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【生活クラブ×日本大学芸術学部】産学連携プロジェクトがはじまりました①




 
生活クラブ連合会は日本大学芸術学部(以下、日藝)と産学連携プロジェクトを開催します。この連携プロジェクトのテーマは「せっけん運動」。生活クラブが生産者と共に実施してきた産地の水を守る取組みを日藝に所属する13名の大学生たちが取材し学びを深め、その内容を学生ならではのアイディアで表現することを目的としています。
生活クラブは本プロジェクトを通し、学生たちが産地と自分たちの暮らしとのつながりや、自分たちを取りまく環境への関わり方について考えるきっかけとなること、また、学生ならではの視点からせっけんの魅力を再発見し、魅力を広めていく新たな方法を見つける機会となることをめざし、3つの産地を訪問しました。
暮らしに欠かせない食や生活用品をつくる中で、生産者はどのように産地の環境に向きあい、守ってきたのか、現地での交流や体験を通して学んだ様子を本記事でレポートします。
日本大学芸術学部 江古田キャンパス(東京都練馬区)
日藝 産学連携プロジェクトとは
日藝では、創設100周年を記念し、地方自治体や民間企業などと連携した産学連携プロジェクトを実施しています。実社会を舞台に、芸術総合学部ならではの課題発見と解決への取り組みを推進することで、自主創造教育実践の「場」を創出しています。
日藝WEBサイト 産官学連携プロジェクトページ
https://www.art.nihon-u.ac.jp/about/collaboration/
日藝公式Instagram
https://www.instagram.com/nuartrenkeiproject/
日藝公式X(旧Twitter)
https://twitter.com/renkeiproject
山形県庄内地域・胴腹滝の湧き水(撮影:日本大学芸術学部 写真学科 下沢真梨子)

生活クラブでは、今ある資源としての川や海などの環境を守り、今を生きる人たちや次世代につなげていくため、環境負荷の少ないせっけんの使用をすすめています。
環境保全の取組みは、関心が高まりつつある一方で、学校教育の中でSDGsなどを学ぶ機会が多い学生たちも、実際に生産者とつながり、生産の現場を目にする機会は少ないのが現状です。 
 

山形県庄内地域の水源と水田を巡る

月光川の流水系の一部である牛渡川。この川を流れる水はそのほとんどが湧水で構成されており、秋には鮭の養殖事業が行なわれている。(撮影:日本大学芸術学部 写真学科 下沢真梨子)
鳥海山山麓に位置する胴腹滝は、町内外から湧水を汲みにやってくる人が後を絶たない名水。 (撮影:日本大学芸術学部 写真学科 下沢真梨子)

第一回となる山形県庄内地域への取材では、まず「庄内遊YOU米」をつくっているJA庄内みどり遊佐町共同開発米部会の生産者を取材しました。
庄内遊YOU米の産地は山形県庄内地域の北端に位置する遊佐町。この地域では、鳥海山から湧き出る豊富な伏流水が町中の至るところでみられ、農業から生活用水まで、暮らしの中で身近に親しまれてきました。
学生たちは庄内地域を巡り、水田でおいしい米を育てるために欠かせない湧水の水源を視察するとともに、生産者や地域の人たちがどのように環境を守ってきたのかを取材しました。
鳥海山の伏流水が流れる月光川は遊佐町を流れ、庄内遊YOU米の水田に引いている。(画像左:JA庄内みどり遊佐町共同開発米部会・池田恒紀さん)
 
「庄内遊YOU米」は生産者と生活クラブが品種や栽培方法、価格も話しあいながら決定する『共同開発米』。組合員からの要望に応え、農薬や化学肥料をできるだけ削減した農法で栽培されている。
「上流で水を汚してしまうと下流に流れる川の水すべてに影響する。なので、少しでも使用する農薬を少なくできないか日々試行錯誤しています」と語ったのはJA庄内みどり遊佐町共同開発米部会・池田恒紀さん。鳥海山の水質を守り、米づくりが続けられる環境を次世代へつなげるため、栽培方法の研究や新技術の導入に取り組んでいます。

また、遊佐町役場では、採石事業者による鳥海山山麓での採石活動に対し、遊佐町と生活クラブ、そして生産者によって行われた署名運動について学びました。鳥海山の環境や地下水脈を守ろうと、地域住民の約半数から採石活動への反対署名が集まったこと、また、地域を越えて生活クラブの組合員からも多くの署名が届いたことを担当者より学びました。

鳥海山山麓での採石活動への署名運動と経緯について解説した遊佐町役場 環境担当の高橋愛さん(画像奥)。

産地が地域ぐるみで行なう「産地の水を守る」ための取組み

JA庄内みどり婦人部 石けん研究会では、町内の学校給食から出る廃食用油を原料にリサイクル石けん「JAっくる」を製造し、近隣地域の農協へ販売している。(場所:JA庄内みどり石けんプラント)

JA庄内みどりのAコープの店舗では、合成洗剤は取り扱わず、せっけんのみを販売しています。そのきっかけは、JA庄内みどり婦人部が立ち上げた「石けん研究会」の呼びかけによるものでした。

JA庄内みどり婦人部 石けん研究会のメンバー(写真奥・白いマスクをつけた女性 左から土門貢さん・高橋アイ子さん・東海林きよ子さん)。石けん研究会は1994年に生活クラブの組合員との交流の中で、合成洗剤の使用が環境に影響を及ぼすと知ったことがきっかけとなり結成された。

「水はとても身近なもの。日々の暮らしの中で意識する機会は多くないけれど、米も野菜もすべて地域の水で育っているから、自分たちが口にするものにつながっている。水をきれいなまま守っていくことは、自分たちの体を守ることと同じ。だから、普段からせっけんを使っています。」と石けん研究会の東海林さん。

また、今回の取材では特別に地域にある生活用水を見学しました。遊佐町内にある生活用水路に流れる水も実は湧き水。地域の人たちがどのように用水路を使っているか、洗い方を実演してくれました。
 
梅干しを干す網を実際に洗って見せてくれた高橋さん。参加したうち、東京で生まれ育った大学生の一人は町中に湧水が出ていることに驚いていた。

「近くで収穫した野菜の泥を落としたり、スイカを冷やしたりしています。段々になっているので、泥がついたものや汚れたものは下の段で落として、上から流れる水を汚さないようにしているんですよ」と石けん研究会の高橋さん。

山形県庄内地域への取材を経て

庄内地域で取材を終えた学生からは以下のコメントが寄せられました。
日本大学芸術学部文芸学科・緒方莉央さん

私は今まで使いやすさを重視して洗剤を選んでいましたが、石けん研究会の方にお話を聞いてから、まず環境にやさしいのかどうか、考えて選択するようになりました。ひとつひとつに想いが込められた手作りのせっけんから、庄内地域の美しい自然に対する深い愛情をも感じました。
 
日本大学芸術学部文芸学科・飯嶋真理さん

庄内の取材を通して、せっけんが人と自然の共生の証のように思えました。誰かの当たり前によって守られている美しい風景を十年後も保っていられるように、これから行動すべきは私たちなんだという当事者意識を持つことができました。
このプロジェクトでは、学生たちが産地取材を通して感じたこと、学んだことを各自の手法で表現し、11月末に生活クラブ組合員にプレゼンテーションをする予定です。
次回は、重茂漁業協同組合とヱスケー石鹸㈱の取材の様子をレポートします。

★日藝との産学連携プロジェクトについて、生活クラブ連合会公式SNS各種でも情報を発信中です。各SNSよりご覧ください。
【2023年10月16日掲載】

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