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生協の食材宅配【生活クラブ】
国産、無添加、減農薬、
こだわりの安心食材を宅配します。
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2030行動宣言 2020年度実績報告レポート 01
食料主権の考え方を基軸とした、国内生産の追求と、公正な調達を行ないます。

2030行動宣言レポート01 食料主権の考え方を基軸とした、国内生産の追求と、公正な調達を行ないます。
 
命の産業である第一次産業において、種に至るまでの国内自給を追求し、生産情報の開示をすすめます。また、国内外を問わず、生産に従事する人々の人権に配慮し、合意に基づく調達を行ないます。
 
    

持続可能な地域づくりをともに進める

生産者とともに国内自給力アップをめざす
家庭で消費する基本の食材であり、さまざまな加工品の原料にもなる一次産品*1をつくり、食べ続けていけるように、提携生産者とともに国内自給力のアップをめざしています。「共同開発米*2」をつくる山形、長野、栃木、宮城の4つの主産地中心に各産地と地域まるごとのつながりを持ち、地域の活性化など食をこえたチャレンジもしています。

 
予約で支えるサステイナブルな生産と消費
生活クラブの注文方法の一つに、組合員が予約した消費材*3を定期的に届けられる「よやくらぶ」があります。毎週の注文をサポートする便利なしくみです。米、牛乳、鶏卵、青果物の予約ができる「ビジョンフード*4よやくらぶ」は、予約することで組合員の継続的な利用が見込め、生産者が生産計画を立てやすくなることから、持続的な生産と消費を支える力になっています。
ビジョンフードよやくらぶの予約率


※予約できる消費材は地域によって異なります。青果物の予約は2020年度から、7地域でスタートしました。
 

お米・鶏卵・牛乳・青果物を予約している組合員の人数
 
[内訳]2020年度/米:55,254人、鶏卵:108,609人、牛乳:94,744人、青果物10,194人 2030年度目標/米:90,0 00人、鶏卵:180,00 0人、牛乳:180,000人、青果物60,000人
互いを理解する機会をつくり提携関係を深める
組合員と提携生産者が互いの声を聞き、現場を知ることを目的に、オンラインも活用しながらさまざまな交流の機会をつくっています。組合員が産地を訪れ消費材の生産について学ぶ「生産者交流会」をはじめ、生産者を各地の生活クラブに迎える「消費地交流会」や「学習会」も開催。加工用トマトの定植や収穫にも組合員が参加しています。

生産者との交流会や産地見学会などの参加人数
 
※新型コロナウイルス感染拡大の影響から、2020年度に開催が予定されていた交流会や産地見学会のほとんどが延期となりました。2019年度は185,415人の参加実績があります。
毎年開催している、各地の組合員が山形県庄内地方を訪れる一大交流会。数日間をかけて米や青果、加工品などの生産者と交流します
生産者が組合員のもとを訪れ、学習会や料理講習会などを開催。消費者の声を直に聞き、消費材にいかす機会になっています
トマトジュースの原料に使用される、加工用トマトの定植と収穫に組合員も参加。収穫期を迎える毎年8月に行なわれています
消費材の産地に組合員が出向き、消費材がつくられる様子を見て学びます。食べ物だけでなく、電力の産地でも開催しています
消費材についての理解や知識を深め、生活クラブのさまざまな取り組みを知る学習会を、各地の生活クラブで定期的に開いています
海外の生産者とのつながり
国内で生産が困難な食品は、海外から輸入しています。海外産品であっても、消費材としての基準は国産のものと同じです。海を越えて顔の見える関係を築き、組合員と生産者が互いに豊かになる提携をめざしています。
「ファーマーズシュリンプ」の生産者を組合員が訪問しました
 
畜産物の飼料となるNom-GMトウモロコシの視察に、組合員が訪れました
 
5つの地域でつくられている「バランゴンバナナ」が、約30年にわたり組合員に届けられています
*1 一次産品
青果物やお米、牛乳、鶏卵、肉類など、自然からとったままの状態で、加工されていないもののことをいいます。
*2 共同開発米
生活クラブのお米は、組合員と生産者が品種や農法を話し合い「共同開発」しています。組合員が食べたい、生産者がつくりたいお米のサステイナブルな生産が目標です。

*3 消費材
生活クラブでは、取り扱う食品や生活用品を利潤追求が目的の「商品」ではなく、使う人の立場にたった材であるという思いを込めて「消費材」と呼んでいます。

*4 ビジョンフード
毎日の基本の食である牛乳、鶏卵、米、肉類などの一次産品を手に入れ続けるには、生産から流通・消費にいたるまで「ビジョン(展望)」を持つことが必要です。生活クラブではこれらの品目を「ビジョンフード」と呼び、共同購入を通じて生産者との提携関係を強め、未来の食の安心の実現をめざしています。

国内自給と消費材の種からの生産・出荷・廃棄までを追求

国内で自給できる種の維持と開発
鶏肉・鶏卵の「国産鶏種」の生産と拡大に取り組み、輸入に頼らない種の自給にチャレンジしています。国内で食べられている鶏や卵を産む鶏のほとんどは、三世代前にさかのぼると外国からひなを輸入して育てたもの。国内で種の自給が可能になると、日本の気候風土にあった形質や国内の嗜好にあったものに育種改良しやすくなります。



国内で育種し、改良した「国産鶏種」の飼育数



畜産にあたえる飼料も国産に
国内で飼育されている豚や鶏、牛などにあたえる飼料の7割以上は、輸入に頼っているのが現状です。生活クラブでは飼料から国産をめざし、飼料用米をあたえるチャレンジや飼料用作物の栽培にも取り組んでいます。
生産から消費に至るまでの全情報を開示
取り扱っている農産物や畜産物について、「いつ・誰が・どこで・どのようにつくって運んだか」を確認できるように、すべての情報を組合員に開示しています。また、水産物を使った消費材の一部に、「MSC認証*5」の輸入原料を使用。認証のついた水産物を使うことで、水産資源と環境の両方を守っています。
農産物や畜産物の生産計画・生産履歴の開示


 
MSC認証の原料を使用した消費材の注文数量
*5 MSC認証
天然の水産物を対象とし、海洋管理協議会(Marine Stewardship Council)が管理している、水産資源と環境に配慮し、適切に管理された漁業で獲られた水産物の証。認証のついた水産物の使用が、海と魚を守ることにつながります。
★『第一次生活クラブ2030行動宣言 2020年度実績報告レポート』より転載/2022年2月

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