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みのり藤沢(福祉クラブ生協) 前編:大きな事業を支える、組合員と地域

【連載】みんなで広げる たすけあい


生活クラブグループの生協や関連団体では、福祉・たすけあいの活動や事業が各地でとても豊かに展開され、さらに広がりをみせています。これらの取組みを紹介します。
 
 

もともと何の土地?

「みのり藤沢」が立地するこの場所。
もともとは何の土地だったかわかりますか?
ヒントはその名前にあります。

「みのり藤沢」外観

答えはぶどう畑です。地元の特産品「藤稔(ふじみのり)」から名付けられました。
なぜ、ぶどう畑が福祉の拠点になったのでしょうか…?
 
ぶどう畑
「みのり藤沢」の隣に残るぶどう畑を窓から眺めます

土地と建物を探す

福祉クラブ生協(神奈川県)の藤沢市地域(茅ヶ崎市一部含む)では、安否確認と宅配、家事介護、配食、移動、デイサービス、子育て支援などのサービスを、それぞれのワーカーズコレクティブ(以下W.Co)が提供し、在宅での暮らしを支えてきました。

しかし、その一方で、在宅で暮らしづらくなった方をどう支えるかが課題となってきていました。

そのような状況を受け、福祉クラブは住宅型有料老人ホームをつくることをめざし、土地や建物の情報提供を呼びかけました。

願ってもない話

「地域の福祉や防災に貢献したいので、自分の農地の一部に福祉施設を建設して、それをお貸しします」。福祉クラブの呼びかけを知ったある組合員から、願ってもないような話が届きました。

じつは、その組合員が「藤稔(ふじみのり)」を育てる農家さんだったのです。

福祉クラブ理事の石井多恵さんは「私たちの長年の活動を評価し、『地域でともに暮らし、生きる』に共感していただきました」と振り返ります。
 

石井多恵さん

みのり藤沢の建物も名前も、組合員とのつながりがあったからこそ、というわけです。

このようなすてきなきっかけを活かしながら準備をすすめ、福祉クラブは2021年5月に複合福祉施設「みのり藤沢」を開所することができました。

地域とのつながり

開所の時期はコロナ禍の真っ最中で、地域への告知やセレモニーができませんでした。
そんな経緯もあり、みのり藤沢は地域とのつながりづくりにとりわけ力を入れています。

たとえば、「みんなのクラブ」というしくみ。何らかの形で地域貢献したいと考えている人を募って、ボランティアとして地域活動に参加してもらいます。その参加の呼びかけは、組合員だけでなく、地域の人も対象にしています。

みのり藤沢は町内会にも所属しているので、イベント参加を回覧板で呼びかけたりもしています。

このように、複合福祉施設という大きな事業を展開するみのり藤沢も、組合員や地域とのつながりの中で成り立っていることがわかります。



後編では、この大きな事業を支えるものについて、別の視点から探ってみましょう。
【2025年6月24日掲載】
 

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