラブの造語。生活クラブの食材で、カラダやサイフも、そして環境や社会も健康にしよう!という欲張りな提案です。
そんな「ビオサポ」の活動もスタートしてはや3年。地域の生活クラブでは、食べ物のちょっと気になる情報や、カラダにより良い食べ方などの伝える「ビオサポーター」が活躍中です。
生活クラブ長野の味噌レシピに引き続き、今回は生活クラブ都市生活(兵庫県)のビオサポーターが普段づかいの牛肉レシピを開発しました。
にんにくの香りでごはんがすすむ
牛肉とひたし豆の簡単!炊飯器ピラフ
関西庶民の味
肉すい
しっかりとした食べごたえ
牛ひき肉とトマトのWチーズレンジ蒸し
それぞれの詳しいレシピはビオサポWEBサイト、または今週お届けのカタログで。
添加物の実験に参加者の目が釘づけ、食育セミナー&ランチ
生活クラブ都市生活のビオサポーターは現在6人。機関紙にレシピや旬の野菜・果物の栄養の話などのコラムを毎月よせたり、地域の学習会やイベントで講座を開いています。講座の中で特に人気のテーマは『食品添加物』。昨年12月の食育セミナー&ランチ「テーマ:おせちと食品添加物」では、ビオサポーターがセミナー講師を担当しました。
漬物の着色料を使って行なう毛糸の着色実験では、参加者のみなさんは真剣な表情で観察。サボテンに寄生するカイガラムシ科のエンジ虫から抽出した「コチニール色素*」という虫にお湯を注ぐと鮮やかな赤色に変色。これに酢やクエン酸等を加えて酸性にするとオレンジ色に、重曹などを加えてアルカリ性にすると紫色になります。*コチニール色素が原因でアナフィラキシーショックという急性アレルギー発作を引き起こした事例が報告されています。
着色実験のほか、亜硝酸テスターを使った発色実験も行なっています。普段の生活では目に見えない食品添加物も実験をとおして目に見えるようになると、本当に必要なものか、考えるきっかけになるとのこと。今後も、たくさんの人と出会って、安心できる食べもの・食べ方について情報を発信していく予定です。
【2017年3月24日掲載】