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「自給」と「循環」をテーマに、山形県庄内地方の生産者と組合員269名が参加 生活クラブ生協で約50年続く「庄内交流会」をオンラインで初開催 コロナ禍での安定的な生産と消費の在り方についてディスカッション

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(本部:東京都新宿区、会長 伊藤由理子、以下生活クラブ)は、2021年7月26日(月)、生活クラブの食材の一大産地である山形県庄内地方の生産者と生活クラブ組合員が交流する「庄内交流会」をオンラインで開催しました。
「庄内交流会」は今年で48回目。約50年にわたり、消費者である生活クラブ組合員が産地へ赴き、つぶさにその現場を見て生産の様子を学び、互いの理解を深めてきました。その歴史のなかで、今年はコロナにより初のオンライン開催となりました。食材をつくる51人の生産者と、各地の生活クラブから218人の組合員が参加し、「自給」「循環」をテーマにディスカッションを行ないました。

山形県庄内地方の生産者との提携は、1971年にお米の取引きからスタートしました。豚肉やウインナーなどの加工肉、農産物、菓子、酒など14事業者との提携まで輪は広がり、今では組合員の食卓を支える生活クラブの大切な産地の一つとなっています。

生活クラブでは、組合員が生産者と産地や消費地で直接会って意見を交わし合う「生産者交流会」を大切にしています。なかでも「庄内交流会」は、参加する組合員と生産者の数が最大規模の交流会です。これまでは、全国から集った80名近くの組合員が庄内地方を毎年訪れていましたそんな中、2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響からやむなく中止にしました。しかし直接会うのが難しい状況下であっても、つながりを大切にしたいとの思いから、今年は初のオンライン開催となりました。

48回目の「庄内交流会」のテーマは、庄内地方や山形県の「自給」と「循環」でした。テーマに基づく組合員と生産者との意見交換の中で様々なやりとりがなされましたが、総じて主な課題として挙げられたのは、天候不順やコロナ禍による急激な消費動向の変動のなか、どのように安定的な生産と消費を継続するかということでした。それに対し、JA庄内みどり・遊佐町共同開発米部会(生活クラブのオリジナルのお米「庄内遊YOU米」生産者)から「私たち生産者は、化学合成農薬や化学肥料をできる限り減らしながらお米をつくっています。作り手の後継者育成を頑張っていきますので、組合員のみなさんには食べ手の後継者づくりをお願いしたい」という意見が上がりました。

近年は生活クラブと庄内地方のつながりが、「食」以外の分野にも広がっています。2019年には組合員と提携生産者が共同出資して建設した「庄内・遊佐太陽光発電所」が稼働しました。この発電所による売電利益の一部を庄内地方の中心都市である酒田市に造成した基金に寄付し、移住・定住など庄内の持続可能な地域社会づくりに活用される予定です。

発電所の建設と基金の活用は、庄内で食(Food)、エネルギー(Energy)、福祉(Care)の自給圏をつくる庄内FEC自給ネットワーク構想(※)の一環です。来年には基金を活用した移住者向けの住まいと、地域交流拠点の両方の役割を兼ね備えた施設の建設がはじまる予定です。生活クラブと山形県庄内地方の食をこえたつながりを、これからさらに広げていきます。

※FEC自給ネットワーク:経済評論家の内橋克人氏が提唱した「FEC自給圏」構想に基づく

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