「若者おうえん基金」寄付活動9月スタート 社会的養護の元で育った若者の自立をサポート
生活クラブ連合会は「首都圏若者サポートネットワーク」の運営に2018年度より参画しています。昨年に続き、今年も「若者おうえん基金」を支える寄付を生協組合員へ呼びかける活動を9月1日からスタートします(東京・神奈川・埼玉の生活クラブ生協)。
「若者おうえん基金」は、社会的養護のもとで育った子ども・若者の独り立ちを支える伴走者(個人・団体)をサポートすることが特色の基金です。
2018年度「若者おうえん基金」に集まった寄付金の合計は1,371万3,509円、このうち生活クラブ組合員からの寄付は981万1,434円でした。この基金を元に、 9団体10件の活動に対して合計1,056万7,020円を助成しました。
「若者おうえん基金」は、社会的養護のもとで育った子ども・若者の独り立ちを支える伴走者(個人・団体)をサポートすることが特色の基金です。
2018年度「若者おうえん基金」に集まった寄付金の合計は1,371万3,509円、このうち生活クラブ組合員からの寄付は981万1,434円でした。この基金を元に、 9団体10件の活動に対して合計1,056万7,020円を助成しました。
■子ども・若者が自立するまでを持続的に応援するしくみを支えます
社会的養護のもとに育った子ども・若者は、困ったときに親身になって支えてくれる人が必要です。しかし、十分なサポートもなく自立することが求められる現状では、一時の援助だけではなく「伴走型支援」こそが重要で、支援を途切れずに続けるしくみを作りだすことも欠かせません。
生活クラブは、この活動を支える「若者おうえん基金」をより充実させるため、組合員に寄付を呼びかける活動を進めます。
■生活クラブならではの支援事業も
首都圏若者サポートネットワークでは、若者の自立のための就労・キャリア支援事業にも取り組んでいます。就労体験からはじまる無理のない支援をめざし、働きたい若者たちと働く先のマッチングを行なっています。就労体験先のひとつとして、生活クラブ生協(東京)の店舗運営を担うワーカーズ・コレクティブの協力を受け、2名の若者が店舗アルバイトとしての就労を実現しました。
生活クラブは組合員に寄付を呼びかけるとともに、会員生協、ワーカーズ・コレクティブと連携し、生活クラブグループ内での就労支援のしくみづくりをすすめます。
また、 2018年度からスタートしている『生活クラブフードバンク』とも連携して、基金の助成団体である自立援助ホームや退所児童等のアフターケア事業所などへの支援をひろげ、地域での連携をめざしています。
▼首都圏若者サポートネットワーク
https://www.wakamono-support.net/
▼「若者おうえん基金」2018年度選考結果
https://wakamono-support.net/news/67/
【2019年9月4日掲載】