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素材を大切にしたスタイリングで食を楽しむ 川上ミホさん ③


生活クラブの消費材をじょうずに使いこなし、家族も自分も心豊かにすてきな日々を過ごす。そんな毎日を実践されている生活クラブの組合員にお話をうかがい、消費材を暮らしの中で活かすコツやアイディアも紹介する連載です。

今回ご登場いただく生活クラブ組合員は川上ミホさん。国内外のレストランでの経験を経て独立し、現在はフードディレクターやフードスタイリストとして活動するほか、プライベートレストランを主宰するなど、食のスペシャリストとして活躍。3歳の娘・ひのきちゃんのお母さんでもあります。

いい素材をシンプルに調理する

―――川上さんのおうちの普段の食生活について教えてください。

私が食関連の仕事をしているので、「凝った料理を作っているのでは?」と思われることが多いんですが、わが家の食事はとてもシンプル。夫が「うちの奥さんの料理はストイック」と言うぐらい簡素です(笑)。食材はなるべくよいものを選んで、それをシンプルに調理する。切って炒めるとか、焼いて何かかけるとか、そんな感じです。いい素材はそれだけでおいしいので、調理はシンプルでOK。「毎日違うもの作らなきゃ」と頑張りすぎなくていいと思っています。

―――定番メニューはどんなものがありますか?

毎朝必ず飲むのが、野菜ジュース。野菜は毎日摂りたいんですが、子どもが小さいとやっぱり食べたがらない時期というのもあって。そこで無理に食べなさいと言うより、野菜ジュースにしたり、刻んでカレーに入れたり、そういう工夫をしています。ジュースのレシピは、りんごと小松菜を必ず入れるのが基本というぐらい。あとはその時ある野菜や果物を中心に、セロリ、パプリカ、アボカド、何もないときはバナナなどを入れます。今日のジュースは、りんご皮付きのまま1/2個、小松菜1/4わ、メロン1/8個、あと水を適量、で作りました。数種類の野菜や果物が摂れるので、朝この野菜ジュースだけでも飲んでおくと安心です。
 
りんごと小松菜がベースの「野菜ジュース」

ピクルスや漬け物は手土産やお弁当にも重宝

―――野菜を無理なく摂る工夫ですね。

野菜は、よくピクルスにもします。私はビンに入れて作るものが大好きで、ジャムもたくさん作りますし、ピクルスも。忙しくて調理しきれなかった消費材などがあると、とりあえずビン詰めにして漬けておくぐらい、ビン詰めは好き。これはミニトマトを湯むきして漬けたピクルスです。こうしてビン詰めにしておくと、ちょっと友達の家にお邪魔するときにそのままお土産に持って行けたりして、とても便利ですよ。
 
ミニトマトのピクルス

それからピクルス以外にも、漬け物はいつも数種類漬けてあります。今日はその中から、らっきょう、小梅、きゅうりのぬか漬けを皿に盛ってみました。スタイリングの工夫のひとつとして、漬け物を大きめなお皿に盛ってみるのはおすすめ。3種類の漬け物があると別々の3つの小皿にちょこちょこと盛りつけがちですが、そうすると洗い物も増えてしまいますよね。大きめのお皿に盛って、小梅など汁気のあるものをひと回り小さなお皿に入れてのせたりすると、見た目もメリハリがついていい感じになります。
 
漬け物を大きめの皿に盛る

―――確かに、お皿の選び方・盛りつけ方だけで、新鮮な感じになりますね。

ピクルスや漬け物は、お弁当の一品としてちょっとすき間を埋めるのにも重宝しますよ。

「めんどうだから」作り置きはしない

―――他に、よく作っておく常備菜はありますか?
実は私、作り置きってあまりしないんです。漬け物やピクルスなど、作り置きをしておいたほうがおいしいものはするんですけれど、それ以外はほとんどしません。その理由は、「めんどくさいから」(笑)。人によると思うんですが、私はとにかく手早くご飯を作りたいタイプ。いつもお米を研ぐところから完成まで30分ぐらいで、その範囲でできるシンプルな食事作りをしています。まとめて作り置きをするところに時間をかけるよりも、食事の度にパパッとできたてを作るほうが、自分には合っていてラクなんですよね。

川上さん手作りの漬け物たち

―――なるほど。作り置き料理のブームもあったりしますが。

もちろん、時間のあるときにおかずをまとめて作り置きしておいたほうがラクという方もいて、そういう方はそれでよいと思います。私は食事の時間ごとにパッと作るほうがラクだし、シンプルな調理をおいしいと感じるので。人それぞれ、自分がラクな方法でやるのがいいですよね。料理は毎日のことなので。

おいしいものを楽しんで食べることで、消費材作りを応援したい

―――毎日の食生活で心がけていること、気をつけていることはありますか。

娘が生まれてからは、ご飯はなるべく家族揃って食べるようには心がけています。娘が生まれる前まで、夫は仕事からの帰宅が深夜になることもざら。でも今は、もっと帰りが早くなりました。そういう意味では、娘が生まれて夫が一番恩恵を受けているかも(笑)。食品添加物や農薬のことなども、今はむしろ夫のほうが気をつけるようになりました。

―――川上さんもご主人も食の安心や安全を大切にしていらっしゃるんですね。

私は実家の祖父母が農業を営んでいたので、農薬を減らしたり使わないで作物を作る大変さはよくわかります。だからこそ、農薬や食品添加物をなるべく減らして、または使わずに、消費材を作ろうと頑張っている生産者さんは応援したいですね。安心できる食環境やシステムを維持するのはとても大変なことだけれど、私たちが食べ続けることによって、そうやって頑張っている生産者さんと食環境が娘の世代まで残っていくなら、ぜひ残していきたいです。おいしくて安心できる食べものを選んで食べることが健康にもつながるし、それを生み出すシステムを残していくことにもつながる。いいことずくめですよね。

―――それは生活クラブの理念にも通じます。

組合員同士のゆるやかなつながりが、そういった生産者をきちんと支えるシステムになっているところが、生活クラブの魅力じゃないかと思っています。一人だと小さな力ですが、その一人ひとりが集まって支えることで、生産者も安心してよい消費材を作り続けることができるので。

何より、どんな食べものを選んだらいいかわからなかったら、難しいことを考えずに生活クラブにあるものを選べば、安心でおいしいものがさほど高くない価格で手に入るので、それが一番いいところですね。おいしいものを楽しく食べることでよい消費材作りが続いていく、そんなストイックすぎないバランスの良さが魅力。私のライフスタイルにも生活クラブは合っていると感じます。
 
 
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◆川上ミホさん プロフィール◆
国内外のレストランでの経験を経て独立。食のスペシャリストとして書籍・雑誌、TVなどで活躍。夫と娘のひのきちゃん(3歳)と都内で暮らす。

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構成:輪島直美/撮影:高井潤/取材:2019年7月

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