50年間育んできた絆を、この先も。提携50周年記念丸大豆醤油セット

生活クラブと「L's丸大豆醤油」の生産者・タイヘイ(株)は提携から半世紀を迎えました。
その節目に「提携50周年記念丸大豆醤油セット」(以下、記念醤油)を取り組みます。この醤油は国産原料のみで仕込んだ限定1万2千セットで、丸大豆醤油300mlと減塩醤油300mlの2本入りでお届けします。木桶で熟成させるかのように、これからも生産者と組合員の絆を深めていきたいという想いを込めた特別な醤油です。
丸大豆醤油と減塩醤油の味わいの違いを楽しんで

まろやかな口当たりの丸大豆醤油
時間をかけてゆっくり搾る昔ながらの醤油です。雑味がなく、まろやかな口当たりを楽しんでください。

素材のおいしさ際立つ減塩醤油
丸大豆醤油を脱塩してつくる減塩醤油。素材の旨みや豊かな風味が感じられ、そのあとにやさしい塩味が広がります。
原料はすべて厳選した国産

提携産地の山形県遊佐町の大豆と、北海道産の小麦「ゆめちから」、国産の食塩など、より旨みの強い原料を厳選し、仕込みました。
一滴一滴、時間をかけて搾る「自然垂れ」製法

機械を使わず、もろみ※の自重だけで搾る「自然垂れ」製法。自然に滴り落ちるのを待つため、まろやかで芳醇な味わいが特徴です。ごく少量しか採れない貴重な醤油です。
※大豆と小麦にこうじ菌を加えてつくった醤油麹に、塩水を混ぜたもの
大切な醤油を未来へ!新たな木桶を来春贈呈
「これからも木桶で天然醸造した昔ながらの醤油をつくり続けてほしい」という想いを込め、提携50周年を記念した木桶を生活クラブから寄贈します。提携30周年の時も生産者へ想いと木桶を届けました。現在は、2026年4月の寄贈をめざして作業がすすめられています。この木桶の製造費には、記念醤油の価格の一部が活用されます。木桶の寿命は約150年といわれ、寄贈する木桶は50年、100年とこの先の醤油づくりを支え、組合員と生産者をつなぐ架け橋となる存在です。記念醤油を注文してみんなで味わうことが、木桶の伝統と未来をつなぐ大切な一歩となります。

提携30年時に贈った木桶
提携50周年に寄せた生産者からメッセージ

タイヘイ株式会社坂本 江里さん
組合員のみなさんは醤油づくりのパートナーであり、かけがえのない存在です
このたび提携50周年を迎えられて大変うれしく思います。原料の加熱など一部の工程は機械化しているものの、L’s丸大豆醤油の特徴でもある木桶仕込みは145年前の創業時から変わっていません。
蔵や桶に棲みつく微生物の働きを大切にし、芳醇で味わい深いとされる発酵・熟成する製法を当時のまま継承しています。しかし大量生産が主流の時代になり、近年は木桶仕込みの醤油だけでなく木桶をつくる職人も希少になっています。
そうしたなか、提携30周年では組合員のみなさんから木桶を寄贈いただき、「昔ながらの醤油をずっと使いたい」という情熱を受けとりました。みなさんに「自分たちの醤油」と大切に思ってもらい、一緒につくり続けられたことを誇りに思います。
今回の記念醤油は自然垂れで搾った特別な逸品です。これを機に醤油のおいしさを再発見し、木桶仕込みの醤油を未来へつなぎましょう!
■記念醤油は10月1回に予約注文を受け付け(9/22~26注文)、2026年3月3回の配達(3/16~20)でお届けします。
★『生活クラブOPINION 』 2025年10月1回(39週)タイヘイ50周年記念醤油特集 掲載記事を転載しました。
★『生活クラブOPINION 』 2025年10月1回(39週)タイヘイ50周年記念醤油特集 掲載記事を転載しました。
【2025年9月15日掲載】