びんがつなぐ、ごみ削減への思い【生活クラブのグリーンシステム】
2030行動宣言WEBコラム1-3.グリーンシステム
「このびんは、次は誰のもとにいくんだろう」そんな思いを馳せながら、空になったびんを洗ってみませんか?
家庭ごみの60%は包装ごみといわれていますが、生活クラブでは25年以上びん容器の使用をはじめとする包装ごみの削減に取り組んでいます。「地球生態系のためのごみ減量」を英訳した「Garbage Reduction for Ecology and Earths Necessity」の頭文字GREENから「グリーンシステム」とよばれ、ガラスびんを回収・洗浄してリユース、プラスチック類をリサイクルしています。
よく耳にする「3R」のなかで、環境負荷が少ない順はリデュース(出るごみを減らす)、リユース(繰り返し使う)、リサイクル(再生利用)となります。生活クラブでは牛乳びんのほかに「Rびん」という、調味料やジュースなど6種類のびんをリユースする取り組みをおこなっています。もともと日本には明治時代から一升びんを繰り返しリユースしていた歴史があり、「Rびん」は、この一升びんのシステムを参考に考えられました。
「Rびん」がユニークな点は「醤油びんがジュースびんになる」というように同種に限らずに広く使用されていることが挙げられます。
これからもRびんの回収率のさらなるアップのために回収キャンペーンの呼びかけや、イベントで伝えたりとさまざまな工夫を各地域でおこなっていきます。
【わたしたちのアクション】選ぶ
●分解されて自然に還るのが難しいプラスチック製のものはできるだけ使わず、ごみを減らす工夫をしましょう。
●繰り返し使えるRびんを使った67品目の消費材を選び、びんをリユースしましょう。
●家で出るごみはできるだけリサイクルしましょう。
Rびんは使いやすいように軽量化され、割れにくくする工夫がされていますが、ガラスですので乱暴に扱えば割れてしまいます。
次に使う人を想って大切に扱いましょう。
●繰り返し使えるRびんを使った67品目の消費材を選び、びんをリユースしましょう。
●家で出るごみはできるだけリサイクルしましょう。
Rびんは使いやすいように軽量化され、割れにくくする工夫がされていますが、ガラスですので乱暴に扱えば割れてしまいます。
次に使う人を想って大切に扱いましょう。
【2020年6月29日掲載】