毎日の積み重ねで実るお米


「共同開発米」は、組合員と生産者が意見を交わしてつくるお米です。組合員が食べたいお米や農法、また、どうしたら産地でつくり続けていけるかなど、価格まで話しあいながら決めています。生産者は今年の予測できない気候の変動に立ちむかいながら、今日も「共同開発米」の田んぼで米づくりに力を注いでいます。


生産者が大切に育て、黄金色に色づいた稲穂が広がる田んぼ(2024年)
9~10月にかけて、お米の産地は収穫期を迎えます。機械で刈り取りから脱穀まで行ない、さらに乾燥や籾摺りなどさまざまな工程を経て新米として出荷されます。緑色だった稲穂が黄金色に色づき、田んぼ一面に広がる光景は、この時期ならではの風物詩です。実りの時期を迎えても、生産者はまだまだ気が抜けません。天候やこれまでの経験・データを頼りに、収穫の頃あいを見極めながら米づくりに奮闘しています。産地に想いを馳せてみませんか。
9~10月にかけて、お米の産地は収穫期を迎えます。機械で刈り取りから脱穀まで行ない、さらに乾燥や籾摺りなどさまざまな工程を経て新米として出荷されます。緑色だった稲穂が黄金色に色づき、田んぼ一面に広がる光景は、この時期ならではの風物詩です。実りの時期を迎えても、生産者はまだまだ気が抜けません。天候やこれまでの経験・データを頼りに、収穫の頃あいを見極めながら米づくりに奮闘しています。産地に想いを馳せてみませんか。

新米を収穫する生産者(2024年)
生産者からメッセージ《庄内遊YOU米》
組合員のみなさんの声を励みにお米づくりを続けます
より多くのお米を収穫するためには、さまざまな工夫が欠かせません。たとえば、稲穂が出る20~25日前には“追肥”を行ないます。追肥はお米の粒を増やしたり大きくしたりと、お米をおいしく育てるための大切な栄養分です。この追肥のタイミングは難しく、見誤ると稲の生育に影響が出て、倒伏してしまうことも。それを防ぐために、わたしたち生産者は自分たちやJAの生育調査をもとに稲の出穂時期を予測し、慎重に作業しています。大変な作業ですが、共同開発米を食べ続けてくれる組合員のみなさんの笑顔が、何よりの励みです。
より多くのお米を収穫するためには、さまざまな工夫が欠かせません。たとえば、稲穂が出る20~25日前には“追肥”を行ないます。追肥はお米の粒を増やしたり大きくしたりと、お米をおいしく育てるための大切な栄養分です。この追肥のタイミングは難しく、見誤ると稲の生育に影響が出て、倒伏してしまうことも。それを防ぐために、わたしたち生産者は自分たちやJAの生育調査をもとに稲の出穂時期を予測し、慎重に作業しています。大変な作業ですが、共同開発米を食べ続けてくれる組合員のみなさんの笑顔が、何よりの励みです。

JA 庄内みどり/遊佐町共同開発米部会
副会長 阿部 健五さん
副会長 阿部 健五さん
★生活クラブ食べるカタログ 2025年9月4回(38週)より転載しました。
【2025年9月8日掲載】