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遺伝子組み換えでないトウモロコシを これからも使い続ける意思を伝えました


 
2021年10月28日、アメリカのNon-GMトウモロコシの集荷会社と組合員の代表が交流会を開催しました。
2019年までは毎年アメリカを訪問し、Non-GMトウモロコシが畑から収穫され作物として輸出されるまでの過程を確認してきましたが、コロナウイルスの感染拡大の影響から、前年に続き2021年もオンラインでの実施となりました。

遺伝子組み換え作物【Genetically modified organism=GMO】
●遺伝子組み換え【Genetically Modified=GM】
●非遺伝子組み換え作物=Non-GMO
●遺伝子組み換えでない=Non-GM

畜産飼料に欠かせないNon-GMトウモロコシ

生活クラブでは「生活クラブの消費材10原則」に基づき、“食べ物の遺伝子操作”に反対する立場をとっています。原材料だけでなく、飼料などにおいても遺伝子組み換えのものは使わないことを基本としていることから、畜産品の飼料となるトウモロコシにはアメリカ産のNon-GMを指定して調達しています。

ところが、世界有数の大産地であるアメリカでもトウモロコシの栽培面積全体に占めるNon-GMトウモロコシの作付け量は一握りに過ぎません。今後もこのトウモロコシを安定して入手するために、生活クラブではアメリカの種子会社と集荷会社、JA全農らとの種子供給協定を結びました。現在、この協定により飼料用Non-GMトウモロコシの種子を2026年に生産する分まで確保することができています。
 
Non-GMトウモロコシは今後も安定して確保していくために、アメリカでの生産の要である集荷会社との直接対話は欠かせないものとなっています。

Non-GMトウモロコシをめぐる世界の動き

今回、交流が実現したのは、トウモロコシ農家や種子会社とともに、アメリカでの生産を支える集荷会社です。組合員から事前に提出されていた質問の中から、特に重要と思われる以下の事柄について報告がありました。

■「穀物情勢」について
世界第1位の豚肉生産国である中国での需要が高まっており、トウモロコシ相場は今後も高値が続くと予想されている。一方、供給を担うアメリカでは、Non-GMをふくめトウモロコシ全体の収穫量は伸びており、2022年度の作付け面積も増えていて、現状ではひっ迫している状態ではない。収穫量が伸びている理由としては、種子の品種改良により効率的に収穫が望めるようになってきていること、また、農業生産技術の向上や農業機械の大型化などにより、作付けの期間が短くなり、天候リスク等も回避できていることなどがある。

■「Non-GMトウモロコシ情勢」について
2021年10月現在、アメリカでの需要は、飼料用・食品用ともに安定している。しかし、インフレによる作付け費用の上昇や、トウモロコシ相場の高騰を背景に、今後、生産者がNon-GMOを選ぶのかGMOを選ぶのかは、彼らの判断にゆだねられており、簡単には予測できない状態にある。


 
2021年は2回目のオンライン交流会となりました。

生産国アメリカの“食”に対する意識を確認できる場

集荷会社との意見交換の中で、組合員がとりわけ強い関心を持って臨んでいたのが、アメリカでNon-GMOとして扱われているゲノム編集食品に関する内容でした。
生活クラブ千葉の福住洋美さんは、「ゲノム編集食品は、遺伝子に手を加えているということでGMOに近いと考えています」と発言。消費者の志向にあった訴求をすることによって、さらにゲノム編集技術による開発が広がってしまうのではないかといった不安をにじませました。

集荷会社のデイヴィッド・カスケヴィッチさんは、ひとりひとりの組合員の声に耳を傾けながら、
「アメリカ国内の反応はさまざまです。ひとつの例として、慎重な立場を取っている非営利の認証機関『Non-GMO Project』では、ゲノム編集食品をNon-GMOとしては認めてはいません」とコメント。アメリカの消費者も同様に、ゲノム編集技術に対してはまだ学習段階にあるといった見解が示されました。

また、植物由来たんぱくで作られた人工肉や代替乳は、主に健康や環境への影響に敏感な若い世代によって受け入れられていること。その原料にはGM大豆がつかわれているが、今後、大豆以外では、ひよこまめなどの豆類が候補になっていくだろうといった見通しも伝えられました。

この交流会は、飼料の産地であるアメリカの世相や“食”に対する消費者の意識を直接確かめられるという点でも、大きな役割を果たしています。
 
生活クラブ千葉の福住洋美さんの発言を受けて、集荷会社のカスケヴィッチさんが応える様子。

集荷会社のエリック・クレシンさん

生産者との信頼関係を守り、食べ続けていくことが大事

2019年にアメリカを訪問し、生産者との意見交換を行なった加瀬和美さん(生活クラブ東京)は、閉会の挨拶として以下のように述べました。

「私たち組合員が、消費材に取り組むときに大事にしていることが3つあります。1つは、原材料含めた生産工程が明らかであること。2つめに、それを組合員みずからが知って、健康・安全・環境・公正の観点に照らし合わせて選べること。3つめは、選んだものを責任を持って食べ続け、生産者との信頼関係をつくっていくことです。私たちは、食べ続けていくことが大事だと思っていますので、これからもNon-GMを選択する理由と手にするしくみを明確に組合員に伝え、食べる人を増やし続けていきます。来年こそはアメリカを訪問し、直接お話しできることを楽しみにしています。」

食べる側として、組合員の意思を生産者に直接伝えていく。このことがNon-GMトウモロコシの安定確保に欠かせないことを改めて確認できる交流会となりました。

生活クラブでは、これからも提携先のJA全農やアメリカの種子会社、集荷会社らとともに、畜産物の飼料としてNon-GMトウモロコシの消費を約束することで、その生産を支えていきます。

閉会の挨拶を述べる生活クラブ東京の加瀬和美さん。
 
【2021年11月29日掲載】
 

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