国産りんごの風味と控えめな甘さがうれしい生活クラブの「りんごジャム」。
国産原料を使い続ける理由やおいしさのひみつを紹介します。

フレッシュなりんごの風味と果肉感が楽しめる
１びんに果肉と果汁をあわせて※約１個分のりんごが入った、生活クラブのりんごジャム。甘さと酸味のバランスがよい山形県産の「つがる」種と「ふじ」種に、国産りんごの濃縮果汁と国産のグラニュー糖などを加え、プレザーブスタイルに仕上げています。
プレザーブスタイルとは、果肉の形が残ったジャムのこと。りんごジャムは、水煮にしたりんごを縦横16ミリ、厚さ５ミリにカットしてからジャムにしています。これは果肉に糖が浸透しやすく、口に入れたときにりんごの風味と食感が広がる絶妙な厚みと大きさです。また、組合員の「甘さを控えめにしたい」という要望に応えて、糖度はジャムの下限である40度に。
やわらかな口当たりのジャムは、ヨーグルトにのせてそのまま食べるのはもちろん、洋風の煮物やソテー、ドレッシングなど料理に使うのもおすすめです。
※りんご１個を270〜300gとして計算
 

おいしく食べて生産農家を応援
生産者は、生活クラブとの提携開始から50年近くになる日本果実工業です。安価な外国産果実を原料にしたジャム類が多いなかで、国産品を使うことに重きを置いています。これは「青果としての選果から外れたものも、余さず活用したい」、「加工品にすることで、農家の手助けをしたい」という考え方によるものです。近年は生産農家の高齢化や後継者不足に加え、気候危機などの問題もあり、日本の農業は厳しい状況に置かれています。貴重な国産果実を余すことなく利用して、少しでも生産農家へ還元していきたいという、提携生産者の願いが「りんごジャム」には込められています。

りんごジャムのおすすめ活用術

●生姜焼きや煮物に
素精糖やみりんの代わりにりんごジャムを足せば、まろやかな甘みと照りで一層おいしく仕上がります。
生姜焼きに
●手作りドレッシングに
りんごジャム＋酢（純米酢、ゆず酢、レモン果汁など）＋真塩＋オリーブオイルを好みの分量で混ぜるだけ。
●肉や魚のソースに
肉や魚をソテーしたフライパンに残った汁に、りんごジャム＋バター＋白ワインを加えて軽く煮詰めて。
●お菓子づくりに
パイシートに包んでオーブンで焼けば、アップルパイに。りんごを煮る手間も省けて簡単です。

生姜焼きに

食べ終わったら、リユースを
生活クラブでは調味料やジャム、ジュースなどの容器に「Rびん」と呼ばれるリユースびんを使っています。繰り返し使うことで、地球にやさしい「ごみを出さない暮らし」をめざしています。使い終わったらぜひ回収にご協力ください。
 

 

★生活クラブ食べるカタログ 2023年2月2回（06週）より転載しました。
 

【2023年1月27日更新】

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