生活クラブと山形県庄内地域のローカルSDGsの取組みが「とうほくSDGsアワード2025」優秀賞を受賞!

受賞者のみなさんと集合写真(右から3人目が生活クラブ連合会伊藤顧問)
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、「とうほくSDGsアワード2025」において、 優秀賞を受賞しました。2025年9月27日(土)に東北大学 片平北門会館エスパスにて表彰式が行なわれ、受賞団体が発表されました。
「とうほくSDGsアワード2025」は、一般社団法人SDGsとうほく、東北大学大学院経済学研究科が主催する、東北ならではの独創的でサステイナブルな活動を表彰するアワードです。2022年からスタートし、4年目を迎えた今年は、5団体が入賞となりました。生活クラブは山形県での「庄内地域のつながるローカルSDGsプロジェクト」でエントリーし、優秀賞を受賞しました。表彰式当日は5団体がそれぞれプレゼンをしたのち、各賞の発表と交流会が行なわれました。
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、「とうほくSDGsアワード2025」において、 優秀賞を受賞しました。2025年9月27日(土)に東北大学 片平北門会館エスパスにて表彰式が行なわれ、受賞団体が発表されました。
「とうほくSDGsアワード2025」は、一般社団法人SDGsとうほく、東北大学大学院経済学研究科が主催する、東北ならではの独創的でサステイナブルな活動を表彰するアワードです。2022年からスタートし、4年目を迎えた今年は、5団体が入賞となりました。生活クラブは山形県での「庄内地域のつながるローカルSDGsプロジェクト」でエントリーし、優秀賞を受賞しました。表彰式当日は5団体がそれぞれプレゼンをしたのち、各賞の発表と交流会が行なわれました。
庄内地域のローカルSDGsプロジェクト」について
生活クラブでは、これまでも生産から廃棄にいたるまで安全や健康、環境に配慮した品物の共同購入を通じ、持続可能な生活を実践し、消費者と生産者でさまざまな取組みを行なってきました。なかでも山形県庄内地域の人々や自治体と協働し、生活に欠かせない「Food(食べもの)」「Energy(エネルギー)」「福祉(Care)」を、できる限り地域で自給する持続可能な地域をめざす「ローカルSDGs(地域循環共生圏)」の推進に取り組んでいます。庄内地域は提携生産者が数多くいる地域であり、50年以上前から続く生産者と消費者という関係だけにとどまらず、休耕田を飼料用米水田するなど、地域課題を解決しながら交流を深めていてきました。関係人口の創出につながる移住定住拠点『TOCHiTO(とちと)』の建設や、市民出資の太陽光発電、そしてその売電利益を「エネルギー発電基金」という助成金にし、地域の活動の応援をすることで、庄内地域の活性化につながっています。

米と豚肉の提携生産者間で実施した飼料用米への取組み

庄内地域での視察交流の様子

移住者の住まいと地域の交流拠点TOCHiTO(とちと)

庄内・遊佐太陽光発電所
審査員講評(株式会社オルタナ 森摂氏より)
生活クラブは10年ほど前に取材をして、当時も他の地域での太陽光発電所の計画などをお聞きしていました。最近の報道等でソーラーパネルが批判されている側面がありますが、2050年にカーボンニュートラルを達成するために、日本は再生可能エネルギーをすすめなければいけません。そんな中、地域のことを考えて、FEC自給を実現する大変な仕事を生活クラブは行なっていると思います。ぜひ市民のみなさんには電気を“選ぶ”ということを考えていただきたいです。そして私はまた生活クラブの取材に行きたいと感じました。
一般社団法人SDGsとうほく代表理事 紅邑晶子氏より総評
本日は参加いただきありがとうございます。本アワードは4回目の開催となりましたが、東北で、地域の課題解決をそれぞれのミッションに合わせた形で取り組んでいる方々が集まる場をつくれるようになったと実感しました。他団体・企業との出会い、パートナーシップによって生まれる取組みを提供できていればうれしく思います。SDGsは2030年をゴールとし、今年がちょうど10年目です。ネクストSDGsを国連が検討中ですが、次を検討する前に、これまでの総括をどのようにするのか、達成できたことはきちんと数えるべきではないか、そういったこともこのような場で発信し続けられたらうれしいです。来年は5回目の開催となり、改めて過去受賞団体とも交流ができたらと考えています。
【2025年10月6日掲載】