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【今年で30周年!】加工用トマト計画的労働参加 首都圏・長野の組合員ほか、日本大学芸術学部の学生もトマトを収穫しました

ご存知ですか?生活クラブのトマトジュースは、組合員も生産に参加しています


生活クラブの「L’s信州トマトジュース」は、長年にわたり生活クラブ組合員に愛される人気の消費材です。長野県産の加工用トマトを搾った、ストレート果汁100%でつくられています。毎年、収穫期を迎える8月に、長野県飯綱町の畑に各地の生活クラブ組合員が集まり、生産者とともに収穫作業をしています。
生活クラブの「計画的労働参加」は1995年にスタートし、今年で30周年を迎えます。
節目の年となる2024年は、長野県や首都圏の組合員、生活クラブ職員のほか、生活クラブとの産学連携プロジェクトに参加している日本大学芸術学部の学生たちも参加し、総計114名が加工用トマトの収穫作業を行ないました。
※生活クラブでは、消費生活に必要な「材料」としての質を第一に考え、「商品」ではなく「消費材」と呼んでいます。

地元・長野や首都圏の組合員、東京の大学生など多様なメンバーが集まりました


2024年も記録的な猛暑となり、長野県飯綱町でも最高気温が30度後半となる日が相次ぎました。そんな暑さの中、参加者は8月7日から26日にかけて長野県・飯綱町を訪れ、6班に分かれて収穫作業を行ないました。
収穫に参加したメンバーは、地元長野の組合員や東京・神奈川・埼玉・千葉など首都圏に住む組合員、加工用トマトの収穫作業は初めての方や、毎年作業に参加している方など、顔ぶれもさまざまです。今年は組合員にくわえ、国内自給について学ぶ生活クラブとのプロジェクトの一環として、東京都練馬区にある日本大学芸術学部の学生たち16名が産地を訪れ、加工用トマトを収穫しました。

日本大学芸術学部との産学連携プロジェクトについて詳しくはこちら

加工用トマト、信州トマトジュースの生産者と日本大学芸術学部の教授・学生たち。

組合員がトマトの収穫に参加し続けて30年


生活クラブの「L’s 信州トマトジュース」は、長野県で栽培された加工用トマトを使用しています。旬のトマトを収穫後すぐに搾ってつくる「シーズンパック」が大きな特徴です。
ジュースに使用する加工用トマトの収穫には組合員が参加しています。この「計画的労働参加」は、減少傾向にある加工用トマトの生産者を支えるため、1995年からはじまりました。

加工用トマトは5月に苗を植え、8月に完熟し一斉に収穫の時期を迎えます。生食用トマトとは異なり地面を這わせるように栽培するため、真夏の太陽が照りつけるなか、腰をかがめながらの収穫は大変な作業となります。また、生産者の高齢化もすすみ、生産する農家の数、耕作面積ともに減少しています。
そこで生活クラブでは、国産の加工用トマトを使ったトマトジュースを飲み続けるため、組合員自らもトマトの苗植えと収穫を生産者とともに行なう「計画的労働参加」を実施。取組みがはじまってから、今年で30年目となります。
参加者は無償で手伝うのではなく、労働力として生産に参加し手間賃を受け取ります。この手間賃や交通費・宿泊費といった諸経費も、トマトジュースの価格に含まれ、「L’s信州トマトジュース」を購入する組合員が、生産に必要な経費をみんなでまかなうしくみになっています。

加工用トマトの収穫に参加した組合員・学生のコメント

生活クラブ神奈川・千葉から参加した組合員。

加工用トマトの収穫を毎年の夏の楽しみに、夫と一緒に参加しています。この活動に参加することで、生産者と顔の見えるつながりができて、つくる・買うというだけの関係じゃなく、ここのトマトだから買い続けたいと思うことができる。そういうしくみがあることが、生活クラブのよいところだと思います。(生活クラブ千葉・組合員より)

日本大学芸術学部の学生も慣れない暑さの中、もくもくとトマトを収穫していた。

加工用トマトの畑をみるのは初めてだったので、地這いで成っているトマトをみて「本当にここがトマト畑?」とびっくりしたのが第一印象でした。収穫作業は暑さもあって大変でしたが、真っ赤に完熟したトマトを探すのは宝探しのようで面白く、かごがトマトでいっぱいになった時にはやりがいを感じました。(日本大学芸術学部・文芸学科小神野ゼミ学生より)

これからもトマトジュースを飲み続けていくために

収穫したトマトはその日のうちに長野県にある長野興農㈱長野工場に搬入、加熱処理などを経たのちに缶に充填され、「L’s信州トマトジュース」などとして組合員のもとに届きます。
生活クラブは、国産の原料でつくられた食材を多く取り扱っています。国産加工用トマトの生産量が減り続けている中、組合員が収穫に参加することは、加工用トマトの生産を持続可能とするために大切な役割を担うとともに、生産者と組合員が交流する機会にもなっています。
労働に参加できない人も、生活クラブのトマトジュースを飲むという形で生産を支えることができます。生活クラブではこれからも、提携する生産者の課題をともに考え、さまざまな活動を通じて持続的な生産と消費を続けていきます。

★また、日本大学芸術学部の学生たちは、生活クラブが取り組む食料自給力アップに向けた生産者との活動を学ぶため、加工用トマトの収穫のほか、国内自給に取組む長野県の生産者を取材しました。学生たちによる取材の様子は、9月上旬頃に活動レポートにて公開予定です。ぜひご覧ください。

自分で収穫したトマトを試食する学生たち。
【2024年9月10日掲載】

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