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生協の食材宅配【生活クラブ】
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消費材「真塩」「海水塩」のマイクロプラスチック残留検査結果をお知らせします

2018年10月、韓国の研究者グループと環境保護団体「グリーンピース東アジア」の合同チームの研究で、世界の食塩ブランドの9割のサンプルからマイクロプラスチックが見つかったとの結果発表があり、多くのメディアで報道がされました。これを受け、生活クラブでは、提携生産者である株式会社青い海に、生活クラブの塩(真塩・海水塩)のマイクロプラスチック残留検査を依頼しました。
株式会社青い海が外部機関で調査した結果、すべての塩でマイクロプラスチックは不検出(検出限界:1ppm)であることが確認できました。

マイクロプラスチックとは

マイクロプラスチックは「直径5mm以下のプラスチック粒子」のことで、劣化したプラスチックの破片やマイクロビーズなどで構成されています。
ポイ捨てされたペットボトルなどの川ごみが海に散乱し破片化すると、海水中に溶けている有害化学物質などを吸着します。とても小さい粒子であるため、えさと間違えて魚や海鳥などが食べてしまい、食物連鎖により海洋生態系に悪影響を与えることが懸念されています。
人の健康被害につながるかどうかは、調査・研究がはじまったばかりであり、まだ判明していませんが、リスク評価ができないこと自体がリスクともいえます。

生活クラブの塩のマイクロプラスチック検査結果

生活クラブで共同購入する塩は2種類あります。ひとつは、メキシコまたはオーストラリアより輸入した天日塩と沖縄県糸満海域から取水した海水を原材料とした「真塩」と、沖縄県糸満海域より取水した海水のみを原材料とした「海水塩」です。

いずれも、1μm(0.001mm)から3μm(0.003mm)の細かい目のフィルターによるろ過を何度も行うことで、海水に含まれる不純物を取り除いたのち、塩の結晶化を行います。

そのため、今回、外部機関でのマイクロプラスチック残留検査ですべての塩にマイクロプラスチックが不検出(検出限界:1ppm)との結果となりました。
 
伝統の沖縄の塩づくり:ゴミや砂を取り除くためろ過を繰り返した後、平釜でじっくり7時間煮詰めて結晶化

海のプラスチック汚染を拡大させないために

マイクロプラスチックの問題は石油由来のプラスチックを多用することで成り立っている現在の大量生産・大量消費のあり方に根源的な問題を投げかけるものです。

これまで生活クラブは、大量生産・大量消費・大量廃棄社会への対案として、1994年よりリサイクル容器(使い捨て容器)からリユース容器(回収して再使用可能な容器)に切り換える取り組みをはじめました。これを「グリーンシステム」とよんでいます。

今後も、生活クラブはびんのリユースを始めとして「資源を循環させる暮らし方」を追求していきます。

【2019年3月6日掲載】
 

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