地域をつなぐ「ほーぷカフェ」への挑戦 NPO法人福祉ワーカーズほーぷ(生協エスコープ大阪)
生活クラブグループの生協や関連団体では、福祉・たすけあいの活動や事業が各地でとても豊かに展開され、さらに広がりをみせています。これらの取組みを紹介します。
通りに面した一軒家の扉を開けると、ふっと肩の力が抜ける。
世代や立場を越えて、人が自然につながる。
——それが「ほーぷカフェ」です。
地域の「困った」に寄り添い続けてきたワーカーズほーぷが、長年の想いを重ねてたどり着いた新しい居場所が、ここにあります。
通りに面した一軒家の扉を開けると、ふっと肩の力が抜ける。
世代や立場を越えて、人が自然につながる。
——それが「ほーぷカフェ」です。
地域の「困った」に寄り添い続けてきたワーカーズほーぷが、長年の想いを重ねてたどり着いた新しい居場所が、ここにあります。
ほーぷカフェ
通りに面したモルタル造形の外壁が目を惹く一軒家は、温もりのあるお洒落な内装で、誰もがほっとひと息つける居心地の良い空間です。

建物の1階にコミュニティカフェ、レンタルスペース、厨房を備え、2階には事務所、オープンスペース、レンタルオフィスを併設しています。
カフェの厨房
生活クラブの食材を生かしたランチとドリンクセット(月〜木)、1個からでも配達可能で評判の手づくり弁当(月〜金)など、地域に寄り添う食のサービスを展開しています。

ほーぷカフェを経営するのは、NPO法人福祉ワーカーズほーぷです。
ワーカーズほーぷ
高齢化が進む堺市泉北ニュータウン。
ワーカーズほーぷは、暮らしの「困った」に寄り添いたいと、生協エスコープ大阪(旧泉北生協)の支援を受けて1998年に誕生したワーカーズ・コレクティブ*1です。
*1 働く人の協同組合。働く人全員が出資し、経営に責任をもち、労働を分担します。
以来、介護・家事・託児を中心としたホームヘルプ事業をはじめ、子育て支援にも取り組んできました。
ワーカーズほーぷは、暮らしの「困った」に寄り添いたいと、生協エスコープ大阪(旧泉北生協)の支援を受けて1998年に誕生したワーカーズ・コレクティブ*1です。
*1 働く人の協同組合。働く人全員が出資し、経営に責任をもち、労働を分担します。
以来、介護・家事・託児を中心としたホームヘルプ事業をはじめ、子育て支援にも取り組んできました。
居場所をつくりたい
設立時からワーカーズほーぷに参加し、現在は理事を務める中島紀子さんは「ほっとできる居場所をつくりたいと、公園や集会室で小さな集いの場を開いていました」と語ります。

中島紀子さん
中島さんはその想いを6年後に形にすることとなります。
「2004年に念願だった拠点『ほーぷ広場』ができ、世代を超えての交流がさらに広がりました」。
新しい事業の展開と居場所
ワーカーズほーぷは、それ以後も少しずつ事業を広げてきました。
2005年に訪問介護・居宅介護支援事業を開始しました。
2012年には、拠点を改装して民家型の小規模デイサービス「デイサービスほーぷ」を開所しました。
翌2013年には、同じ地域内に新しい拠点「ほーぷサロン」をつくり、事務所機能を移転し、そこで地域密着型通所介護事業もあらたに始めました。
このように新しい事業を展開しながら、その一方では居場所の取組みも大切にし続けてきました。
2005年に訪問介護・居宅介護支援事業を開始しました。
2012年には、拠点を改装して民家型の小規模デイサービス「デイサービスほーぷ」を開所しました。
翌2013年には、同じ地域内に新しい拠点「ほーぷサロン」をつくり、事務所機能を移転し、そこで地域密着型通所介護事業もあらたに始めました。
このように新しい事業を展開しながら、その一方では居場所の取組みも大切にし続けてきました。
移転先が見つからない
しかし、2022年に大きな課題に直面します。
建物が老朽化してきたために返却をしなければならないというのです。
新たな移転先を探し続けたましたが、適した場所はなかなか見つかりません。
そんなとき、「泉北ニュータウンの孤立と地域をつなぐ助成事業」の情報が届きました。
でも、この制度が求めるのは「社会的孤立の解決」でした。
ワーカーズほーぷは、これまでと同じようにデイサービス中心で事業を進めたいと考えていたので、応募をためらいます。
そんなとき、事情をよく知る福祉団体から「ほーぷさんならできる」と励ましの言葉を受けました。
「社会的孤立の解決」という方向への挑戦に向けて背中を押されたワーカーズほーぷは、新たな事業へとまた一歩踏み出すことを決断しました。
建物が老朽化してきたために返却をしなければならないというのです。
新たな移転先を探し続けたましたが、適した場所はなかなか見つかりません。
そんなとき、「泉北ニュータウンの孤立と地域をつなぐ助成事業」の情報が届きました。
でも、この制度が求めるのは「社会的孤立の解決」でした。
ワーカーズほーぷは、これまでと同じようにデイサービス中心で事業を進めたいと考えていたので、応募をためらいます。
そんなとき、事情をよく知る福祉団体から「ほーぷさんならできる」と励ましの言葉を受けました。
「社会的孤立の解決」という方向への挑戦に向けて背中を押されたワーカーズほーぷは、新たな事業へとまた一歩踏み出すことを決断しました。
つながりの新拠点『ほーぷカフェ』
・高齢者や子育て中の人、介護を担う家族などの居場所。
・地域で活動する人や地域福祉の専門職が集い、気軽に相談ができる福祉コニュニティモール事業。
・誰にでも必要な「食」を提供することで孤立している人が出かけるきっかけとなり、人とつながる場所。
そんな姿を思い描き、『ほーぷカフェ』開設に向けて動き出しました。
その後、土地の取得から建物の設計・施工まで、数多くの課題に直面しました。
それらを一つひとつ乗り越えてゆき、2024年1月に新拠点『ほーぷカフェ』が完成しました。
・地域で活動する人や地域福祉の専門職が集い、気軽に相談ができる福祉コニュニティモール事業。
・誰にでも必要な「食」を提供することで孤立している人が出かけるきっかけとなり、人とつながる場所。
そんな姿を思い描き、『ほーぷカフェ』開設に向けて動き出しました。
その後、土地の取得から建物の設計・施工まで、数多くの課題に直面しました。
それらを一つひとつ乗り越えてゆき、2024年1月に新拠点『ほーぷカフェ』が完成しました。

子どもの支援へ
「カフェを始めたことで、これまで叶わなかった子ども支援にも取り組めるようになりました」と中島さんは語ります。
第3土曜日には「みんなの居場所 つなぎ食堂」*2を開催。子ども向け企画が得意な若い世代のグループと協働することで活動の幅が広がり、親子で楽しめる場になっています。
*2 つなぎ食堂のチラシは生活クラブ共済連の「つながりづくり助成」を活用し、近隣へ配布しています。
「つながりづくり助成」とは、生活クラブグループの生協やその連携団体が、地域の食堂・フードバンク・居場所など地域につながりをつくるための活動や事業を新規に立ち上げる際に、最大20万円を助成する制度です。
「つながりづくり助成」のページはこちら
第3土曜日には「みんなの居場所 つなぎ食堂」*2を開催。子ども向け企画が得意な若い世代のグループと協働することで活動の幅が広がり、親子で楽しめる場になっています。
*2 つなぎ食堂のチラシは生活クラブ共済連の「つながりづくり助成」を活用し、近隣へ配布しています。
「つながりづくり助成」とは、生活クラブグループの生協やその連携団体が、地域の食堂・フードバンク・居場所など地域につながりをつくるための活動や事業を新規に立ち上げる際に、最大20万円を助成する制度です。
「つながりづくり助成」のページはこちら

みんなの居場所 つなぎ食堂
もっともっと広がる
このほか、ミニデイほーぷカフェ、ケアラーズカフェ、レンタルキッチンによるワンデイシェフのランチ、書道教室、ウクレレ、シニアピラティス、栄養相談など、多様なプログラムが組まれています。
この日は3人で俳句を楽しんでいました。
作った俳句を持ち寄って会話を楽しんでいるそうです。
この日は3人で俳句を楽しんでいました。
作った俳句を持ち寄って会話を楽しんでいるそうです。


「ほーぷカフェ」は、人と人とがゆるやかにつながり、安心して過ごせる地域の拠点として、温かな時間と出会いを育んでいます。