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素材を大切にしたスタイリングで食を楽しむ 川上ミホさん ②


生活クラブの消費材をじょうずに使いこなし、家族も自分も心豊かにすてきな日々を過ごす。そんな毎日を実践されている生活クラブの組合員にお話をうかがい、消費材を暮らしの中で活かすコツやアイディアも紹介する連載です。

今回ご登場いただく生活クラブ組合員は川上ミホさん。国内外のレストランでの経験を経て独立し、現在はフードディレクターやフードスタイリストとして活動するほか、プライベートレストランを主宰するなど、食のスペシャリストとして活躍。3歳の娘・ひのきちゃんのお母さんでもあります。

フードスタイリストとして感じる生活クラブの野菜や果物の魅力

―――川上さんはフードスタイリストとしても活躍されています。

雑誌記事や広告などのために、食材を選んで調達し、食器も含めてコーディネートしたり、調理まで担当することもあります。食材や料理をおいしそうに見せる仕事ですが、私は、実際においしく食べるためのスタイリングをしたいなと思っています。スタイリングの仕事で生活クラブの食材や調味料などを使うことも多いですよ。

―――フードスタイリストとして感じる、生活クラブの消費材の魅力はどんなところですか?

生活クラブの消費材の中でも、特に野菜や果物をスタイリングによく使います。というのも、生活クラブの野菜や果物は形が整いすぎていないからいいんです。ひとつの袋に大きいのや小さいのが入っていて、ひとつひとつ表情が違います。食材本来の魅力が伝わるので、スタイリングにも映えますね。

スタイリングの基本は「食べる人が喜んでくれること」

―――仕事でのフードスタイリングと、家庭での食事の盛りつけは、やはり違いますか?

私の場合は、仕事でのスタイリングも、家庭料理の延長線上。その意味では、どちらもそんなに変わりません。基本にあるのは、「食べる人が喜んでくれること」。仕事でも家庭でも、その料理を食べる人が喜んでくれることを考えてスタイリングするというスタンスは変わらないんです。

例えば「キャラ弁」。私も昔はどちらかというとキャラ弁反対派で、子どもに媚びを売るなんて、と思っていたところもありました。でも実際に娘が生まれてお弁当を作る機会が増えてくると、子どもが喜んで食べてくれるなら、キャラ弁もいいなと感じるようになったんです。

―――娘さんのお弁当ではどんな工夫をされていますか。

ポークウインナーに切り込みを入れて…

娘のお弁当によく入れるのが「ウインナーの宇宙人」。ウインナーを半分に切って、足と手になる部分に切れ目を入れて、目と口も切れ目を入れます。小さいものを切るのには、包丁よりもペティナイフのほうがおすすめ。ゆでると、足の部分が開いて宇宙人っぽくなります。このウインナーがお弁当にぎっしり入ってたりすると、娘がすごく喜んでくれますね。ウインナーはあらびきだとゆでたときにボコボコして怖い宇宙人になってしまうので(笑)、宇宙人を作るならポークウインナーがおすすめです。以前あらびきで作って、娘に怖がられてしまったことがありました(笑)。

 ウインナーの宇宙人

料理を負担に感じるときは手作りにこだわらなくてもいい

―――ちょっとした手間でお弁当が楽しくなるのはいいですね。

全部を頑張ったキャラ弁じゃなくても、ちょっとこんなウインナーが入っているだけで楽しくなるならいいですよね。「おいしかった」と言ってお弁当箱を空っぽにして帰ってきてくれると嬉しいですし。ちょうどひのきが物の数え方に興味がある時期で「宇宙人って3人?3匹?」と聞いてくるなど、お弁当をきっかけに会話が広がる楽しさもありました。

とはいえ、私は元々料理好きなのでお弁当作りも楽しんでできますが、あまり好きじゃない、負担に感じる、という人がいても当たり前だと思うんです。でも、さすがにコンビニ弁当ばかりというわけにもいかないし…というときに、既製品でもちゃんとしたものがあるよ、というのが生活クラブだと思ってます。手作りじゃなくても、生活クラブのおかずを上手に使うなどして、その人にあったやり方で楽しく料理できるといいですよね。

普段の食卓でも活かせるスタイリングの工夫

―――イチから手作りでなくてもいいんですね。

既製品を組み合わせることで、時間をかけずにちょっと目先の変わったメニューにもできます。例えば生活クラブの「餃子」。焼くだけでメインおかずができるので便利ですが、生活クラブの別の消費材と合わせるだけで「あんかけ揚げ餃子」が簡単にできるんですよ。
 
あんかけ揚げ餃子

使うのは生活クラブの「餃子」と「紅白なます」。なますは、汁ごと鍋で加熱して片栗粉で少しとろみをつけるだけで、おいしいあんになります。餃子は焼かずに揚げて、そこにあんをかければ、あんかけ揚げ餃子のできあがり。食材を切ったりする手間もなく簡単に、いつもと違った見た目の餃子メニューが作れます。
 
材料は冷凍食品の「餃子」と「紅白なます」

―――消費材を変身させる素敵なアイデアですね。家庭で応用できるスタイリングのコツ、他にも何かありますか?

例えば、食材の切り方や盛り方ひとつでもパッと華やかにできますよ。例えばデザートのメロン。くし形のままだと子どもには食べづらいので、皮と身のあいだに包丁を入れて切り離し、さらに小さく切りますが、そのときに一片一片を少しずつずらして盛るだけで、見た目がとっても可愛いくなります。子どももフォークで刺しやすく、一石二鳥の工夫ですね。
 
メロンの一片を少しずつずらすと、見た目もかわいく

その他にも、ミニトマトは縦ではなく横に切ったほうが、切り口がかわいく見えます。こんなちょっとした工夫だけでも、食べる人が楽しくなったり、料理がおいしそうに見えたりします。
 

ミニトマトを横に切る


―――食べる人はもちろん、作る側も楽しい気持ちになりそうです。

料理のスタイリングって、「来てくれてありがとう」とか「大切に思ってるよ」とか、作った人の気持も伝えられると思うんです。冷凍のものを使っていたとしても、それを「その人のために作っている」という思いが大切なんだと思います。そんな思いがあると、食べる人も作る人も楽しくなれそうですよね。


*川上さんのお話は次回に続きます。どうぞお楽しみに。


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◆川上ミホさん プロフィール◆
国内外のレストランでの経験を経て独立。食のスペシャリストとして書籍・雑誌、TVなどで活躍。夫と娘のひのきちゃん(3歳)と都内で暮らす。

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構成:輪島直美/撮影:高井潤/取材:2019年7月

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