生活クラブグループが実践する子育て支援のケアの中で保育に特化したものについて、「生活クラブ10の基本ケア（保育）」としてまとめました｡※
※子育て支援事業部会（生活クラブ共済連の福祉事業推進会議のもとに設置）を中心に検討をすすめ、2021年度に策定されました。

地域での子育ては、生活困窮・ネグレクト・虐待・孤立化などさまざまな社会問題の中で、相談の受け皿や見守りのしくみなど安心して子育てができる環境づくりが求められています。

このような状況に対し、生活クラブでは保育の事業に取り組んできました。保育事業の現場から「生活クラブらしい保育を表現するための共通の言葉が必要」という問題意識が寄せられ、10の基本ケア（保育）をまとめました。このようなケアの作成はどこにも前例がありませんでしたが、現場からの意見をよせてもらいながら、保育に関する制度や保育指針も参考に作成をすすめました。

子どもたちが、かけがえのない唯一無二の存在として大切にされ、その子らしく成長・発達していけること、それを実現していくのが、生活クラブの保育の目標です。この目標を念頭に、地域で保育を実践（保育施設を利用している子どもたちへのケアだけでなく、保護者や地域の子育て家庭への支援も含みます）するための共通の言葉として、基本ケアをまとめました。

この基本ケアを活用しながら、生活クラブらしい保育の実践をさらにひろげていきます。


●「生活クラブ10の基本ケア (保育)」のデータ版（pdf）は、下記よりダウンロードできます。
「生活クラブ10の基本ケア (保育)」

●冊子化する場合は、下記よりダウンロードしてください。
「生活クラブ10の基本ケア (保育)」【冊子化用】

＊冊子化の方法
① ダウンロード後、両面印刷（短辺綴じ・A4）してください。
② 印刷された３枚をまとめて二つ折りしてください。
③ 折り目のあたりで綴じてください。

【2022年6月1日掲載】