庄内・遊佐の豪雨による被災への対応状況
組合員のみなさまへ
2024年7月25~26日の東北地方での大雨被害にあわれたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
生活クラブ連合会では提携生産者と連絡をとると共に、産地を訪問し被害状況の把握をすすめています。
8月9日までに把握できた被害状況と現在の対応状況についてご報告します。
生活クラブ提携生産者への影響
・水田では多くの品種が 8 月初旬の出穂予定となっていましたが、浸水・冠水を受けた圃場が多くあります。・また、河川の氾濫による土砂の流入や流木の侵入などの被害が発生している箇所もあります。
・水田への道路の陥没や損壊が山間部を中心に多く発生し、復旧作業は行われているもの、手の回らない状況となっています。
・出穂期を迎え水田への潅水が重要な時期となっていますが、農業用水を河川から引き込むための施設への土砂の流入、ポンプの故障で水田への配水ができず、今後の生育への影響が懸念されています。
▲給水ができずひび割れた水田
・園芸では、パプリカ、ミニトマト、シャインマスカットなどのハウスにて栽培されている品目が浸水、冠水被害を受け、特にパプリカでは 2.5ha の面積で浸水被害が発生しています。露地野菜では枝豆の浸水被害が多く、収穫間近の圃場では濁水による莢への影響が大きく、収穫を断念せざるを得ない状況です。
▲冠水し萎れたパプリカ
関連団体への影響
・庄内・遊佐太陽光発電所はフェンスが傾くなどの被害はありましたが、発電設備への大きな被害はありませんでした。豪雨後、一時的に発電を停止していましたが、8月8日より通電を再開しています。
庄内・遊佐への支援の状況
■支援物資の発送
・8月9日に飯能デリバリーセンターより下記の支援物資を遊佐町ボランティアセンターに発送しました。
水500cc 120本
一口羊羹 500セット
電解ウェットティシュ 200袋
ゴム手袋 M・L各100枚
■遊佐町災害ボランティアセンターへの役職員の派遣
・遊佐町災害ボランティアセンターを通じて、8月16日~18日に生活クラブ連合会の役職員3名がボランティアで現地で支援を行ないます。
今後の更なる支援については現在検討中です。
一口羊羹 500セット
電解ウェットティシュ 200袋
ゴム手袋 M・L各100枚
■遊佐町災害ボランティアセンターへの役職員の派遣
・遊佐町災害ボランティアセンターを通じて、8月16日~18日に生活クラブ連合会の役職員3名がボランティアで現地で支援を行ないます。
今後の更なる支援については現在検討中です。
決まり次第、引き続き報告をします。
【2024年8月9日掲載】