生産者と組合員が共につくるお米


「共同開発米」は、組合員と生産者が意見を交わしてつくるお米です。組合員が食べたいお米や農法、また、どうやったら産地でつくり続けていけるかなど、価格まで話しあいながら決めています。このお米を届けるため、生産者は炎天下の中で草取りや病害虫対策を行ない、厳しい環境下で米づくりに取り組んでいます。

山形県のJA庄内みどり・遊佐町共同開発米部会・生活クラブ神奈川の三者は、持続可能な生産と消費をつくるため、協同で「遊佐田んぼクラブ」の活動に取り組んでいます。神奈川の組合員が米づくり(田植え・草取り・収穫・脱穀作業)に参画し、産地や共同開発米の『庄内遊YOU米』への共感をひろげることを目的として、2019年より活動をスタートしました。2025年で発足7年目を迎えます。
今年も組合員は生産者からサポートを受けながら田んぼの草取りに取り組みました。作業を通じて、米づくりの現状や生産者の苦労・努力を実感することができました。今後も、遊佐田んぼクラブでは取組みを通じて組合員と生産者の共感をひろげ、生活クラブのお米の利用につなげていきます。

風や土の香り、田んぼに住む生き物などの豊かな自然を感じながら、草取り作業に励む生活クラブ神奈川の組合員(2024年)
参加した組合員の声
「田んぼは思った以上に足を運びづらく、大変な労働だと感じました。決して一人ではできません」
「生活クラブのお米は、人や豊かな自然環境が深く関わって成り立っているのだと学びました」
「生産者の熱い思いを聞くことができました。次世代につなぐため、大切にお米を食べ続けたいです」
「生活クラブのお米は、人や豊かな自然環境が深く関わって成り立っているのだと学びました」
「生産者の熱い思いを聞くことができました。次世代につなぐため、大切にお米を食べ続けたいです」

草取り作業に参加した生産者と生活クラブ神奈川の組合員(2024年)
★生活クラブ食べるカタログ 2025年8月4回(34週)より転載しました。
【2025年8月4日掲載】