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生協の食材宅配【生活クラブ】
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生活クラブのえびはどんな環境で育てられているの?

サステイナブルな未来を一緒に考える

生活クラブのえびはどんな環境で育てられているの?

生活クラブでは、国内自給が難しい食材を海外から調達しています。えびもそのひとつで、インドネシアとベトナムで養殖されたブラックタイガーを共同購入しています。
どちらも自然の力をいかした「粗放養殖」で育てられています。
エコシュリンプの産地であるインドネシアを中心に、えびが育つ環境と課題について見ていきましょう。

自然とともに健康に育てた環境にやさしく安心なえび

生活クラブのえびは、環境にやさしい粗放養殖で育てられています。この養殖方法は、広い池で自然に発生するプランクトンなどをえさにして育て、自然の力をいかしています。稚えびを養殖池に放ったあとは人工のえさや抗菌性物質を使用しません。また、加工に際して食品添加物のpH調整剤や酸化防止剤、調味料(アミノ酸など)も使っていません。
シドアルジョの粗放養殖池
 
生産者と一緒に組合員もえびの収穫に参加

インドネシアの産地が抱えるえび養殖をめぐる課題

インドネシアでは、1980年代後半から地方の都市化が加速し、水質汚染やマングローブの伐採が進むなどの環境破壊が広がりました。近年では、高潮による大規模な被害に加え、気候危機による豪雨や海面水位の上昇により、海岸線付近の養殖池が海に沈んでしまうなど消滅の危機に瀕しています。
世界的に密殖による生産性の高いバナメイ種の養殖が増えていることから、ブラックタイガー種の稚えび生産が縮小。生育に適した稚えびの確保が難しく、環境の変化も影響し、生存率が低下しています。 

生活クラブでは、えびについても組合員が産地を訪れ、消費材がどのようにつくられているかを確認するなど、生産者との“顔の見える関係”を深めてきました。2025年7 月にはインドネシアの産地を15年ぶりに訪問し、産地の活動を学び、課題についても意見交換をしました。
 

海面上昇による浸食に脅かされている養殖池

産地の課題をみんなで解決しよう!
~インドネシア・エコシュリンプ産地交流会~


2025年7月22~26日、組合員の代表と事務局の合わせて5名が、インドネシアにあるエコシュリンプの産地を訪問。
えび養殖の状況や周辺の環境を見学し、生産者と交流を深めました。
稚えびの放流
 
稚えびの放流
今回の訪問で養育場に約1cmの稚えびを放流しました。一部の生産者は、稚えびの生存率を高めるための工夫として、親えびから採卵・ふ化させた後、養育場で約2 cmまで成長したえびを調達して養殖池に放流しています。
 
マングローブの植樹

マングローブの植樹
マングローブには、土壌侵食を防ぐ、水を浄化する、鳥などの天敵から身を守る稚えびの隠れ家となるなどの役割があります。組合員もマングローブの植樹をしました。
 
ゴミの分別・リサイクルも実施
 
ゴミの分別・リサイクルも実施
インドネシアの郊外では自治体によるごみの回収が整備されていません。今回訪問したピンラン県の産地では、生産者がごみを回収する仕組みを作り、住民へ協力の働きかけを続けてきました。ごみ箱を設置し、スタッフが回収する方法から各々がゴミ集積所に持ち込むように変わってきました。回収したものは、分別・リサイクル・焼却を行なっています。
日本から参加したメンバーと生産者。前列左から現地法人のハリーさん、養殖池を管理するトイブさんとフェリーさん、養殖池主のソラフディンさん。

エコシュリンプむき身、殻むき簡単ファーマーズシュリンプ(L)
自然に近い環境で育てたおいしいえびです。安心して食べてください!
海外の生産者とのつながりを大切にしながら持続可能な地域づくりをともにすすめていきます
日本でまかなえない食べ物は輸入していますが、海外産品であっても自主基準に沿って確認を行なっています。海を越えて顔の見える関係を築き、組合員と生産者が互いに豊かになる連携をめざしています
生活クラブ2030行動宣言ロゴマーク

★生活クラブ食べるカタログ 2025年10月4回(42週)より転載しました。
 
【2025年10月6日掲載】

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