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生協の食材宅配【生活クラブ】
国産、無添加、減農薬、
こだわりの安心食材を宅配します。
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消費材の安全を支えるしくみ 生活クラブの検査活動

生活クラブの食品検査活動を紹介します
 
毎日の暮らしに役立つようつくられた、生活クラブの消費材。おいしさや利便性に加え、安全を重視しています。生活クラブは自前の検査室を持ち、消費材の検査を実施。各種検査により、科学的な視点で消費材の安全を確認する活動を紹介します。

消費材の安全・安心を守る生活クラブの品質管理

生活クラブは、消費材の企画段階から組合員の利用後にいたるまで、おおぜいの目で品質を確かめています。なかでも、検査室で実施している「検査」の工程は、目で見るだけでは判断しにくい消費材の品質を数値化して検証することで、「安全」を確認する役目を担っています。

生活クラブには2つの検査室があります

生活クラブ埼玉・大宮センター2階に、生活クラブ連合会検査室があります。
戸田デリバリーセンターに併設した放射能検査室では、青果物の検査を専門に行なっています。

生活クラブ連合会検査室
【検査内容】微生物検査/放射能検査/理化学検査(残留農薬・動物用医薬品・食品添加物・アレルゲン)

戸田DC検査室
【検査内容】放射能検査(青果のみ)
微生物検査室

目に見えない「安全」をデータ化して検証しています

 

<理化学検査>

 

【残留農薬検査】野菜から鶏・豚・牛の飼料まで幅広く検査しています

 対象品目  牛乳・青果物・加工食品・加工食品の原料・飼料・はちみつ・米
国が毒物と指定する農薬
国が水質汚濁性農薬と指定するもの
発がん性、および発がん性の疑いがある農薬
ダイオキシン含有の報告がある農薬
環境ホルモン※の疑いがある農薬

※環境中に放出された化学物質で、体内に入ってホルモン系の内分泌をかく乱する物質。ごく微量でも影響を及ぼす恐れがあり、「外因性内分泌かく乱物質」とも言われます。
生活クラブの青果物には、化学合成農薬や化学肥料をできるだけ使いません。残留農薬の自主基準は国の基準の1/10以下を目標とし、毒性の強い農薬を削減指定農薬として優先的に削減しています。野菜や果物を使った加工食品やその原料、鶏・豚・牛の飼料、はちみつも検査。除草剤グリホサート・グルホシネートは個別に検査し、重点的に確認しています。
検査する野菜は、特殊な粉砕機で細かくします
抽出液を検出器にかけ検査します

【動物用医薬品検査】飼育中に使う医薬品をチェックします

 対象品目  牛乳・鶏卵・肉(鶏・豚・牛)・魚介類(養殖)・はちみつ
畜産物や養殖の魚介類に、医薬品の残留がないか検査しています。生活クラブでは、根拠が不明な投薬を禁止し、薬機法で定められた2倍の「休養期間」を確保することを推奨しています。

※畜産物に医薬品が残留しないよう、薬機法で「休養期間」が定められています。
検体から医薬品を抽出し、ろ過します

【食品添加物検査】添加物使用の有無を確認しています

 対象品目  加工食品

日本で使用が認められている、約800種類の食品添加物※のうち、生活クラブでは9 3 物質のみ許容しています(2022年3月現在)。生活クラブで許容していない添加物のなかで、特に毒性が懸念され、一般的に使用例が多いものを中心に検査しています。
※天然香料・一般飲食物を除く

食品添加物の削減
 

【アレルゲン検査】アレルゲン検査を実施しています

 対象品目  加工食品

代表的な原材料8物質としてカタログに表示されている「卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに、大豆」が誤って含まれていないか確認しています。
(2023年度からは「くるみ」も検査します)
簡易検査キットもあります
発色剤(亜硝酸塩)、牛乳のレンネット凝固検査、米の酸化判定など、簡易検査キットを提供しています。組合員活動にご利用ください。
■2022年度の検査実績

<微生物検査>


消費材の衛生状態を確認します

 対象品目  魚介類・肉(鶏・豚・牛)・加工食品・ペットフード

食品の微生物基準は、食品衛生法など国で定められていますが、すべての品目に設定されているわけではありません。生活クラブでは、それらの品目にも自主基準を設定し独自の検査項目を追加して、消費材の衛生状態を確認しています。
消費材から一定量採取し、無菌の袋に入れます
培養して増殖した菌のコロニー(かたまり)を数えます


デポーは東京・神奈川・埼玉・千葉に合計44店舗ある、生活クラブのお店です。デポーで扱っている手づくりの惣菜なども微生物検査を行なっています。
調理に使うまな板などの衛生状態をチェックします
 
デポー(店舗)の責任者にヒアリングし、課題を共有します
 

惣菜や鮮魚、豆腐などの日配品を検査し、結果をデポーと共有
検査の自動化をすすめています
微生物検査では、一般生菌数検査に用いられる機器として、スパイラルプレーター(自動菌液塗抹装置)と自動コロニーカウンターを導入しています。検査の効率化とプラスチック削減につながっています。
スパイラルプレーター
シャーレ内の寒天培地の上に、希釈したサンプル液を自動的に塗抹する装置です。プラスチックシャーレの量が少なく済み、作業時間も短縮されます。
自動コロニーカウンター
画像処理で素早く菌数を測定する装置です。目視でコロニーを1つずつ数える必要がなく、画像データが残るため、結果の検証もしやすいです。
■2022年度の検査実績
※検査項目数…生活クラブ微生物自主基準に基づいて食品を分類し、分類に定められた検査項目を検査しています。生活クラブ検査室が扱っている検査項目は、一般生菌数、大腸菌群、E.coli、細菌試験、クロストリジウム属菌、真菌数、乳酸菌数、サルモネラ属菌、黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、大腸菌O157、大腸菌O26です。

よりよい消費材づくりに役立つ検査活動

生活クラブの検査活動の役割は、自主基準がきちんと守られているか確認することです。放射能の基準値を超えた消費材は供給しません。問題があった時には、生産者に報告します。生産者が調査した原因と改善策を、各地域の組合員代表が集まる会議で確認しています。検査室は各種検査を実施することにより、科学的な視点から消費材の安全性を数値化して検証し、確認する役割を担っています。
 組合員より 

私たち組合員も検査結果を確認しています
生活クラブが検査室を持ち、自主基準に沿って検査を行なっていることは、私たちの安心につながる大切な取組みです。各検査の結果に加えて問題があった時にも報告されるので、生産者の課題を知ることもできます。組合員と生産者が協力し、よりよい消費材づくりを続けていきましょう。

生活クラブ神奈川 萩原 つなよ さん

動画では、実際に検査を行なっている様子なども見ることができます。ぜひご覧ください!(2022年10月制作)
消費材についてもっと知りたい方はeくらぶをチェック!
生活クラブの注文サイト「eくらぶ 」(消費材Q&A)では、生活クラブの消費材について、組合員の皆さんからのよくある質問をまとめています。気になることがある時に活用してください。

*生活クラブの注文サイト「eくらぶ 」が開きます
自主基準に沿ってつくられた消費材の管理・点検をすすめ持続可能な生産につなげます
SDGsの理念に通じ、かつ留まらない生活クラブの活動方針「生活クラブ2030行動宣言」のなかで、独自の基準による管理と点検を挙げています。自主基準に沿ってつくられた消費材の安全性を確認し、組合員に情報を開示。よりよい消費材の持続可能な生産と消費をめざしています。

★『生活クラブOPINION 』 2023年6月4回(26週) 掲載記事を転載しました。
【2023年6月更新】

 

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