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生協の食材宅配【生活クラブ】
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2030行動宣言 2020年度実績報告レポート 06
貧困と孤立を見過ごさず、自立に向けて寄り添い、支え合い、多様な居場所と働き方をつくります。

2030行動宣言レポート06 貧困と孤立を見過ごさず、自立に向けて寄り添い、支え合い、多様な居場所と働き方をつくります。
 
現代社会が生み出す貧困に目を向け、広がる格差と社会的弱者を孤立させる社会構造の変革をめざして、緊密なセーフティーネットを構築します。地域の連携を強化し、誰もが役割のある、お互いがたすけあえる社会をめざします。
 
    
 

誰も取り残すことなく、たすけあえるしくみをつくる

■社会的に不利な状況にある方へのサービスとケア

社会的に不利な状況にある人々が、衣食住に関するサービスやケアを身近に利用できるしくみをつくっています。その一環として、最低限度の生活の維持が難しい方などに対して、相談事業を行なっています。

 

「認定NPO法人コミュニティケア街ねっと」(千葉県)での家計相談の様子
■食の再配分と食育の推進

消費材をつくる生産者が集まる「生活クラブ親生会」と連携し、生活クラブフードバンクの取組みを推進しています。食品の提供先はこども食堂、居場所運営団体など、さまざまに広がっています。
 

組合員がボランティアで、食材の仕分け作業に取り組んでいます(フードバンク神奈川)
■誰もが役割のある場づくり

教育や進学に影響を及ぼす貧困の連鎖を断ち切るため、地域での学習支援や職業訓練のしくみを広げています。また、社会的養護の下で育つ子どもに対し一対一で継続的な支援をする、伴走型の支援をしています。
 

生活クラブ長野・辰野支部を中心に立ち上げたNPO法人「辰野自立支援の会あかり」の学習支援

 
■事業所数
 

地域数※事業所が立地する自治体数(市区町村)
組合員どうしのたすけあい「エッコロ制度」
 

生活クラブ独自のたすけあいの仕組みです。制度内容は各地の生活クラブによって異なりますが、組合員同士が「お互いさま」の気持ちでたすけあうという趣旨は同じです。現在、14都道府県の生活クラブで実施されています。

★『第一次生活クラブ2030行動宣言 2020年度実績報告レポート』より転載/2022年2月

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