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「シンプルライフ」は生活クラブで マキさん ②

生活クラブのある暮らし vol.2
2017.9.4

生活クラブの消費材をじょうずに使いこなし、家族も自分も心豊かにすてきな日々を過ごしていたい。

そんな毎日を実践されている方々にお話をうかがい、生活クラブのお気に入りや、暮らしの中でもっともっと消費材(*)の良さを活かすためのコツやアイディアも紹介する連載をお届けしています。

今回は、シンプルライフ研究家のマキさんのお話の続きです(全3回の2回目)。

(*) 消費材=一般に「商品」と呼ばれる食品や生活用品について、生活クラブでは、売買して利益を得ることよりも、消費生活に必要な「材料」としての質を第一の目的に作られている、という意味をこめて「消費材(しょうひざい)」と呼んでいます。

毎週の注文品の選び方

―――生活クラブに加入して半年以上。すっかり生活クラブの消費材の大ファンだそうですが、毎週の注文はどんな風にやっていますか?

注文用紙を使う方と、ネットで注文する方がいると思いますが、わたしは毎週カタログを見ながら、注文用紙に記入して配達員さんに渡しています。いつとは特に決めていなくて、空いた時間に。配達の日に提出できるよう、それまでに記入しておきます。

注文するものの選び方は、カタログを見て自分が「食べたいな~」と思うものですね(笑)。あとは、時短で調理できる食材かどうか?をいつも考えます。手の込んだ料理よりも、素材そのままの味を楽しめるシンプルな料理のほうが好きなので、時短調理に向くかどうかを考えながら選ぶことが多いです。

―――事前に「今週はこれとこれを作ろう」といった計画を立てて選ぶんですか?

いえ。事前にメニューを決めることはほとんどありません。というか、わたしの料理はメニュー名がつくほどのものが特になくて(笑)。焼くだけ、ゆでるだけ、そこにほんの少しの味付け、というシンプルな調理なので。

メニューありきで注文するものを決めるのではなくて、まず食べたい素材があって、簡単に調理できるかどうか?を考えながら選びます。それも「生活クラブの食材だったら素材で勝負できる」とわかっているからできるんですが。

お気に入りの品目

―――「食べたい食材」を中心に、時短できるかどうかを考えながら選ぶ、ということですね。具体的にはどんな消費材でしょうか?

お肉だったら、例えば豚ロースの厚切りのように、なるべく包丁を使わずに、すぐに焼いたりゆでたりできるもの。魚も、解凍して焼くだけの切り身や干物などをよく注文します。生活クラブは魚介類もいろいろ種類があるのでいいですね。ほたるいかなんか、解凍してポン酢をかけるだけでおいしく食べられるのでよく注文しますよ。

野菜もなるべく複雑な調理が要らないことを念頭に選びます。必ずと言っていいほど注文するのはミニトマトやレタス。洗ってすぐ食べられるラクな野菜ですね。あとは、ブロッコリーやオクラ、今の季節(夏)なら枝豆やとうもろこしなど、ゆでるだけで食べられる野菜も重宝しています。

一方で、人参やじゃがいもや玉ねぎはあまり買わないんですよ。そう言うと驚かれることも多いんですが。人参や玉ねぎって、必ず皮をむいたり包丁で切ったりするので、わたしにはそれが面倒に思えてしまうんですよね。それよりは、なるべく複雑な調理をせずに、ゆでるだけで食卓に出せるような野菜が好きなんです。フルーツも、洗ってそのまま食べられるさくらんぼとかブルーベリーなどが好きですね。

―――徹底して「時短」をめざした結果、素材そのものの味を楽しむというシンプルな食生活に行き着いたわけですね。

生活クラブの食材はそれ自体がおいしいので、よく市販品にある合わせ調味料のようなものを使ったりしなくても、シンプルな味付けで済みます。わたしがいつも使う調味料も、しょうゆ、味噌、みりん、塩、こしょうなど基本的なものばかりです。

生活クラブのものでは、「なたね油」が特にお気に入りです。生活クラブに入る前は、油の銘柄は特に決めていなくて、なくなったらその都度スーパーでよさそうなものを選んで買う、という感じでした。でも、生活クラブのなたね油を使い始めてからはその手間がなくなりましたし、以前に買っていた同じぐらいの品質のものより値段が安いので助かってます。

生活クラブの調味料で、市販のものとの味の違いをすごく感じたのはトマトケチャップです。前はケチャップってあまり使わなかったんです。オムライスを作るときぐらいだったので、チューブで買うと使いきれずにたくさん残ってしまいます。だからお弁当用のミニサイズのを買うようにしていました。でも生活クラブに入ってからは、卵がおいしいので目玉焼きをよく作るようになって、そこにケチャップを添えるとこれがシンプルでとってもおいしいんですよね。

一週間の組み立て

―――生活クラブの配達日から1週間の食材の使い方はどんな感じですか?

いま、うちではほとんどの食材は生活クラブで買っています。生活クラブの消費材は冷凍のものと冷蔵のものがあるので、だいたい配達から1週間の前半は冷蔵品の豚肉や牛肉を中心に考えて、後半は冷凍品の鶏肉や魚を食べていくようなサイクルですね。注文のときにもなんとなくそのバランスで考えています。

回収に出す包材や卵のパックなどは、玄関に置き場所を決めてまとめています。牛乳やケチャップなどのリターナブルびんも、洗ったらすぐここに。配達員さんもこの場所をわかっていて、何も言わなくても回収してくれます。スーパーで買っていたころのように、牛乳パックや発泡スチロールのトレイを洗う手間がなくなって、ずいぶんラクになりました。

―――1週間分の配達品、かなりの量になりますね。

量も金額もそこそこになりますが、それでも週の途中に足りなくなって、お出かけのついでにスーパーで葉物や乳製品などを買い足すことも。でもわたしは、食費は投資、お金をかけてもいいところだと思っているので、そこで節約しようとはあまり思わないです。子どもの成長や自分の健康に直接つながる部分ですもんね。

生活クラブでとるようになって画期的に変わったことは、スーパーだと魚のお刺身は買ったその日にしか食べられないものだったのに、生活クラブなら解凍すればおいしいお刺身がいつでも食べられることです。冷凍品は、だいたい前日に冷凍庫から冷蔵庫に移しておきます。次の日に冷蔵庫を開けると「あっ今日はこれを食べるんだった」と思い出して、すぐに支度に取りかかれるので無駄がないです。

よく「先にメニューを決めないで食事なんて作れるの?」と言われるんですが、例えば「カレーを作ろう」「ハンバーグを作ろう」と先に決めると、そのメニューに合わせてあの食材とこの食材を揃えて…とリストアップして買い物しないといけないですよね。

わたしにはむしろその時間がストレスに感じられてしまって(笑)。もちろんやり方は人それぞれですが、わたしの場合は、何に使うかは決めずに、素材を見て「あ、よさそうだな」「これおいしそう」で選ぶのが一番ストレスがないんです。

―――メニューから材料を揃えるのではなく、素材が先にあるという発想ですね。

でも、そういう食べ方ができるようになったのも、生活クラブに加入したからこそ。振り返ると、以前はわたしももっと調理に時間をかけていました。例えば鶏のササミでも、たらことマヨネーズを混ぜたものを上にのせて焼くとか、甘辛のタレで炒めるとか。ただゆでるだけ、というような調理はしていなかったですね。今思うと、「味は付けないといけないものだ」と勝手に思い込んでたような気もします。それが、生活クラブの食材に出会って「そのままが一番おいしい」と気づきました。

シンプルな食事って、時短というメリットももちろんありますが、薄味になったり保存料など添加物の多い調味料を使う必要がなくなったり、結果的に体に負担の少ないヘルシーな食生活につながる気がします。

構成:輪島直美/撮影:林ひろし/取材:2017年6月


*マキさんのお話は次回が最終回です。
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◆マキさんのプロフィール◆
シンプルライフ研究家。東京都内で4人暮らし。広告代理店で働きながら子育て中。
近著に『持たない四季の暮らし』(大和書房)、『ゆるく暮らす』(マイナビ出版)がある。

ブログ『エコナセイカツ』
http://econaseikatsu.hatenadiary.com/entry/2017/08/11/074428


マキさんのインスタグラム 「生活クラブのある豊かな暮らし」を発信中
https://www.instagram.com/econaseikatsu.maki/

 

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