食を通じて地域を支える【生活クラブフードバンク】
フードバンクから届いた食材で作られた料理(埼玉の子ども食堂・シャローム食堂)
消費者庁「平成30年度消費者白書」によれば、日本国内の年間の食品廃棄物量等は約2842万トン、そのうち食品ロスの量は約646万トンにのぼります。
生活クラブの計画購入では組合員からの注文に応じて生産者に発注するため、物流ロスはほとんど出ませんが、配送途中に包装が破れたときなどのために、物流拠点のデリバリーセンターには一定量の予備を置いています。
2018年、デリバリーセンターのある埼玉県でこの予備の食材を活用し、食べ物を必要とする人に届けるために「生活クラブフードバンク」がスタートしました。
現在はデリバリーセンターの予備に加え、提携生産者17社も提供元として参加し、子ども食堂や地域の居場所を運営している団体やフードバンクなど約22か所に食材を提供しています。
「生活クラブが続けてきたのは食を渡すという活動。組合員に渡してきた食を、今度は地域の必要な方にも渡す。食に関わってきた生活クラブがフードバンクをやる意義はそこにあると思います」と生活クラブフードバンク事務局の石井康久さん(以下、石井さん)。
食材の提供を受けている団体からは「ずっと続けてほしい」と感謝の声が多く届いています。
「食材を喜んでもらえるのはもちろんうれしいが、それぞれの地域でこの活動によって人と人がつながっていくことが何よりもうれしい。これからも必要な人や団体に届くように続けていきたい」(石井さん)。
生活クラブの計画購入では組合員からの注文に応じて生産者に発注するため、物流ロスはほとんど出ませんが、配送途中に包装が破れたときなどのために、物流拠点のデリバリーセンターには一定量の予備を置いています。
2018年、デリバリーセンターのある埼玉県でこの予備の食材を活用し、食べ物を必要とする人に届けるために「生活クラブフードバンク」がスタートしました。
現在はデリバリーセンターの予備に加え、提携生産者17社も提供元として参加し、子ども食堂や地域の居場所を運営している団体やフードバンクなど約22か所に食材を提供しています。
「生活クラブが続けてきたのは食を渡すという活動。組合員に渡してきた食を、今度は地域の必要な方にも渡す。食に関わってきた生活クラブがフードバンクをやる意義はそこにあると思います」と生活クラブフードバンク事務局の石井康久さん(以下、石井さん)。
食材の提供を受けている団体からは「ずっと続けてほしい」と感謝の声が多く届いています。
「食材を喜んでもらえるのはもちろんうれしいが、それぞれの地域でこの活動によって人と人がつながっていくことが何よりもうれしい。これからも必要な人や団体に届くように続けていきたい」(石井さん)。
【私たちのアクション】寄付する、参加する
食品やお金を寄付することで、誰かのお腹と心を満たせるかもしれません。生活クラブフードバンクが提供している団体の多くは「困っている人を支えたい」という思いで続けています。
アンテナを張ってみると、地域にあるそのような団体であなたの力が大きな助けになります。
2020年7月末現在、1都6県(東京・神奈川・埼玉・山梨・茨城・長野・愛知)計22団体が参加しています。
アンテナを張ってみると、地域にあるそのような団体であなたの力が大きな助けになります。
2020年7月末現在、1都6県(東京・神奈川・埼玉・山梨・茨城・長野・愛知)計22団体が参加しています。
【2020年8月18日掲載】